中古のマンションや戸建のチラシに

「リフォーム済み!すぐ入居できます!」という文句がありますが、これも注意が必要です。

リフォーム済みということは、壁などに亀裂などの欠陥、水漏れ・雨漏りの染みなどがあっても見た目にはわからなくなっている可能性があります。

表面がきれいだと買いたくなる気持ちもわかりますが、注意が必要です。

よく「買った後欠陥が見つかっても直してくれるのでは?」と思っている方がいますが、それは新築の場合です。

中古の場合は売主が一個人であるため、契約書に「現状のまま引渡し、瑕疵担保責任は負わない」とうたっている場合が多いのです。

つまり、買った後に欠陥を見つけても買い主以外に責任をとってくれないのです。
※仲介した不動産屋に重要事項説明義務違反といえなくもないですが、訴訟にするなどで大変です。

中古の物件を買うときはできれば、前の人が住んだ時のままで、買う方が安く・安全なものが買えます。

買った後でリフォームしたほうが中間業者の利益が無いので結果的にお得です。

ただ、一般の方は欠陥があるかを判断するのは難しいのでプロに同行してもらうのが良いでしょう。

わずかな費用を払ってでも欠陥住宅を買わない方が絶対に安心です。

万が一欠陥住宅を買ってしまったら今度は売るに売れません。なんとか売るとしたら、同じように欠陥を隠して売りますか?被害者が加害者になってしまいます。

くれぐれもそのようなことがないように。

<NECトーキン>社員1万人近くを削減、国内3工場も閉鎖
1月27日20時46分配信 毎日新聞

 NECの電子部品子会社「NECトーキン」は27日、国内外で正社員(現在約1万9000人)の半分に当たる約9450人を今年中に削減すると発表した。昨秋以降の金融危機深刻化を受け加速した人員削減では、国内企業で最大規模となる。

 景気低迷でパソコンやテレビなどのデジタル家電、自動車などの販売不振が続き、収益環境が悪化しており、大幅な人件費削減が避けられないと判断した。

 国内では、正社員約2800人の16%に当たる約450人を削減。3月に35歳以上を対象に早期退職を募る。海外の人員削減も早期退職を中心に実施する。

 また、携帯電話機向けなど小型の角形リチウムイオン電池事業から2月に撤退し、電子機器用スイッチの生産も9月までにやめる。これに伴い、国内7工場のうち3工場(栃木、岩手、兵庫)を5〜12月に順次、閉鎖するほか、7カ所ある営業拠点も2カ所に統合する。これらの措置に伴い、09年3月期連結決算に計約260億円の特別損失を計上する。

 資金は、NECを引受先とする約380億円の第三者割当増資を2月に実施しまかなう。その後、株式交換により来年度中にNECが完全子会社化する。

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仙台に本社のあるNECトーキン関係の相談者は何人かいらっしゃり、約1年前から危惧して、その後の状況などをそれとなくうかがっていました、(中には「余計なお世話です」と怒られたことも。)

予測が現実となり不安な状況になっていらっしゃると推測されます。

アドバイスが正しければ正しいほど、批判であればあるほど人は耳をふさぎたくなります。

しかし、正しい情報を元に早めに手段を講じていれば助かるはずなのですが。

この記事を読んで、氷山に沈没するセレブが乗る大型客船。周りの小さな漁船の方が「もうすぐその船が沈むぞ」とアドバイス
しても耳を傾けようとしない光景が浮かびました。

『販売員も知らない医療保険の確率』永田宏著

素晴らしい本を見つけました。

普段書店での新しい書籍はチェックしているのですが(だいたいは大した中身ではないので立ち読みで済ませます。)、これは知りませんでした。

あまり書店に長く置かれていなかったのではないでしょうか。

2007年1月発行です。

内容は、医療保険の確率としていますが、ずばりこれからの医療制度から考えると医療保険に加入する意味が無いと、私が常々言っていることを、確率というデータで示してくれている本です。

