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09年03月31日

賃貸か購入か

よく相談されるのがマイホームについて賃貸がいいのか購入がいいのか。

下記のプランでシミュレーションしてみました。

73平方メートルの新築分譲マンション。東照宮駅から徒歩10分程度。
物件価格3000万円。購入時諸費用300万円。
管理費・修繕積立金・駐車場代月25,000円。

3000万円のローンを元利金等返済で全期間固定35年金利3%で借りた場合、月々の返済額は約115,455円。
(住宅ローン減税は廃止後、金利上昇傾向なので3%を超えるかもしれませんが。)

35年の総額で48,416,100円。

他に固定資産税・都市計画税がかかります。35年平均で年12万円として月1万円。

合計した住居費として月約15万円を35年間払い続けます。

※ほかに修繕積立金が途中で大幅に上昇することがありますが、それは計算に入れないでおきます。

近くのほとんど同条件のマンションで築33年のものが600万円で売りに出ていますので(仲介手数料、簡単なリフォーム代なども考え、築35年で売却して手取り500万円とします。

一方賃貸で駐車場込みで家賃10万円とします。火災保険料は別途加入が必要ですが、分譲マンションでも地震保険に加入することもあるので考慮しません。

賃貸は固定資産税もかかりません。最近は更新料もかからないところが増えました。一時的に敷金礼金等が発生しますので、それを40万円とします。

まず初期費用が300万円−40万円=260万円

これを35年1%の複利運用すると3,683,160円になります。

毎月15万円−10万円=5万円を年1%で複利運用しながら35年積み立てると25,131,458円になります。

合計28,814,618円となり、分譲マンションを売却した場合の500万円との差は2300万円以上になりました。

毎月の差が1万円、つまり家賃が月14万円だとしても35年で300万円以上賃貸が多く貯蓄できる計算になります。

家賃月14万円ならかなり良い物件に住めます。賃貸マンションでなく賃貸の戸建にだって住めます。

分譲マンションではこのようになりますが、戸建の場合は管理費等がありませんし、土地は残りますのでまた変わってきます。

ライフプランによっては分譲マンションを購入した方が良い方もいます。

ご参考に。
09年03月31日

最近は多忙な上に重い相談が多く、かなりお疲れモードです(お客様に感情移入しすぎ)。

投資やマイホームを決めて大失敗をしたケース。

わずか1年足らずで500万円〜1000万円以上も損して家族ゲンカに。

その状況のため私もほとんどボランティアで相談にのらざるを得ない状況です。

住宅のセールスや証券会社のセールス、保険会社のセールスのレベルが上がってきているような感じがします。
※ここで言うセールスとは、成約させるテクニックのことを言います。必ずしも良い商品のセールスとは限りません。

首都圏式のセールスが東北に浸透し、東北がカモにされつつあるのではないかと危惧します。
※悪質商法や詐欺がよく首都圏から東北などの地方に出てくるのと似ている。

重大な決断をする際は必ず家族で相談の上でできれば信頼できる人に相談の上にと思います。
そうでないと家庭崩壊になるかも・・・・。

ある相談者はご主人独断で大損して家庭がピンチに・・・。

こんな相談が無くなることを期待しますが、そうもいかず楽に生きられない仕事です。

09年03月31日 | Category: General
Posted by: fplifewv
09年03月30日

架空投資話

架空投資話の被害相談も増えています。

今、円高・原油や金などの商品高。

これに乗じて儲けませんかというあやしい業者からの勧誘電話。

例えば、原油が1バレル90ドルの時に買って、1週間で1バレル100ドルになる。90万ドル買っていれば1週間で10万ドル(日本円で1020万円)の儲けになる計算になります。

損した場合は投資者が損をする。

得をした場合は、「言ったとおり上がったでしょう!もっと上がるから追加で投資しましょうよ。」

との勧誘で絞れるだけ絞る。

まともな業者ならちゃんとその方の名義で原油に投資しているでしょうが、怖いのは、ノミ行為(預かった金は投資に回さない)。

投資したはずのお金は暴力団へ上納金として渡ってしまい、解約して戻そうにもお金は無い。

絞れるだけ絞りとったら業者は連絡がとれなくなる。

なけなしの退職金2000万円と自宅を担保に借りた3000万円の合計5000万円を業者にとられる。

年金で3000万円を返せる訳もなく、自己破産して狭くてもぼろいさびしい老後を送り、孤独死する。

そうならないようにしてください。

※FP顧問契約(月5000円〜1万円)をしている方はそのような勧誘電話に対しても対応しています。
(「FPの西村さんを通してください。」として、業者に私の電話番号を伝えてもらいます。業者が私に電話を掛けてきて5分くらい話をすると大抵業者が突然電話を切ります。騙せないと悟るので。)

