09年11月01日
第一幸福丸の救助の深い意味
佐賀県の鎮西町漁協所属の8人乗り漁船第1幸福丸が遭難した事故で、救出された乗組員3人の会見で、一番若い方が途中で船外に脱出しようとしたのを他の2人が止めたことが話されていました。
おそらく船外に出ていたら今この会見の場にはいないであろうとのこと。
正しい判断をした二人とそれに従った若い船員がすばらしいとの話になっていますが本当はもっと深い意味があると思います。
真っ暗な中で止めた二人。
どのような状況であったかは想像するしかありませんが、
もし1人が脱出していれば狭い空間が少しでも広く使え、いつ無くなるかもわからない酸素の消費量が減って自分達が助かる可能性が高まる。
もしも、脱出した人が救出されれば自分達が船内で生きていることが伝わって助かる可能性が高くなります。
残った2人にとって一人が脱出した方が自分達が生き残るメリットが高くなるのにも関わらず、若い船員が生き延びる可能性を高くする選択をしたのですから、大変なことです。
敬意を表します。
おそらく船外に出ていたら今この会見の場にはいないであろうとのこと。
正しい判断をした二人とそれに従った若い船員がすばらしいとの話になっていますが本当はもっと深い意味があると思います。
真っ暗な中で止めた二人。
どのような状況であったかは想像するしかありませんが、
もし1人が脱出していれば狭い空間が少しでも広く使え、いつ無くなるかもわからない酸素の消費量が減って自分達が助かる可能性が高まる。
もしも、脱出した人が救出されれば自分達が船内で生きていることが伝わって助かる可能性が高くなります。
残った2人にとって一人が脱出した方が自分達が生き残るメリットが高くなるのにも関わらず、若い船員が生き延びる可能性を高くする選択をしたのですから、大変なことです。
敬意を表します。
09年10月29日
何事にもタイミングがある
「半年前に先生に言われるとおりにしていればこんなことにはならなかったのに・・・」
先日の相談者の言葉です。
半年くらい前に相談にいらした際に家計改善をするように強く勧めました。早くしないと取り返しがつかないことになると思ったからです。
しかし、その方はまだ切羽詰っていないと思ったのか、家族の了解が得られなかったのか何もしませんでした。
そうして、事態を放置したことによって大変なことになりかけています。
家族の住むところが無くなってしまうかもしれない状態です。
なんとか住むところは確保できても幼い子どもは深く傷つくこともありえます。
本当に残念です。改善のチャンスはあったのに・・・。
しかし、このようなケースは珍しくはありません。どんなに強く提案しても家族の反対にあって(FPの西村なんか信用できないというのか。)、提案を実行に移せない。
また、アドバイスどおりにしないで、間違った方法をとって大変なことになる。
また、アドバイスする際に大事なことを隠したままで相談している。
そうなると、せっかくのチャンスを無駄にしてしまいます。
まだまだFPが正しく認知されて信頼されるまで道は遠いのかもしれません。
先日の相談者の言葉です。
半年くらい前に相談にいらした際に家計改善をするように強く勧めました。早くしないと取り返しがつかないことになると思ったからです。
しかし、その方はまだ切羽詰っていないと思ったのか、家族の了解が得られなかったのか何もしませんでした。
そうして、事態を放置したことによって大変なことになりかけています。
家族の住むところが無くなってしまうかもしれない状態です。
なんとか住むところは確保できても幼い子どもは深く傷つくこともありえます。
本当に残念です。改善のチャンスはあったのに・・・。
しかし、このようなケースは珍しくはありません。どんなに強く提案しても家族の反対にあって(FPの西村なんか信用できないというのか。)、提案を実行に移せない。
また、アドバイスどおりにしないで、間違った方法をとって大変なことになる。
また、アドバイスする際に大事なことを隠したままで相談している。
そうなると、せっかくのチャンスを無駄にしてしまいます。
まだまだFPが正しく認知されて信頼されるまで道は遠いのかもしれません。
