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08年08月29日

悩みがスッキリ

様々な相談者がいらっしゃいます。

先日の相談者は家族に重大なことが起こってこれからの生活をどうしていくかの相談。

家族の重大なことについては、ココにかけませんが、私の家族にも起こったことです。

そのため、これから相談者家族が迎えるだろうイベントについても経験済みでしたので、そのあたりの話をして差し上げました。

何事も先が見えないと不安ですが、予測ができると安心します。

なんともいえない不安がいっぱいだった相談者が晴れやかな顔でお帰りになるのはうれしいことです。
最近の大型マンション業者の倒産(民事再生含む)で増えている相談が、

『倒産した業者と契約しているが、マンションの耐震や今後のアフターフォローが心配なので解約したいが、手付金は戻るでしょうか。』

このようなものです。

戻るかどうかの説明はおいておいても。

やはり倒産した業者のマンションは買いたくないというのが消費者の本音。

しかし、まさかそれが現実に自分の契約したマンションに起こるとは夢に思っていない。

本気で考えていればマンション業者の経営状況を手間やお金をかけてでも調べてください。

4000万円のマンションの手付金が一割だとしたら400万円。

それが一瞬で、無くなってしまうかもしれないのですから。
不動産開発の創建ホームズが破たん、負債総額338億円
8月26日 読売新聞

 戸建て分譲開発などを手がける創建ホームズ(東京、東証1部)は26日、東京地裁に民事再生法の適用を申請し、受理されたと発表した。

 5月末時点の負債総額は338億8979万円。米低所得者向け住宅融資「サブプライムローン」問題の影響で金融機関からの融資が厳しくなったことや、不動産市況の悪化で経営に行き詰まった。

 東京証券取引所は同社株式を9月27日付で上場廃止にする。8月27日〜9月26日まで上場廃止の予定を投資家に知らせる整理銘柄に指定する。

 創建ホームズは1994年創業。首都圏を中心に、戸建て分譲やマンション開発を手がけ、2008年2月期の連結売上高は約418億円に上った。

 しかし07年後半から、地価高騰などで消費者が住宅の購入を手控える傾向が強まった。値引き販売に踏み切ったが、利益率が悪化し、「今期に入り新規借り入れや借り換えが一層困難になった」(同社)という。

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マンション業者の倒産が相次ぐ中、戸建中心の業者の大型倒産です。

これからも続くでしょう。

一年以上前から小冊子『欠陥住宅より怖いマイホーム業者倒産』で警告していましたことが現実になっています。



保険営業マンではなく『ライフプランナー』という名称を使っている

ソニー生命
プルデンシャル生命

ここに加入している方からの相談も多いです。

※上記会社の商品が悪いということではありません。あくまで、あるライフプランナーが提案している保険商品が加入者のニーズに合っていなくて私のところに相談に来られる方が多いということです。

ライフ=人生
プラン=設計
ナー=者

人生設計者と言う以上、その方の生涯のプランを考えた上での保険設計をすべきだと思うのですが、どうも創ではないらしい。

私が相談を受けるのは本当にワンパターンです。

終身保険(変額、積立利率変動、個人年金)

定期保険(逓減定期、収入保障含む)

医療保険

の3セット。

この中で定期保険の部分はまあ、いいのですが、終身保険のところが目的が不明。

老後の資金にも使えるという理由だと思うのですが、ここに月1万円以上の保険料を払っている。

マイホームを買わない、子どももいないという家庭なら良いのですが、マイホームが夢だという家族に高額な終身保険は意味がわかりません。

保険料が多すぎて頭金が少なくなる。住宅ローンを3%以上で借りていながら、保険は1%台の利率。

途中で解約すると元本割れ。教育費が大変な時期でも高い保険料を払い続けないと損をします。

これで、本当にライフプランナーが提案する保険なのかとても疑問で腹立たしいことがよくあります。
08年08月26日 | Category: General
Posted by: fplifewv
11月19日に書いた先日の新築マンション購入予定者の住宅ローンについてです。