時々本当に怖い業者もいますので、それからすると安い安心料だと思いますが、なかなかそういうFP顧問の考えが浸透しないですが。

一瞬、一本の電話で人生をめちゃめちゃにされることを考えれば・・・・。
09年03月30日 | Category: General
Posted by: fplifewv
家作りに関する相談を多数承っていますが、様々な場面でFPの実力が発揮されます。

相談の効果は住宅ローンに関するところが大きいです。

特に金利について。

業者の紹介の住宅ローンの場合、「提携ですから安いですよ。」と言っている割には地域最安でないケースが多くあります。

住宅ローンの金利は金融機関によっても違いますが、借りる方の信用度によっても変わります。

相談いただくことで0.3%程度金利が安くなることが多いです。

3000万円を35年返済すると金利0.3%で支払利息総額は約160万円。

FPに相談するだけで160万円もの差です。このことを知らずに高い金利を払っている方が多いのもまた事実です。

もっとFP業界のレベルUPが必要です。

金利差が多かった他の例では、

2000万円を20年返済。金利差3%。

支払金利総額660万円。

特に自営業の方は差が大きいです。

自営業は業績の浮き沈みが激しいことが多いので、住宅ローンは不利になりがちです。

そうならないように、FPに相談ください。

金利差だけで1000万円にもなるかもしれません。
09年03月27日 | Category: General
Posted by: fplifewv
 アーバンエステート破綻、負債総額50億円

 注文住宅販売の「アーバンエステート」(埼玉県川口市)は24日、東京地裁に民事再生法の適用を申請し、財産保全命令を受けた。申請代理人によると、負債総額は約50億円。

 平成14年9月設立の注文住宅建築工事業者。檜乾燥材4.5寸角・60年保証で、坪単価24.8万円の「一生涯の家」を前面に打ち出した営業を行い、テレビ・ラジオなどで積極的にCMを流すなど、業界後発業者でありながら知名度も相応に浸透していた。

 しかし急激な営業拠点の拡大と広告費がかさみ資金繰りが悪化。金融危機と不動産市況の低迷が追い打ちを掛けた。

2009/3/24 共同通信他

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またまたまた、注文住宅業者の破綻です。

本当に私が2年前に予測したとおりの状況になっています。

60年保証を信じて購入した方もたくさんいたことでしょう。

まだ民事再生の段階ですが、利益が薄い60年保証を引き継ぐようなことになるのか。

坪単価が安いことを前面に出して、なおかつテレビ・ラジオCMをバンバンやっているところ、他にもありますが果たしてこれからどうなるでしょうか。


本日は、仙台商工会議所のイベントで仙台市長とお話をする機会がありました。

そこで、今後の仙台の発展のために、仙台中心部への「キッザニア保育園」を提言しました。

※実際は質問形式だったので、ハッキリとは伝わらなかったかもしれません。
待機児童数ワーストワンの汚名返上と観光誘致のための対策として、このようなことは考えていないかとの質問をしました。

キッザニアは、ご存知の方も多いとおもいます。東京と大阪にある、子ども就業体験のテーマパーク。

土日になると半年前から予約がいっぱいになる人気施設。

東北からもわざわざキッザニアに出かける家族もいるくらい。

それなら仙台にキッザニアがあればいいじゃないかというわけです。

でも、東北地方の集客力は関東や関西と比べたらとても小さいもの。

キッザニアを誘致しても集客できるか疑問視されています。(仙台市長もそういっていました。)

