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今日も、物件探し。

ネットと現地をグルグルと回っています。

チラシやネット情報だけでは本当の物件の価値はわかりません。

今日も現地を見て、癖のある物件であることが判明。

また、探し直しです。

そんな中でよさそうな物件を見つけて、不動産屋に電話するとココでまず面倒発生。

『FPの西村です。』と言っても、理解されないケースがほとんど。

『SP?FP?って会社名ですか?』

不動産屋ならFPくらい知ってろよ!といいたくなる場面。

どれだけ、不動産屋がFP的な不動産購入・売却のアドバイスをしていないのかがわかります。

で、FPの説明をしてから、不動産業者ではないことを説明して、やっと資料をFAXしてもらえます。

もし、これが不動産業者からの問合せならば『一旦売りやめになりました。』とか適当な理由をつけて資料をくれません。

手数料が減ると考えるからです。

ですから、不動産屋に物件探しを依頼してもなかなか良い物件の情報は得られない。

不動産のことなのに、その道のプロである不動産屋では良い物件は見つからない現状。

やっぱり変だよ不動産屋。

09年01月26日 | Category: 住宅ローンのセカンドオピニオン
Posted by: fplifewv
自動車を買うとき、
「燃費が良いと環境にやさしい」という理由で購入する車種やメーカーを決める方は多いと思います。

食料品を購入するとき農薬が少ない、産地が近くて輸送のガソリンが少なくて環境に良い

など、自分が購入するものやメーカーを選ぶことで社会貢献するという考え方があります。

もちろんコンプライアンス(法令順守)に違反している企業から購入しないなどもあります。

しかし、マイホームに関してこういうことを意識する人はほとんどいません。

マイホーム業界にこういう考え方が広がっていないことと、価格が高いためいくら環境によい材料などを使っているとしても予算の都合上普通の材料にしてしまうようなことも。

予算については高価な買い物ですので、仕方がありませんが、マイホームに潜むリスクである欠陥住宅。

これはいけません。

欠陥住宅を建てるような業者と契約することは、自分自身の損害はもちろんのこと、欠陥住宅の被害を拡大させることに加担することになります。

そして、法令違反をしている業者。

意識的に法令違反をしている場合もあれば、業者自身が不勉強であるために知らずに法令違反をしているケースも多数あります。

法令違反が発覚すれば業者が潰れてしまうこともあります。過去では山一證券、最近ではミートホープなど。

一方まじめに法令を遵守している業者もいます。法令を遵守するためにはそれなりの費用がかかります。費用をかけたからといって売上げや利益につながるわけではありません。

法令違反をしている業者はその費用を出さずに自分の懐にいれています。

法令を遵守する業者がバカを見て、法令違反をしている業者が得をする。

まさに正直ものがバカを見るような社会で良いのでしょうか?

自分自身のことをふりかえってみてください。まじめに頑張っているのに報われない、悪いことをしている人が儲かっている姿を見て、なんとも思わないでしょうか?

マイホーム業者について、この法令違反をしているかの確認は一般消費者にはとても難しいです。業者自身も気付かないこともあります。

しかし、法令違反業者を野放しにしてそこと契約することは、社会を悪い方向へ導く手助けをしていることを忘れないでください。

09年01月21日 | Category: 住宅ローンのセカンドオピニオン
Posted by: fplifewv
大規模な住宅展示場にはハウスメーカーが多くいます。

彼らは非常に営業テクニックを指導されています。

ポンポンと話しを勧められます。

その中で彼らが重視しているのが、

「この客は本当に客なのか」の判断

いくら懸命に営業しても買えない客であれば意味がありません。

せっかく買う気になっても様々な事情で買えない方がいます。

?資金が足りなく、住宅ローンが通らない方(または収入が少なくて住宅ローンが借りられない)

?土地が無い(これから探す)。

そのため、お客様カードへの記載と同時に

「住宅ローンの仮審査だけでも早くしましょう!」といいます。

親切に見えますが、実は業者の方で客の値付けをするだけのためです。

仮審査事態は1週間程度で結果がわかりますから慌ててやるひつようはありません。

仮審査をすることで業者に住宅ローンのMAXを知られる方がデメリットです。住宅ローンを含めて最大5000万円なら買えるということがわかれば、その範囲で提案をしてきます。

何度も言いますが、借りられることと返せることは別問題です。

業者の都合でポンポン話しを進められないようにしてください。
09年01月20日 | Category: 住宅ローンのセカンドオピニオン
Posted by: fplifewv
新たな年を迎え、今年こそマイホームを建てようと、チラシなどを見て住宅展示場などにいっている方も多いのではないかと思います。