購入者のAさんから
「マンションの担当者の言っていることがわからないので、西村さんからマンションの担当者に電話してどういう意味か聞いてもらえませんか?」

との依頼がありました。

マンション業者に限らず様々な業界では、消費者にわかりにくい説明をすることがよくあります。

業者にとっては当たり前の話でも、購入者にとっては初めての経験です。

そのあたりの消費者を意識していない業者がまだまだ多くあります。
(あえて、消費者にとって不利な内容であるのに、わけのわからない用語で説明する悪質な業者もいますし)

私はくらしとお金のセカンドオピニオンとしていますが、くらしとお金の通訳でもありますね。


さて、話しを戻しますが、マンション業者にAさんにどういう話をしたのか聞きました。マンション業者の担当者は

「ちゃんと説明しましたよ。」

と言っていましたが、Aさんには伝わっていなかった。

Aさんがきちんと理解しなければ説明したとはいえないと思うのですが、その辺のずれがありました。

そこで、先日の金利の話しになりました。

FP:
「そういえば、△△銀行は2%台の金利で○○銀行は6%台の金利だったんですね。△△銀行を提案した私のアドバイスが役に立って良かったです。そちらも早く成約の目途がついたでしょう。」

マンション業者:
「△△銀行の融資担当に当社から交渉したからですよ。当社はつきあいがありますし。」

との返答。

マンション業者が銀行とのつきあいがあるのは当たり前の話です。

そのつきあいがある銀行を最初にAさんに提案しなかったのはマンション業者です。

私が△△銀行を提案していなければ、6%の金利の○○銀行からしか審査のOKが出ていない状況です。

Aさんは購入を諦めたかもしれません。

あきらめずに6%台の金利で契約したかもしれませんが、将来Aさんが住宅ローン破綻する可能性が出てきます。

マンション業者としてのプライドがあるのか、
あくまで△△銀行で2%台の金利で通ったのは、自分の手柄だという態度。
マンション業者は銀行に口がきくならどうして○○銀行で6%だったのでしょうね。

別にマンション業者に手数料や恩着せするつもりは無いですけど、そういう態度をとられると気持ちよくないですね。こちらは善意で教えてあげたのに。

まあ、私の提案でAさんの利益になったからいいのですが。ますます業者不信になる事案でした。

今回のAさんは仕方ないですが、こういう態度をとるマンション業者はお客様に提案したくないですね。

後で言った言わない、もし欠陥があっても責任を認めないような問題が起こりそうな印象を受けました。
08年08月26日 | Category: General
Posted by: fplifewv
私のところにはマイホーム購入予定の方が多くいらっししゃいます。

新築、中古、マンション、戸建色々です。

私は、その方のライフプランと住宅ローン、将来の教育費、老後資金、転勤の状況、親の面倒など様々な方面からマイホーム取得の可否の診断をします。

診断の結果、マイホーム購入をやめた方がいいとアドバイスすることも多くあります。

その理由の多くは、住宅ローン破綻することが予測されること。それにせっかく買っても近い将来手放す可能性が高いことなどがあります。

そのあたりを相談者にきちんと説明すると、大変喜ばれます。その後、不動産屋、マンション業者などに購入の断りを入れていただきます。

そこで必ずと言っていいほど、不動産屋・マンション業者などは、しつこく食い下がってきます。

「今、この物件を買った方がいいですよ。」
「なんで急にやめるなんて言うのですか?」

実は、断りの連絡をした時にその不動産屋・マンション業者の本性が出ます。同時にその物件が本当に良いものかがわかります。

悪質な不動産屋は、断りの前はとても親切丁寧・お世辞もよく言います。ところが断ると態度を豹変させて、なんとか契約に持っていこうとします。

中には「そんなアドバイス(購入するな)をするFPは誰だ!!」と怒鳴ってくるところも。そういう態度を取ったら、もうお客様はその営業の方と契約をしたいとは思いませんよね。しかし、それに気づいていないのが、驚きです。