そこで私が考えているのが「キッザニア保育園」。

東京のキッザニアは平日は空いています。東京でそうですから仙台では平日はかなりすくでしょう。

ですから、保育園と合体させる。

つまり「キッザニア保育園」とは土日はキッザニア、平日は保育園となる施設。

これなら、建物もムダになりません。ほぼ毎日ふる稼動です。

今の不況の時期、仙台中心部で空きビル・テナント・土地がある。チャンスでもあります。

また今、仙台市は保育園を増やそうとしていますが、中心部ではない住宅地にいくつか。

確かに今のニーズとしてはあるかもしれませんが、今後住宅地が高齢化して、少子化になればその保育園は運営が困難になるかもしれません。

たかだが10年くらいの開園となるかもしれません。

そんな保育園をたくさんつくるよりも仙台中心部に1000人くらい入れる大きな保育園を設けた方が、よっぽどコストもかからないし有意義ではないかと私は思います。

子育てママで仙台中心部で働いている方は多いと思います。そんなママも今は地方の自宅の近くの保育園に預けています。

もし、仙台中心部に保育園があったらそちらに預けるのではないかとおもいます。今は中心部に保育園が無いからだけで。

職場の近くに保育園があれば、出勤もゆっくりですし勤務時間も18時半くらいまででも十分に迎えにいけます。

仕事の選択の幅は増えます。

また、地方の賃貸の自宅の方はせっかく近くの保育園に入れた。
もしマイホームを他の地方に買って引っ越したら今の保育園を出なくてはならない、マイホームの近くの保育園に預けられなかったら大変だ。

となり、マイホーム購入を躊躇します。

それが仙台中心部の保育園に最初から入っていれば問題は解消されます。

保育園は土日は利用者が激減しますが、土日はキッザニアとして機能すれば施設もムダになりません。

キッザニアとしても利用者が少ない平日を開園しなくて済みます。

万一キッザニアがうまくいかなかったとしても仙台中心部の保育園はきっとニーズが高いでしょう。

どうでしょうか。私にお金があったらぜひともやってみたい事業です。

社会的にも意義があると思いますし。


外貨建て商品を扱っている保険会社が今のドル安から販売攻勢を強めています。

外貨商品はお得だからと。

しかし、同じことをずっと前から保険会社・保険代理店はこの商品を大量に販売しています。

1ドル125円くらいのころから。

そのころに外貨建て商品を購入した方は今どんな思いなのか。

大損をしたと感じていますが、あくまで自己責任ということで保険会社も保険代理店も対応できません。

次のお客様に外貨商品を売ることに集中したいですから。

過去のお客のフォローをしている暇はないです。

なお、私も外貨建て商品を提案してきましたが今回の円高ドル安にはたいした影響を受けません(元本保証タイプ)ので、クレームはゼロです。
09年03月24日 | Category: General
Posted by: fplifewv
09年03月23日

被害者の相談態度

本当に色々な方から相談を受けます。


悪質商法にひっかかって数百万円失ったような方も。


はじめは警察や弁護士に相談したところ相手にしてもらえなかったとのこと。


どうして弁護士に相手にしてもらえなかったのか。


相談を受けてわかります。


相談する態度が酷い。


「自分は被害者だ。自分は何もしなくても弁護士やプロがなんとかするのが当たり前だ。」

という態度。


相談料や、弁護士報酬をたっぷりもらえるのならそれでも受任する弁護士がいるかもしれませんが、お金を持っていない上に被害にあったというが、被害者にもかなりの責任があるような場合。報酬にはなりません。


被害にあったのは同情できますが、相談する態度をきちんとしないと救われる被害も救われません。

あまり無い事例ですが、相談時はご注意を。

※弁護士とか士業は先生と呼ばれて偉いわけではありませんので、相談者が卑屈になる必要はありません。

ただ、人としてのマナーは守って相談してください。

09年03月23日 | Category: General
Posted by: fplifewv
先日、長距離トラックに乗り込むまだ20代くらいの若いお母さんと3歳くらいの娘さんを見ました。

女性で大きなトラックを運転するのは珍しかったのもありますが。

勝手にその方の家庭状況を想像してしまいました。

(勝手な想像なのでもしも違っていたら大変失礼ですが・・・)シングルマザーで女一人の手で娘を育てている。

娘を保育園に預けることができないので常に一緒にいられる長距離トラックのドライバーを仕事に選び働いている。

のではないかと。

長距離トラックのドライバーは確かに子どもをそばに置いて働くことができますね。

職業も色々。その方が幸せな生活を送れる職業がいいですね。

勝手な想像の家計状況ですが、かげながら応援したくなりました。体と事故には気をつけて欲しいです。

がんばっているお母さんに感謝。
09年03月20日 | Category: General
Posted by: fplifewv
09年03月19日

私の家造り仲介

私のところでの家作り仲介は必ず2,3社のコンペを行います。


時間と手間がかかりますが、そのほうが絶対に満足のいく家が建ちます。

1社だけのプランでは比較ができません。後で『こんなプランが良かった』と雑誌などで見ても後の祭りです。

3社にプランを出してもらえば大体のプランは網羅されます。その中から好きなものを選んで修正していくことのお手伝いをしています。

20ものチェックポイントを元にどのプランに問題が少ないかなど。

プランでは気に入っても実際に住んでみたら使いづらかったなんてこともありません。

マイホームを考えている方は第三者の仲介でプランのコンペをしてみましょう。

一生で一度の買い物ですよ。後悔しないで楽しんでください。
09年03月19日 | Category: General
Posted by: fplifewv
家づくりのコンペをする際に参加する業者は様々です。