09年10月28日
金融機関はブラックボックス
先日失敗というか自分の無力さを感じました。
ある方の住宅ローンなのですが、様々な事情でちょっと普通のやり方では難しかったので、色々と工夫をしてなんとか事前審査をクリアしました。
それで、土地の契約・建物の請負契約を結び本申し込みをしました。
普通の住宅ローンであれば、事前審査をクリアすれば本審査もクリアするのですが、ちょっと難しいケースなので本審査で落ちる可能性や、追加条件があるのではないかと不安でした。
建物の確認申請の許可もおりて必要資料はすべてそろい銀行からのOKの返事待ちだったのですが、なかなか返事がきませんでした。2日に一度くらい私から金融機関に電話をして「大丈夫ですか?何か問題ありませんか?」と確認をしていました。
金融機関の担当者は
「大丈夫ですよ。」
と言っていましたのでそれ以上は追求しようがありません。
まだ最終のOKは出なかったのですが、金融機関の担当者は金銭消費貸借契約の日程を決めて相談者に準備してもらっていました。
金銭消費貸借契約の日の前日にも金融機関に確認したところ
「明日の午前中にはOKもらえますから大丈夫ですよ」
とのこと。
私もどうしようもないので後はまかせるしかありませんでした。
しかし、その日の夕方になって金融機関の担当者から電話が
「今日になって追加条件が出たので、本日金銭消費貸借契約ができず延期することにしました。」
とのこと。
私はびっくりして、その追加条件について聞きました。
しかし、その追加条件はたいしたことではなく私(総合的なFP)であれば簡単に対処できる内容でした。
銀行の担当者は、専門分野以外は疎いですから、対処法を知らなかったのです。
どうして、私に報告せずに相談者に延期ということで話を進めてしまったのか・・。私に最初に金融機関の担当者が連絡してくれれば対処方法を教えてあげられたのに・・・。そうすれば予定通り契約できたのに・・・。
結局、契約日が伸びたために、土地の売買契約書に記載してあった代金決済期日までに住宅ローンが借りられない事態になりました。
幸い、土地探しや業者との交渉についても私が関与していたので代金決済期日を延ばしてもらうことができました。
建物を建てる業者についても同じです。着工日がずれると職人さんの手配や重機の手配もずれます。
一つ間違えれば違約金が発生するようなことも考えられます。
一応被害は小さくすみましたが、どんなに私が非常事態予測を感じても金融機関が動かなければどうにもならないことを感じる出来事でした。
ある方の住宅ローンなのですが、様々な事情でちょっと普通のやり方では難しかったので、色々と工夫をしてなんとか事前審査をクリアしました。
それで、土地の契約・建物の請負契約を結び本申し込みをしました。
普通の住宅ローンであれば、事前審査をクリアすれば本審査もクリアするのですが、ちょっと難しいケースなので本審査で落ちる可能性や、追加条件があるのではないかと不安でした。
建物の確認申請の許可もおりて必要資料はすべてそろい銀行からのOKの返事待ちだったのですが、なかなか返事がきませんでした。2日に一度くらい私から金融機関に電話をして「大丈夫ですか?何か問題ありませんか?」と確認をしていました。
金融機関の担当者は
「大丈夫ですよ。」
と言っていましたのでそれ以上は追求しようがありません。
まだ最終のOKは出なかったのですが、金融機関の担当者は金銭消費貸借契約の日程を決めて相談者に準備してもらっていました。
金銭消費貸借契約の日の前日にも金融機関に確認したところ
「明日の午前中にはOKもらえますから大丈夫ですよ」
とのこと。
私もどうしようもないので後はまかせるしかありませんでした。
しかし、その日の夕方になって金融機関の担当者から電話が
「今日になって追加条件が出たので、本日金銭消費貸借契約ができず延期することにしました。」
とのこと。
私はびっくりして、その追加条件について聞きました。
しかし、その追加条件はたいしたことではなく私(総合的なFP)であれば簡単に対処できる内容でした。
銀行の担当者は、専門分野以外は疎いですから、対処法を知らなかったのです。