それに、本当に良い物件であれば次の購入見込み客が得られるはずです。

その見込みがないということは物件に問題があるか、価格が高いかということがあるといえます。

マイホームを購入する方は、試しに契約寸前で断ってみるといいかもしれません。

もちろん売り手以外のFPに事前に相談してください。

それで営業マンの本質と物件の本来の価値が見えてきます。

生涯で大きな買い物ですからそれくらいしてもいいではないでしょうか。
08年08月26日 | Category: General
Posted by: fplifewv
「メーカーや不動産会社と話をしていて、売る側と買う側の温度差をとても感じています。我々にとっては一生を賭ける一大事なのに、営業の対応は電化製品を売るかのごとくとても簡単ですね。またとても庶民にはわかりにくい仕組みが多すぎる気がします。西村さんにアドバイスいただかなければ、とても怖くて進められません。」(若林区30代女性)

これは、マイホーム購入のお手伝いをしている相談者からのメールです。世の中には業者の進めるとおりに契約をしてしまい、大変な目に合っている方がとても多いようです。そのような業者への不満や不審感の相談も多く寄せられます。金銭的な被害はもちろん、精神的な被害や家庭崩壊を引き起こすこともあります。そのような被害を少しでも減らせるように私の相談事例やノウハウを小冊子にして公開します!ぜひお役立てください!

?「仙台発!お買い得マイホーム用土地の見つけ方」     (平成20年 9月発行予定)
?「ローコスト&幸せな2世帯住宅の建て方」        (平成20年10月発行予定)
?「賃貸?購入?戸建?マンション?住まいの悩み解決本」  (平成20年11月発行予定)
?「知って予防!マイホームトラブル実例」         (平成20年11月発行予定)
?「毎月の家賃or住宅ローンを激減させる裏ワザ」       (平成20年12月発行予定)
?「欠陥住宅より怖いマイホーム業者倒産」(発行済み)〜何も悪くない購入者が悲惨な目にあう時代〜
?「本当は損する保険の見直し」     (発行済み)〜世の中生命保険会社だけが得する保険ばかり!〜
※いずれも定価800円で販売予定です。販売方法などは随時ホームページに掲載いたします。

住宅ローンの借入れをメインにしているコンサルティング会社があります。
(最近マンガを使った広告をしているようです。でもマンガを取り入れたのは私が先。(苦笑)。

広告もバンバン出しています。(よくその広告のお金があるなと感心します。でも、その広告料は相談者が払っているということです、)

住宅ローンは大きな支出ですから、相談窓口が多いのは歓迎できます。

しかし、気になるのはその報酬額。

借入金額(借換え含む)の2%〜5%とのこと。

3000万円の住宅ローンであれば、60万円〜150万円の報酬ということ。

せっかくお得な住宅ローンを組んだとしてもこれだけの報酬を払ったら意味が薄れるような気がします。3000万円の住宅ローンを35年で組んだ場合の総支払い利息が0.2%程度高く組んだ場合と同じくらいの支払いになります。

現状として、一般的な10年固定の金利と安いところの10年固定金利の差が0.2%くらいです。

それだったら結局相談に行ってもいかなくても相談者にとっては同じこと。

払う相手が銀行になったかコンサル会社になったかの違い。

※もちろん銀行に払うことよりはコンサル会社に払った方がメリットはあると思います。

でも、ベストは高い報酬を払わずに0.2%安い金利の住宅ローンを借りられればいいということです。

私は60分5000円という明確な設定ですので、報酬としては1〜2万円です。

先日、かなりやっかいな住宅ローンを組む方のお手伝い(かなりの金融機関に断られました。)をしました。借入金額は4000万円。何度も試行錯誤をしながら無事2行からOKをもらいました。

私の報酬はマイホーム建築などの相談も含めて10万円です。(相談者からは「安すぎますよ!」と言われましたが、これが私の報酬体系ですので別にかまいません。)

このケースの場合、ちなみに住宅ローンコンサル会社の場合の報酬は5%の適用だとして、4000万円×5%=200万円。

190万円もの差。家を買うときに車も買い換えられてしまう金額です。

私もがんばって広告を出して、多くの方に数十万円・数百万円のメリットを受けてもらわないといけませんかね。

でも、その広告料を払うためには相談者から高い報酬をもらわないといけません。それでは本末転倒です。(もうかるのは広告会社)

