Archives

You are currently viewing archive for September 2008
鶏肉でも偽装の疑い 精肉石川屋元社長ら逮捕
 仙台市若林区の食肉処理・卸売業「精肉石川屋」(1月に廃業)による豚肉偽装事件は、詐欺と不正競争防止法違反の疑いで元社長の石川里美容疑者(50)=若林区大和町4丁目=ら3人を逮捕した宮城県警の17日までの調べで、児童生徒らが口にする給食で長年にわたり、ほかの食肉でも偽装が繰り返されていた疑いが浮上している。県警は「立件分は氷山の一角」と断言。同社の取引先が利幅の薄い公共的な施設に偏っていることから、偽装で利益を確保しようとしたのではないかと指摘する関係者もいる。

 ほかに逮捕されたのは元仕入課長須田龍一(40)=宮城県美里町志賀町2丁目=、元製造課長樋渡信也(49)=若林区上飯田2丁目=の両容疑者。

 石川屋は2007年3月下旬―6月下旬、米国産の豚肉約840キロを国産と偽って仙台市の学校給食センターに納入し、代金約93万円をだまし取ったとされる。

 県警が特定した学校給食センターへの偽装行為はすべて豚肉。07年1―6月の半年間だけで約5トン、だまし取った額は約550万円に上ることをつかんだ。さらに、同社の食肉偽装は学校給食センターに納入を始めた1967年から常態化し、鶏肉でも行われていた可能性が高いという。

 逮捕容疑で偽装食肉が少量の豚肉にとどまり、捜査を難航させた要因は帳簿類にあった。同社がパソコンで経理を始めたのは06年初めで、それ以前は手書きで処理されていた。捜査幹部は「手書きの帳簿はあいまいで、立件は難しかった」と説明する。

 ブラジル産を混ぜるケースが多かったという鶏肉の場合、外国産と国産の区別が付きにくく、伝票だけで調べ上げるのは困難だった。豚肉は国産と外国産が混合されずに納入され、仕入れと納入伝票の物品が一致するケースがあったため、今回の立件につながった。

 同業者や民間の信用調査機関によると、石川屋の得意先は学校給食センターのほか、自衛隊や総合病院など。売上高が年々落ち込む傾向にあった中で、利幅が薄い取引先を相手に、偽装行為に手を染めていった背景が見て取れたという。
2008年09月18日木曜  河北新報

//////////////////////////////////////////

その後、テレビのニュースでは40年前の会社設立当初から偽装をしていたらしいと話をしていました。

会社設立当初から消費者を騙すつもりだったのか・・・。

人々の役に立とうと会社を興す人たちがいるなか、このようなことがあるのは激しい憤りを感じます。

また、このような業者も(私はマイホーム業者を数多く調査しています)。

庶民の人生の夢であるマイホーム。

そのマイホームを建てる建設業者。ある企業から独立して会社を設立して営業を開始するも、建設業許可をとらずに営業。

その間施工したマイホームは10数軒。(事実です。)

今後の行方が気になります。
先日の大雨の際に後ろの山が崩れて、家が押し流された事故がありました。

建売か賃貸かわかりませんが、同じ並びに非常に似た建物が並んでいました。

おそらくどこかの業者が土地を購入して切り土して造成したのでしょう。

想定外の大雨のせいなのか、手抜きのよう壁だったのかわかりませんが、財産と人命が危機にさらされました。

業者が消費者のことを第一に考えていれば起こらなかったかもしれません。
人命が失われずに済んだことが救いです。
マイホーム購入に関するトラブル相談が多く寄せれます。

その多くは、業者が悪いところについて契約日まで言わないこと。

契約日当日になって、
「実は広告の内容が間違っていた。」
となる。

売主の予定などとあわせてやっとセッティングした契約日、納得いかなくても他のみなさんに迷惑をかけないように、しぶしぶサイン。

でも後になってからやっぱり納得いかないとなります。

契約日に言うならまだましで、コッソリ契約書だけ記載を変えてしまうことも。

マイホーム業者はとにかく契約を成立させなければ一円の売上も利益にもなりません。

契約が成立にならなければ、それまで動いた苦労も水の泡。

そのため、どうしても無理にでも契約を成立させようとなってしまいます。

購入者が契約をやめるかもしれない物件の悪いところは気づいていてもなるべく言わないようにします。

そのため不動産業者=悪徳のイメージがつきますね。

不動産購入者が安心して購入できるような制度(購入者の味方の専門家登録。仲介業務をするプロを不動産業者以外に設定など)ができればと思います。

詳細の内容は書きませんが、今の業界の慣習や仲介料の制度のままでは、購入者は救われません。

購入者のことを第一に考える人に納得して購入者が報酬を払う制度になって欲しいものです。


最近大雨による水害の被害が多いように思います。

水害で命を落とされる人、避難生活をよぎなくされる人。床下浸水、床上浸水による後片付けなどに追われる人。

のご苦労、ご心労察するに余りあります。

ふと思い出したことがあります。

ある、ハンディのある家族のマイホームについてのアドバイスをしたときのことです。

ご家族としてはご主人の職場に近い海のそばを希望していたのですが、予算やハンディのある家族にとってうまく合う物件がなく、山の方の土地にマイホームを建てるように勧めました。

海沿いを避けるようにアドバイスをした理由には予算のほか、地盤改良費が高くつく可能性があることと、他に万一水害が発生した際にハンディのある家族を連れて避難するのは大変、避難先での生活も大変だということがありました。

多くの方は今回の大雨の被害があるまで、それほど水害について恐ろしさを感じていなかったと思います。

しかし、水害は起こりうるし、被害は甚大です。

しかもハンディを持った家族がいた場合は少しの遅れで取り返しが付かないことや、苦しい避難所生活を送ることによるストレス、床上浸水した自宅を直すための経済的、人的な負担も甚大です。

やはり、その方その方によって適切なマイホーム、立地は違います。きちんと相談者のことを思って土地を提案できることをうれしく思います。
(売ってしまえばそれっきり、手元の物件ですぐに決めようとします悪質不動産業者もいますが・・・。)

ハンディの家族のいる家庭に山の方の土地を提案し、受け入れられて本当に良かったです。
昨日に続いて、マイホームの契約後の相談では大損している例です。

住宅ローン減税の延長が叫ばれていますがまだ未定です。

とりあえず年内居住できるのであれば、そのほうが安心でしょう。

その住宅ローン減税を受けられないような契約内容になっている契約をみます。

確かに減税を受けるためには少し契約の形を変える面倒さはありますが、その手間を業者に惜しまれたで最大160万円の減税を受けられない事態に。

工務店・建築士はそれを知っているのか知らないのか・・・・。もっとお金について勉強していただきたいものです。

また、マイホーム購入予定者は最初に信頼できる第三者に相談して欲しいものです。

08年09月01日

やはり事前相談を

マイホームに関して相談は多いのですが、どうしても住宅ローンの相談になります。

その相談のタイミングは、ほとんどがマイホームの契約をしてから。

住宅ローンの相談に関しては、物件の金額なども重要ポイントなので、それらの書類をよく見ます。

先日の相談者も契約後でした。

建築確認の申請書類や見積もり書、各種仕様などを拝見しましたが、

「この仕様と大きさでこの値段?1000万円くらい高いんじゃないか?」

と思うような内容でした。

すでに契約済みですので事を荒立てることは避けたいので、相談者に伝えませんが、

心の中では

「もっと早く、マイホームを考え出したときに相談してくれれば1000万円得したかもしれないな・・・。」

と思っています。

これからマイホームを考えている方は、早め早めに相談ください。