「2006年の8月に『保険の裏ワザ』という小冊子を私が発行していましたので、私の方が先!」なんて心の狭いことは言いません。

本当の医療保険のことを書いてくれている本です。著者が医学博士であるのも説得力があります。

同じ内容を私が書いたとしてもそれほど説得力は無いですが、伝えたいことは一緒でした。

似たような名前の本で『医療保険に入ってはいけない!』という本はかなり有名で売れているようですが、『販売員も知らない医療保険の確率』の中身の5%も書かれていません。

『医療保険に入ってはいけない!』は内容と題名が違っています。著者は医療保険に入ってはいけないとは言っていません。公的な医療保険制度を理解した上で医療保険に入りなさいという中身ですので。

むしろ、『販売員も知らない医療保険の確率』の方が医療保険に入ってはいけないという意味だと思います。

ぜひ、ご一読を。読むのが面倒という方は私のホームページで『保険の裏ワザ』が無料でUPされていますのでそれを読むだけでも、簡単な主旨はわかると思います。

しかし、これだけの本がなぜ書店で並ぶほど売れていないのか・・・・。

それは、本当のことを言い過ぎているからでしょう。これがベストセラーにでもなったら生命保険のセールスの方が生活できなくなってしまいます。

それぐらいのインパクトがあります。

ただし、この本は今の医療保険は役に立たないので入らないで貯金した方がいいということまでは言っていますが、そこから先については触れていません。

この方の理論で言えば、確かにほとんどの医療保険は意味がありません。
ただし、この理論をとっていても、中には役に立つ医療保険や医療特約は存在しています。そこまでは著者はご存知ないのでしょうが(ご存知であってもその商品の宣伝になるからあえて書いていないのかもしれませんが)、多くの方に読んでいただきたい一冊です。

09年01月27日 | Category: General
Posted by: fplifewv
今日も、物件探し。

ネットと現地をグルグルと回っています。

チラシやネット情報だけでは本当の物件の価値はわかりません。

今日も現地を見て、癖のある物件であることが判明。

また、探し直しです。

そんな中でよさそうな物件を見つけて、不動産屋に電話するとココでまず面倒発生。

『FPの西村です。』と言っても、理解されないケースがほとんど。

『SP?FP?って会社名ですか?』

不動産屋ならFPくらい知ってろよ!といいたくなる場面。

どれだけ、不動産屋がFP的な不動産購入・売却のアドバイスをしていないのかがわかります。

で、FPの説明をしてから、不動産業者ではないことを説明して、やっと資料をFAXしてもらえます。

もし、これが不動産業者からの問合せならば『一旦売りやめになりました。』とか適当な理由をつけて資料をくれません。

手数料が減ると考えるからです。

ですから、不動産屋に物件探しを依頼してもなかなか良い物件の情報は得られない。

不動産のことなのに、その道のプロである不動産屋では良い物件は見つからない現状。

やっぱり変だよ不動産屋。

09年01月26日 | Category: 住宅ローンのセカンドオピニオン
Posted by: fplifewv
マイホーム業者(不動産屋・ハウスメーカー・工務店など)は家を売るのが仕事。

マイホームを持とうと思ってやってきたお客様をいかにしてマイホーム購入に結びつけるか。

マイホームという夢を見ている状態から、なんとかして夢から覚まさないように誘導する。

予算が高い方はそれほど苦労はないのですが、予算に上限のある方は、いかに予算内に納めるか。

予算というのは得てして住宅ローンを目いっぱい組んだ場合ですが、住宅ローンを借りられるのと返せるのかは違います。

住宅ローンを返すところから夢から現実に戻ります。

しかし、その時にはマイホーム業者の仕事は終わっています。

住宅ローン以外にも実際、マイホームを購入して住み出してから様々な現実に直面します。

欠陥住宅・業者の倒産・間取りの不満など、そこから家族の亀裂が発生するということも。

夢を見せるマイホーム業者だけではなく、現実を見せてくれる第三者のプロに相談の上マイホームを購入してください。
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