難しいところです。




08年08月22日 | Category: 住宅ローンのセカンドオピニオン
Posted by: fplifewv
08年08月21日

安易な2世帯

私のところには数々の相談が寄せられます。

ほとんど人生相談のようなケースも。

多いのが、ご主人の親との同居をした奥様からの相談。

2世帯住宅を建てたはいいが、きちんと生活の違いなどを配慮していなかったために奥様の息が詰まってしまい。離婚するか、親と別居するかの状態にまでなってしまう。

2世帯住宅は、ライフプラン・キャッシュフローからするとかなり有効な手段ではありますが、家族間がギクシャクしてはどうしようもありません。

ご夫婦で2世帯のマイホームの相談にこられる方の中には、奥様の様子がおかしいと感じることがあります。

そんな時は後で奥様にだけ連絡をとって、同居に関する不安を率直に言ってもらいます。

なかなか、奥様は自分の意見を言えません。お金を出すのはご主人とその親であるケースも多いですし。

そんな不安を抱えている奥様の正直な気持を聞きだして、同居を中止してもらったこともあります。

また、奥様がご主人や親に言えない間取りなどの希望を私が第三者のプロとしての意見としてご主人や親に代わりに言って差し上げることもできます。

血のつながった家族は分かり合うのはそれほど難しくありませんが、どうやっても血のつながらない奥様は不安と不満を抱えたままでいらっしゃると後で大変なことになります。
08年08月20日

子ども保険は鬼門

毎日、数多くの保険相談などに応じています。

死亡保険、医療保険などは高確率でよいアドバイス、よい見直しができています。

しかし、やっかいなのが『子ども保険』。

これは、いったん加入してしまうとわずか1・2年でも数十万円を支払ってしまっています。

元本割れする子ども保険、元本割れしないにしてもきちんと計算すれば貯金と変わらない程度の子ども保険に加入してしまってあとで

『しまった!』

と思って解約しても払った保険料の大部分は戻ってきません。

そのため、非常に見直し提案がしにくいのです。

30年とか期間の長い貯蓄性保険であれば、それでも解約した方がいいケースが多いのですが子ども保険は残り10数年というケースなので、見直し効果低いので、心苦しいですが、塩漬けにするしかないということになります。

今、子ども保険に加入しようとしている方!絶対にやめてください。

私の小冊子を読む、しょっちゅう開催している講座を聞いてからでも遅くありません!!
08年08月20日 | Category: General
Posted by: fplifewv
最近、「持病・既往症をかかえている」「病気で通院・服薬している」など、健康上の理由で保険の加入をあきらめていた方でも加入できる医療保険が数多くの保険会社から発売されています。

健康な人の保険契約が限界にきたので、病気を持っている人が入れるような保険を発売していかないと業績が伸びない事情があるためです。

簡単な告知だけで加入できるので、普通の保険に入れないと思い込んでいる方は安易に通販なので申し込みがちです。

しかし、ある1社で加入できなかった方でも健康状態について、より詳細な告知をすることにより、保険料が割安な他の保険会社の普通の医療保険に契約できる場合があります。

安易に契約する前にきちんと調べましょう。

しかし、持病持ちで加入できる医療保険は保険料が高く、これから入院できなくなる時代に合っていないのがほとんどです。保険に頼らず貯蓄することもキチンと考えましょう。
08年08月20日 | Category: General
Posted by: fplifewv
私の性格が災いしてか、たまに他業者から煙たがれます。

先日も私のお客さまの土地の売却を知り合いの不動産屋(場所が近いという理由)に依頼しました。
隣接に同じ方の貸し駐車場(空き有り)もあります。


その土地を見に行ったところ・・・・・。

※私は、土地の売却、土地の購入、建物の建築など相談者の関わっている物件の近くを通って時間があるときはアポなしで必ずのぞきます。

車が一台停めてありました。すぐそばに駐車禁止の看板があるのに。

なんらかのやむをえない事情で停めさせてあげているのか?