マイホームを建てる際は、必ずきちんとした資金計画が必要です。

ある相談者の事例を紹介します。


約2年半前にあるローコスト大手ハウスメーカーのチラシを見て、住宅展示場に行った方です。

ご主人は年収400万円、
奥さんは主婦
子ども1歳

貯金は100万円。

営業マンと住宅展示場の雰囲気にのまれてすっかり最初にいったその業者で建てることに。

坪単価の安さが最大のポイントでした。

土地は持っていなかったのですが、そのハウスメーカーが特別に見つけたといった土地を購入して建てることに。

(あとで、別に特別に見つけた土地ではなく一般的に売られていた土地であることが判明。)

土地が約900万円。

建物が契約書上で約1200万円。約40坪。でした。

約2100万円で新築一戸建てが注文住宅建てられると大喜びで契約しました。

住宅ローンを組み、無事着工が始まったところでどうせ新築するのだからと合わせて車を買い替えました。

貯金はありませんので自動車ローンを組みました。
250万円の5年ローン。金利3%。

まもなく奥様が第二子を妊娠。

工事が進んだところで、ハウスメーカーから
『そろそろ外構工事の契約をしたらどうですか?』
といわれました。

外溝工事(駐車場やポスト、門 塀など建物以外の部分)は契約には入っていなかったことをそこで初めて知りました。

最初、提示された計算書では外構工事予算として約150万円計上されていたのが、契約時の見積り書の際には除かれていたのです。

もともとこのハウスメーカーは坪単価を安く見せるために建物以外の色々な工事は別の会社と施主が直接契約する形式をとっていました。

予定外のことに、営業の方に連絡をとろうとしたところ、すでに退職していて連絡がとれないとのこと。

※ノルマ制の営業の方は、ほんの1,2ヶ月契約がとれないと生活ができないのですぐ退職する方がとても多いです。

すでに登記費用や確認申請などで貯金の100万円は無くなっていました。

なんとか、両親に援助を頼み、外構工事の契約と支払いは済ませましたが、今度はエアコンとカーテンの物と工事代金が入っていないことが判明。

※ちなみに契約書などには小さな字ではありますが、ちゃんと別工事となっていました。

小さな子どもがいますのでエアコン・カーテン無しではいられませんのでクレジットカードで買いました。エアコン3台とカーテン代で約80万円。(ボーナス2回払いで)

いよいよ完成・引渡しとなりましたが、ここでさらに問題が。

火災保険料約50万円と引越し代約20万円も計算に入れていませんでした。

これも払わないわけにはいきませんので、クレジットカードのキャッシングで借りて払いました。

新居生活からしばらくして第2子が誕生。出産もろもろの費用がかかりましたが、これまたキャッシングでまかないました。(キャッシングの怖いところは一回借りると簡単に繰り返して借りてしまうことです。)
その後固定資産税や自動車税など臨時の支出がありました。

この方のローンの状況は以下のとおりです。

●住宅ローン2100万円金利1.5%(2年固定)
内ボーナス払い分1000万円。

月返済額約34000円(ボーナス月は+19万円)

●自動車ローン250万円金利3%
内ボーナス払い分100万円。

月返済額約27000円(ボーナス月は+10万円)


●クレジット・キャッシング200万円 金利6%

月返済額(リボ)5万円。

合計しても月の返済額は約11万円。

□月の給料手取りが約20万円。ボーナス時が約50万円。年間手取りが約340万円。

月20万円の手取りで11万円が返済ですから9万円で生活しなければなりません。まず無理です。

ボーナス分から生活費にあてなくてはなりません。
そのボーナス時でも手取り50万円に対して返済は29万円。残り31万円です。

このボーナス分についてもその後の家電の故障による買い替えなどで生活費にあてるのは難しくなりました。

それでもなんとかやりくりしていましたが、この不況のあおりでボーナスの7割カットとなりました。

手取り50万円が15万円に。

ボーナス返済が29万円ですから15万円では無理です。

さらに銀行から、2年の固定金利が終わって金利が2.5%になると通知が来ました。月の返済額が5000円UP、ボーナス時は約3万円UPです。

完全に手詰まりになりました。

給料のいいところに転職するといってもそううまい話にはなりません。

奥さんが働きに出るといってもまだ子どもは3歳と1歳。
保育園に空きがあるかわかりませんし、保育料で奥さんの給料が無くなってしまうかもしれません。

2年前の安易な行動が一家をマイホーム破綻の危機に追いやりました。

くれぐれもこのようなことが無い様に。

(これは実際の相談事例をわかりやすく数字や状況を整理しています。)




09年01月14日 | Category: 住宅ローンのセカンドオピニオン
Posted by: fplifewv