どうして、私に報告せずに相談者に延期ということで話を進めてしまったのか・・。私に最初に金融機関の担当者が連絡してくれれば対処方法を教えてあげられたのに・・・。そうすれば予定通り契約できたのに・・・。
結局、契約日が伸びたために、土地の売買契約書に記載してあった代金決済期日までに住宅ローンが借りられない事態になりました。
幸い、土地探しや業者との交渉についても私が関与していたので代金決済期日を延ばしてもらうことができました。
建物を建てる業者についても同じです。着工日がずれると職人さんの手配や重機の手配もずれます。
一つ間違えれば違約金が発生するようなことも考えられます。
一応被害は小さくすみましたが、どんなに私が非常事態予測を感じても金融機関が動かなければどうにもならないことを感じる出来事でした。
09年10月12日
本当に目からウロコ
私が対応する相談やセミナーでは、本当にご相談者・参加者から
「目からウロコのお話でした。」
との感想が寄せられます。(家族からは「いまどき目からウロコなんていう人いるの?捏造じゃないの?」と疑われますが。)
マイホーム購入を考えている方は、それまで何度も業者さんの話を聞いたり、インターネットで情報を得たりしている人たちです。
そんな方が私のところに相談にきたり、セミナーを受講すると
「そんな話今まで聞いたこともありませんでした。でも良く考えれば当たり前のことですよね。」
と。
私としては、このくらいのことは業者は説明なりアドバイスをして当然と思うのですが、まだまだ消費者にとって有益なことをうまく伝える力が無い。販売するために不利なことを伝えていないのだと思います。
一年前のリーマンショック以降少なくなっていた住宅販売のチラシが最近また増えてきたようです。
でも、まだまだチラシには本当に必要な情報は載っていません。(売り手が作成するので当たり前ですが。)
本当に大切な情報は自分の足で歩いて手に入れてください。
「目からウロコのお話でした。」
との感想が寄せられます。(家族からは「いまどき目からウロコなんていう人いるの?捏造じゃないの?」と疑われますが。)
マイホーム購入を考えている方は、それまで何度も業者さんの話を聞いたり、インターネットで情報を得たりしている人たちです。
そんな方が私のところに相談にきたり、セミナーを受講すると
「そんな話今まで聞いたこともありませんでした。でも良く考えれば当たり前のことですよね。」
と。
私としては、このくらいのことは業者は説明なりアドバイスをして当然と思うのですが、まだまだ消費者にとって有益なことをうまく伝える力が無い。販売するために不利なことを伝えていないのだと思います。
一年前のリーマンショック以降少なくなっていた住宅販売のチラシが最近また増えてきたようです。
でも、まだまだチラシには本当に必要な情報は載っていません。(売り手が作成するので当たり前ですが。)
本当に大切な情報は自分の足で歩いて手に入れてください。
09年09月29日
マイホームに定価はない
最近ゲーム機などの定価値下げがよくニュースとして出てきます。
不況からか、デフレなのか。
数万円のゲーム機が安くなっても数千円の差ですが、マイホームは数十万円・数百万円の差になります。
安かろう悪かろうでは困りますが、きちんとしたものがお手ごろ価格で手に入るに越したことはありません。
特に東北地方の人は価格交渉が苦手なように思います。
きちんとマイホームをお得に購入するにはきちんとした手順(安易に売り手業者に問い合わせない)をとっていただきたいと思います。
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不況からか、デフレなのか。
数万円のゲーム機が安くなっても数千円の差ですが、マイホームは数十万円・数百万円の差になります。
安かろう悪かろうでは困りますが、きちんとしたものがお手ごろ価格で手に入るに越したことはありません。
特に東北地方の人は価格交渉が苦手なように思います。
きちんとマイホームをお得に購入するにはきちんとした手順(安易に売り手業者に問い合わせない)をとっていただきたいと思います。