と思いながら、その不動産屋に電話したところ、

不動産屋
「知り合いに頼まれて停めさせてあげている。お金はもらっていない。よくやっている。」


FP
「オーナーの許可はもらっているんですか?」

不動産屋
「いちいちもらっていない。それでも文句を言われたことは一度もこれまでないです。」


FP
「いちいちではなく、『知り合いに少し、車を停めさせてあげることがあるかもしれませんがよろしいですか?』と一度でもオーナーに言ったことはないのですか?」

不動産屋
「言っていません。」

FP
「車が停まっているのを何も知らない一般人のオーナーが見たらどう思いますかね。隣には駐車場も空いていますし。売却を依頼されているからといって、他人の土地を断りなく使うのは。これが原因で売却依頼を取り消されるかもしれませんよ。」

不動産業者から見れば私は口うるさい悪者です。

しかし、この不動産屋の常識は世間の非常識。私が悪者になってもおかしいことはおかしいと言わなければ良くなりません。


売却や管理を依頼されている不動産でもあくまで所有者はオーナーで固定資産税を払っているのもオーナー。

それを無断で利用していいわけはありません。

以前、書きましたがインチキ業者の原油先物取引に手を出して、投資金額がゼロになって頭がおかしくなり、高校生の息子さんから依頼を無事解決に導きました。

あのときも、私の一瞬の判断が大きくその後を左右しました。

状況からすぐに対応が必要と緊急性が低い予定をキャンセル、家族との予定もキャンセルをして東京に向かいました。

インチキ業者の実態を調査し、弁護士へ相談。

弁護士に正式依頼する前に、相談者が怒りに任せてインチキ業者に弁護士に相談していることを伝えてしまい、

インチキ業者が示談書を書いてくれと。(わずか数十万円の支払いで、一切この件については請求しないと)

これにもすばやく対応。

正式に弁護士に依頼し、ほぼ投資金額の全額を回収することに。

さらに、そのときはまだ原油価格は上昇傾向が続いていましたのでインチキ業者も払えましたが、今は下落に転じたため、資金繰りが悪化し、いつ夜逃げするかもわからない状況。

家族や、他の予定の相手には申し訳なかったですが、その一瞬の判断で一つの家族が崩壊するのを食い止めました。

私の中の優先順位は数多くの家庭が幸せに生涯をすごすこと。そのためには家族などから多少悪者扱いされても良しとしています。

家族以外からの多くの家庭から感謝され、数百万円も得をしてもらっていることがなによりです。
今進めている土地の購入予定の方の相談です。

隣地の敷地内の土留めがこちら側に崩れそうになっていました。

当初不動産屋はそのまま売買するつもり(あくまで隣の他人の土地のことなので口を出せないといっていた。)でした。

しかし、私のアドバイスで引渡し前に隣の人が土留めを直してくれることに。(どういう風に言えば隣の人が快く土留めを直してくれるかを不動産屋にアドバイスしました。)

不動産屋はなるべく波風立てずに契約→引渡しをしたがります。

その結果、後で買主が大変な目に合うこともたくさんあります。

引渡しの後では不動産屋はほとんど動いてくれません(お金にならないので)。

一応法律上の重要事項説明は終わっているとの言い訳で逃げられてしまいます。

実際はそこにも出てこないトラブルが多数不動産には潜んでいます。


買った方は泣き寝入りです。


一生に何度も無い不動産の購入はプロ(バイヤーズエージェント)にご相談を。
90日超の報酬減額を凍結 75歳以上の特定入院料

 自民、公明両党の高齢者医療制度に関するプロジェクトチームは5日、急性期向けの一般病棟で75歳以上の脳卒中や認知症の患者の入院が90日を超えた場合、診療報酬を減額する仕組みの導入について、10月からの実施予定を事実上凍結する方針を決めた。

 これを受け厚生労働省は、患者の退院に向けた支援計画書を医師が作成し、社会保険事務局に提出すれば90日超でも減額せず、それまでと同額を請求できるよう改めることを決定。一部の病院や野党から「報酬切り下げで病院は減収となり、患者の追い出しにつながる」との批判が上がったため、姿勢を転換した。

 この仕組みは「後期高齢者特定入院基本料」と呼ばれ、本年度の診療報酬改定で見直しが決まっていた。入院から90日以内では、看護師の配置が最も手厚い病院で1日当たり報酬が1万5550円だが、91日目から9280円に減額するとしていた。

(8月5日山陽新聞)