相談者が私に相談にくる前から検討しているハウスメーカーが入ることも多数あります。

私の紹介の工務店ではなく、相談者が自分で見つけて検討している工務店が入ることもありますが、その際はその工務店の経営状況や評判をチェックします。

倒産リスクが非常に高いわけではない(なんとかあと5年以上は持つ)工務店であればそのまま参加してもらいますが、欠陥リスクが高い、2年程度でも倒産しそうな場合は相談者に説明して、コンペから抜けさせることもあります。

それでも3社に満たない場合は、私が紹介する工務店が入ります。

もちろん、まったく業者のあてが無い方は、私から3社を紹介します。

その3社は、欠陥住宅を作らない。万一不備があっても誠実に対応する。消費者に極端に不利な契約を結ばない。施工などを私がチェックしたい場合はきちんとOPENにする。経営状況をチェックして10年以上続けられるところのみです。

なかなか完全に満たす業者は見つからなくて悩んでいます。現在7社程度です。それでも工法やコストや得意な工事に違いがあるので、相談者の要望にあった業者を3社出すのは苦しいです。

しかし、いい加減な業者を紹介するわけにはいきませんので、地道に業者チェックをして紹介可能な業者を増やしていこうと思っています。

私の基準からすれば、宮城県内の数千社の業者の中で信頼できるのは7社程度ということです。

難しいとこです。
09年03月17日

不動産業者の犯罪

毎日のように建売やマンションのチラシや広告を目にします。

それらのチラシに釣られて業者に電話したり現地に行くと大変です。

彼らはえさにかかった獲物は必死に捕まえようとします。

とにかく契約を結ぶように。

『とりあえず申込金10万円はらっていただければ物件は押さえますよ。』

『間取りは後で自由に変えますから早く契約してください。次の方にとられちゃいますよ!』
(契約書をよく読むと自由には変えられないケースがほとんど)

