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08年02月28日

転院できなくなる

昨日のブログの続きです。

医療費制度が変わります。

リハビリ病棟について

『新規入院患者のうち15%以上が重症、退院者のうち他病院に転院しなかった患者が60%以上』であることが求められます。

これが何を意味するか。

これまでの制度では病気で寝たきりの人を病院を転々とする介護難民の受け入れ機関としてリハビリ病棟・介護病棟が使われていました(病院にコネのあるような方などごく一部の人だけ)が、これができなくなります。

新規入院患者の15%以上が重症でないといけませんから、違う病院から軽症の患者を受けいれることが難しくなります。

また、退院させる患者は転院させられないので、他の病院への紹介状などの発行も制限されます。

過去に記載しましたが、一つの病院では同じ患者を入院させられる日数は限られています。(病院経営上の問題)

つまり、ほとんどの患者(重症でも)は、最初入院した病院で1ヶ月・2ヶ月程度入院して転院することなく退院して自宅療養(介護)をせざるを得なくなります。

今の入院1日●●万円という医療保険、役に立ちますか?総額で200万円もの保険料(日額1万円)を払っていて、本当に重い病気でも2ヶ月程度しか入院できない。

200万円÷60万円(60日)=4回以上。

それでやっと払った保険料相当額の保険金を受取れます。

それでも医療保険に加入しますか?

この制度改革はまだまだ序の口です。どんどん医療制度は医療費抑制の方向に動いています。

その流れを敏感に感じ取らないと何百万円ものムダな保険料を払うことになりますよ
08年02月28日 | Category: 生命保険のセカンドオピニオン
Posted by: fplifewv
08年02月27日

医療費こう変わる

平成20年2月19日の日本経済新聞5面に

『医療費こう変わる』の記事がありました。

リハビリに成果主義という題名(このことの記事はずいぶん前に出しましたが)で、回復期リハビリ病棟の入院料について

病院が受取る入院料は、現行では1日あたり16,800円と一律だったのが、

その1
新規入院患者のうち15%以上が重症、退院者のうち他病院に転院しなかった患者が60%以上で

16,900円

その2
さらに重症者の30%以上が退院時に日常生活を送る能力を回復していると

500円上乗せ。

その1の条件を満たしていない病棟は15,950円に減額となります。


どういうことになるかというと、これまではただ、入院させてリハビリ効果が上がらない病院もリハビリ効果が高い病院が同じ報酬だったのが、リハビリ効果が高い病院は高く、低いところは安くなります。

各病院がリハビリに一生懸命になる良い制度のように見えますが、現行の民間の生命保険・医療保険がいかに意味がないものになるかが、これで更に明らかになります。
08年02月27日 | Category: 生命保険のセカンドオピニオン
Posted by: fplifewv
今回は残念なお知らせです。

私は各保険会社の保険商品・共済商品からお得な保険商品を選んで組み合わせる『裏ワザ保険設計』を提案しております。

毎年4月ごろは保険商品の切り替え時期なのですが、あるお得な保険商品の保険料が2倍近い値上げになることがわかりました。


消費者に有利な保険商品でしたので、ご提案することが多かったのですが、保険料の大幅に値上げによって、お得な保険商品とは言えなくなると思われます。

値上げの真の理由は明らかではありませんが、これまでの保険料があまりにも安い設定であった(保険会社の利益が少ない)ためと思われます。

今回の大幅値上げで私がお得な保険商品と位置づけていた保険商品が、本当にお得だったという証明にはなりましたが、これから保険の見直しをする方には残念なニュースです。
※すでに見直して加入している方は値上げ前の保険料のままです。

 まだ私に保険見直しの相談をして保険の切り替えをしていない方、または相談していないご家族(特にお子様)がいらっしゃいましたら、今一度保険内容をご確認ください。まだ保険料値上げ前に見直しができますので、お早めにご相談されることをお勧めいたします。
08年02月26日 | Category: 生命保険のセカンドオピニオン
Posted by: fplifewv
08年02月13日

保険広告のFP

2/23(土)10:30〜仙台駅前で『売り手業者は教えない!(秘)マイホーム購入講座』を開催します。
詳細マイホーム購入講座
http://fplifewv.com
お申込http://www.formzu.net/fgen.ex?ID=P38647375

保険の雑誌、週刊誌、新聞の広告(保険会社、保険代理店が広告主)にFPが登場しているものをよく見ます。

中立な立場のFPが勧めていると良い保険であるような気に消費者がなるのを狙っての広告。

その保険会社の商品が良いものであれば、いいのですが、ほとんどが「この保険会社の商品でいいのなんて無いのにな・・・。」と思うようなもの。

広告費に多大なお金を掛けている会社ですから、それも当然なのですが。

タレントのCMでよく言われますが、節操が無いということも。

「去年は●●生命の宣伝をしていたのに、今年は××生命の宣伝をしているよこのFPは。」となります。

広告のイメージに惑わされずに消費者がお得な保険を自ら選択してください。

08年02月13日 | Category: 生命保険のセカンドオピニオン
Posted by: fplifewv