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新聞の片隅でしたが、このような記事。

今の政府の支持率が高ければ実行されていたであろう、90日以内での患者の追い出し。

凍結ですのでまだ廃止ではありません。ただ医療の現状からするといずれは・・・・。(そもそもベッド数が足りませんので、長期入院されると新たな急患が入院できないということにもなりますし。)

昨日に引き続き、長期入院ができない日本の現状が垣間見えます。
08年08月14日 | Category: 生命保険のセカンドオピニオン
Posted by: fplifewv
08年08月13日

日本医師会のCM

先日テレビでこんなCMがありました。


病院でベッドに横になりチューブが体について目を閉じている男性とその奥さん。

奥さん
「退院?うれしくなんてありませんよ。だって帰っても食事できませんから。」

奥さん
「転院?全部断られました。」

奥さん
「投薬の仕方は教えてもらいました。でも素人ですから不安です。」(セリフは違いますが、ニュアンスはこんな感じでした。)

最後に日本医師会が
「今の日本医療が壊れている。」

とメッセージ。

今の日本の医療制度の現実を物語っています。
食事もできないような状態の人でさえ、病院に入院させてもらえない。転院先もない。治療は自宅で家族がする。

それだけ、入院しにくいのです。

それなのに、200日も300日も入院してやっと払った保険料相当額の保険金が受け取れる医療保険に
入りますか?

入院する病院の医師の団体の日本医師会が出しているメッセージと保険会社の出す「長期入院したときの備えです。」のどちらを信じますか?

ずっと私が伝えてきた日本の医療と医療保険の役にたたなさを物語っているCMでした。
08年08月13日 | Category: 生命保険のセカンドオピニオン
Posted by: fplifewv
08年08月12日

携帯メール中毒?

私の相談者はたいてい良識ある方が多いのですが、先日の相談(見込)者はびっくりしました。

携帯電話のメールから相談の日程や内容についてのやり取り(こちらはパソコンメール)をしていたのですが、午前10時くらいに先方が発信したメールがあり、その日の午後3時くらいに

「メールをしましたが返事が無いので不誠実な方と思いました。」

とのメールが。

時間にして空いたのは5時間ほど。その間は相談者(障害をもつ家族がいらっしゃる)との相談中でメールを見るような時間もなかった状況で、そのようなメール。(もっとも相手は学生さんのようでしたので日中は時間があり、社会人経験が無いようでしたので仕方がないのかもしれませんが。)

急ぎを要する内容では無かったですし、催促の電話もその間になかったです。ちょっと理解に苦しみました。

新聞で携帯メール中毒(返信が無いと不安になったり返信しない相手をイジメの対象にする。そのためお互いに終わらせることができず、メールのやりとりがエンドレス。一日中メールをすることになって社会生活に支障が出る。)になる。)の記事を読んだことがあります。それに近いのでしょうか。

便利な世の中にはなりましたが、ささいなトラブルも多くなってしまったのかなと思います。
なかなか多忙で、ブログに穴のある日がしばしば。

なんとか毎日更新に復活したいところです。

なかなか毎日大変です。突然

「住宅ローンの相談をしたい」、
「マンションを買うのにアドバイスが欲しい、明日契約することになっている。」

基本的に予約無しではお断りしたいのですが、このような相談については、その方の生涯を左右する可能性があるのでできるだけ対応しています。

自殺物件を買うことになって家庭崩壊したり、不利な住宅ローンで数百万円損したりするかもしれないと思うと、なんとかしてあげたいと家庭の予定を後回しにしてでも時間を作ります。

お盆期間もできるだけ営業していますが、ご相談は早めの予約をお願いします。

欠陥住宅などのトラブルにあって、相談に来られる方がいます。

建売住宅を買ったが、欠陥だらけだった。

苦情を言っても何も対応しない。

業者側の弁護士が出てきて「建設業者・不動産会社に責任は無い。」との話だけ。しかも欠陥住宅などに詳しい有名な弁護士らしい。

消費者は弁護士を雇うにも訴訟を起こそうにもお金が無い。

消費者生活センターに言っても何にもならない。

そんな方が最後の救いを求めて相談に来られますが、相手が弁護士を立ててきたら、私にもどうしようもありません。せめてできるのは愚痴を聞いてあげるのとライフプランの建て直しです。