など。

契約前に私のところに相談していただければ、それらの手口を説明してあげます。

その上で、もういちど冷静になって物件や条件をチェックしてもらいます。

大抵の方は冷静に考えるとこの物件は自分の希望のものではなかったことに気付きます。

そこで、契約をやめると言うと、業者とのバトルが勃発します。私も数々のバトルを経験しました。

そのバトルがいやで希望物件でもないのに契約してしまうことも。

これは、脅迫という犯罪かもしれません。

物件の悪いところを隠して契約させれば詐欺かもしれません。

実際そんなことがあっても警察は民事不介入で関与してくれません。

自分を守るには自分しかいません。
それが無理なら本当に信頼できる相談者を見つけてください。
ハウスメーカーは営業がすごいです。

とにかく早く契約をさせる。契約後の多少のプラン変更は大丈夫かのように匂わせて。

しかし、実際は契約をしたら契約が全てです。

仕様書があれば、そのとおり。ハウスメーカー標準品というあいまいなキッチン、お風呂、トイレなどがあります。

「ハウスメーカーだから立派なキッチンだろう」とお客様が勝手に勘違いして、トラブルになります。

ハウスメーカー標準品を実際見てみたらとても安っぽいもので、良いものに変えてもらったら、追加料金をたっぷりとられたなんてことも。

契約では、ハウスメーカー標準品となっていますから、契約した後ではどうにもなりません。

後悔しても後の祭りです。

そうならないように事前に相談してください。
09年03月13日

別途工事の不備

ハウスメーカーは坪単価を安く見せるために、本体工事の見積もりとそれ以外の工事を分けて出します。

カーテン工事や、床暖房工事、エアコン空調工事など。
これらは最初のプランに基づいて出されたままになっている場合があります。

打ち合わせの際に間取りなどを変更したとします。そうなれば、当然上記の別途工事のお金が変わります。

窓が増えればカーテンは増える。エアコンが増えればエアコン空調工事も増える。床暖房も面積が増えれば増える。

当然、見積もりも上がるはずです。

しかし、別途工事はそのままで契約をさせようとするケースが実際にあります。

担当者のミスなのか、故意なのかわかりませんが。

契約してしまったら後の祭りです。建物が完成した後に

「カーテンが足りませんでしたので追加になります。」

「全面床暖房のはずが、半分だけだった!」

などの問題がわかります。

担当者にクレームを言ったとしても、契約した時の別途工事の見積もりが全てです。

見積もりをチェックしないで契約したたお客さんが悪いということに。
今回も保険営業の迷言・珍言から

乗り合い代理店の女性プランナー。

『どの代理店も医療保険は売りやすいからゴリ押ししてくる。』

本当にそうです。保険の●●とかに相談に行って、私のところへ相談に来る方が提案されたもの見ると、これでもか!というくらい医療保険が手厚い設計になっています。

なんども書いていますが、今の医療保険はほとんどが意味がありません。

生涯で2〜300日くらい入院してやっと払った保険料分の保険金が受け取れるものがほとんどです。

また、『どの店に行っても勧められるのは同じ商品ですよ。』

も納得。少なくとも私のところに相談にくれば、医療保険は必要ないといったり、グループ保険や共済でカバーすることを勧めたりしますので、同じ商品を勧めるようなことはありません。

ただ、確かに似たようなショッピングセンター内にあるような代理店はどこも同じような設計(商品は違いますが)をしてきます。

最近は私は相談者の契約している保険商品を見ただけで『保険の●●で契約しましたね。』というのもわかるようになってきました(笑)。

お客様に合わせてベストの組み合わせを提供すると言っているのに、どんなお客様もほとんど同じ保険設計になっているのは、びっくりとがっかりします。

きちん設計すれば夫婦の年齢・子どもの年齢・親の年齢・公的年金や死亡退職金の有無などで一人一人違う条件なので、変わってくるはずなのですが・・・。
09年03月12日 | Category: 生命保険のセカンドオピニオン
Posted by: fplifewv
今週号の週刊ダイヤモンドの49Pに小さく私の名前が載っています。

その中の記事で、『これはあるある!』というものをいくつかご紹介していきましょう。

迷言・珍言続出!生保営業の現場のコーナーで
外資系の男性営業マン(ライフプランナー、ファイナンシャルプランナー)
の販売手法で
『比較せず!私を信じなさい!』

『確率的にほとんどありえないことを話して不安をあおって契約させる。』

これには読んで納得×100。

結構私のところには、こういった営業を受けて違和感を感じて相談にいらっしゃる方が多いです。

ほとんど洗脳に近くご主人はその営業マンの言うとおりにしたいと思ってしまうが、奥様はきちんと比較して選びたいという相談が多いですね。

その相談の過程では営業マンが信じられないような営業トークをしているとのことを聞きます。

たとえば

『他社では、保険金が出ないがうちでは保険金が出る!』なんてことを言っているとのこと。

商品や特約が違うのならわかるが、普通の死亡保障の保険でそこまで断言できるのはなぜ?


『私から加入すれば保険金が出るが他の人(特に代理店)から入れば保険金が出ない。』

保険業界のグレーな部分ではありますが、そんな差別はあってはならないはずです。

それを堂々と言って加入させるのはコンプライアンス上問題あります。

仮に本当だったとしても、営業マンとお客様どっちが先に亡くなるのかわかりません。

営業マンが先に亡くなったら、お客様には保険金が出ないってこと?

ひどい話です。




09年03月11日 | Category: 生命保険のセカンドオピニオン
Posted by: fplifewv
フジテレビの朝の情報番組 『とくダネ!』で静岡県の中堅ハウスメーカー富士ハウスの破産問題をとりあげました。

富士ハウスと契約した際に着工前に7割ものお金を支払ってしまって、多額の追加負担を強いられる問題。

登場した静岡の弁護士は

『着工前に7割も払わせるのは異常』

とコメントしていましたが、結構そういうマイホーム業者はいます。

私の地元仙台でも。

そのあたりの異常さを平成19年から指摘していた私のオリジナル小冊子
『欠陥住宅より怖いマイホーム業者倒産』

これを静岡で普及させていたら、こんな大勢の被害者は出なかったのではと悔やまれます。

番組で残念だったのは、富士ハウス破産の問題について報道するのみで、どうしたらその被害に遭わないようにできるかの対策が無かったことです。

ぜひとも、一生で最大クラスの買い物であるマイホームで被害に遭わないような対策についても放送して、被害防止に一役買っていただきたいものです。

私一人の力はとても小さいです。報道関係の方よろしくお願いいたします。

本日発売の週刊ダイヤモンド
「まだまだあった!保険のムダ総点検」

に、私の名前とコメントが載っています。

著名ファイナンシャルプランナーと並んで掲載されていて、大変光栄です。

詳細はまだ読んでいませんが、保険代理店の珍言、迷言のページは大きくうなづく内容でした。

保険代理店や保険会社の闇の部分を明らかにする誌面には好感をもてます。

ぜひ、ご一読ください。
09年03月09日 | Category: 生命保険のセカンドオピニオン
Posted by: fplifewv
不況で家計が苦しくなっているせいか、住宅ローンの見直し相談が増えています。