弁護士は依頼主の弁護をするのが仕事ですから。被害を受けた消費者から見たら、金に目が繰らんで庶民を苦しめる悪徳弁護士に見えるのかもしれませんが、弁護士も生活がありますので・・・・。

とてもかわいそうだと思いますが、どうしようもありません。そうなる前、マイホームの契約前に相談に来て欲しいと痛切に思います。
08年08月08日 | Category: General
Posted by: fplifewv
08年08月07日

子どもの声が騒音

以前、東京の公園で近所の公園の噴水で遊ぶ子どもの声が苦痛をもたらすと訴えた裁判。

判決は噴水の使用停止を認める仮処分。

つまり、子どもの声は騒音とされたのです。

子どもが元気に遊ぶのは良いこととされていたのが、今では騒音扱い。

マイホーム(特にマンション)の音のトラブルで多いのが子どもの出す音。

他の住人から子どもの出す騒音や振動を管理組合に訴えることも。

せっかく子どもたちの楽しく暮らすために買ったマンションなのに、近所の目を気にしながら暮らしていく。

そうならないようにきちんと自分にあったマイホームは一体どんなものなのか考えてからマンション見学などに行ってください。

マンション見学に行けばそこはマンションを売るために有利な情報しかでてこなくなります。

YOZAN、上場廃止 有報未提出で
8月1日12時20分配信 ITmediaニュース

 ジャスダック証券取引所(JASDAQ)は7月31日、YOZANの株式を9月1日付けで上場廃止にすると発表した。8月1日から31日まで整理ポストに割り当てる。

 同社の2008年3月期の有価証券報告書が、JASDAQが定める上場廃止基準の期限・31日までに提出されなかったため。YOZANは「会計監査人が退任して監査手続きが進まず、有報を提出できなかった」としている。

 YOZANは1990年に創業。2000年にジャスダックに上場した。

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3年ほどまえ、ある証券会社がある大学のキャンパスを借りて様々な企業の株を買うように誘導するイベントをしていました。

そこに私が参加したときにこのYOZANの社長が出ていました。

そのイベントが良い悪いは別にして、株の投資をするときは事業の将来性をきちんと予測しないといけません。
08年08月06日 | Category: 金融投資のセカンドオピニオン
Posted by: fplifewv
先日テレビで、姉歯事件、耐震偽装マンション問題のその後について放送されていました。

耐震偽装マンションを買った方は追加2000万円の負担をして建替えを進めている方もいれば、建替え費用が出せずに土地代の1000万円だけを受け取りローンの一部返済にあて、何もないのにローンを払い、更に家賃を払っている状態の方も。

その方は離婚、病気、休職というまさに人生が崩壊したような生活を送っているとのこと。

本人は何も悪くないのに・・・・。ただマンションを購入して家族で幸せに暮らしたかっただけなのに。

決して忘れてはならない、事件・人災です。



08年08月04日

自殺物件

マイホーム志向の方の物件探しをお手伝いしますが、安くて良い物件を探すのは大変です。

先日、お客様が買おうとしていた物件について調査したらなんとそこで前の所有者が自殺した物件。

宅建業者が重要事項説明で説明義務があるかどうか微妙なケースではありますが、それを知らずに買っていたら・・・・。

生命保険診断をしているとかなりわけのわからない保険設計に出会います。

国内漢字生保の死亡保険と医療保険が一緒になったものです。

その方の家計状況や家庭状況を考えると、どう考えても死亡保険が必要なのに、死亡保険はわずかにしてその代わり医療保険を入院日額15000円などというように設計しているもの。

医療保険については、ほとんどのケースで意味がないというのはブログfで何度も書いています。

払った保険料相当の保険金を受け取るのも奇跡に近い状態です。

そんな保険に多額保険をかけるよりも死亡保険にかけていた方がよっぽどリスクに合います。


この保険に加入した人はご主人に万一が合ったときにも保険に感謝することはないでしょう。
すずめの涙程度の保険金ですから。

あれだけ高額な保険料をj払っていてもそのほとんどが役に立たない医療保険にいってしまっていては。


08年08月01日 | Category: 生命保険のセカンドオピニオン
Posted by: fplifewv