まさか、こんな不況がくるとは思わず、家計ギリギリの返済になる住宅ローンを組んでしまっている方がなんと多いことか。

また、バブル期に借りた住宅ローンをずっとそのままにしておいて、これまではなんとか返せていたが不況で苦しくなったので借換えたいという方も。

金利はなんと6.5%。

もっと早く相談にきてくれていたら100万円単位で得をしたのに、残念です。

ただ、住宅ローンの借換相談の際に必ず私は確認することがあります。

それは、健康状態。

せっかく借換した方が何百万円も得をすることがわかっても健康状態が悪くて団体信用生命保険に加入できずに見直しができないと大変残念な相談になってしまいます。

でも、本当は家を買うときにきちんとした住宅ローンを選んでいればそれがベストなのです。
09年03月07日 | Category: 住宅ローンのセカンドオピニオン
Posted by: fplifewv
凄腕の営業マンにあたったり、アピールのうまい商品やCMにあたるとそこの大ファンになってしまうことがあります。

マンションや、注文住宅にありがちです。(あとはマルチ商法。)

「○○じゃなきゃだめ!」

「いくら高くても○○ならものがいい!」

ファンになるのはいいのですが、あくまでもきちんとした商品や会社であることが絶対条件です。

法律違反や詐欺まがいのところにマインドコントロールされてはいけません。

また、自分の生活を壊すような金額の商品は、どんなにファンになっても購入してはだめです。

※マルチ商法にひっかかって借金をして商品を買い込むのと似ています。

自分の返済能力を超えた高額なマンション。

買うまでは営業マンはその高額なマンションを買う夢を見させます。

こんな立派なマンションで家族で過ごせたらどんなにすばらしいか。など。

しかし、購入した後はどうなるか。

返済能力を超えているため、夫婦は共働きで朝早くから夜遅くまで働かないといけない。休みもないかもしれません。

子どもが小さいときは保育園などにいる。

子どもが小学生になれば、学校から帰った子どもが一人でマンションの中でさびしく食事をとる。

子どもが中学校・高校のころには子どもも部活や塾で家にいない。

つまり、せっかく高いマンションを買ってもほとんど使えない事態が発生するのです。

さらに、教育費負担が増えたり少しでも予定外の支出(家族の病気・ケガ・介護、転勤など)があれば住宅ローンが返せなくなり、住宅ローン破綻。一家離散となるかもしれません。

契約前に必ず冷静に戻ってください。

先日、当方ブログの購読の方から

「ブログにあんなにノウハウを書いていいのですか?」

との心配の感想をいただきました。

まったく心配ありません。ブログに書いてあるのは私のノウハウのごく一部です。

今思えば、朝8時から翌朝4時まで、土日もなしに働き続けてFPとしてのノウハウを積み上げてきた日を懐かしく思います。

その頃はFP以外の雑用的なこともやっていましたが、今はほとんどFP業のみ。

そして多くのお客様から色々なことを教えていただています。

ノウハウは日々積み上げられていきます。

決してFPのテキストには書いていないようなことが私の身体に毎日身についております。
大規模な住宅展示場にはハウスメーカーが多くいます。

彼らは非常に営業テクニックを指導されています。

ポンポンと話しを勧められます。

その中で彼らが重視しているのが、

「この客は本当に客なのか」の判断

いくら懸命に営業しても買えない客であれば意味がありません。

せっかく買う気になっても様々な事情で買えない方がいます。

?資金が足りなく、住宅ローンが通らない方(または収入が少なくて住宅ローンが借りられない)

?土地が無い(これから探す)。

そのため、お客様カードへの記載と同時に

「住宅ローンの仮審査だけでも早くしましょう!」といいます。

親切に見えますが、実は業者の方で客の値付けをするだけのためです。

仮審査事態は1週間程度で結果がわかりますから慌ててやるひつようはありません。

仮審査をすることで業者に住宅ローンのMAXを知られる方がデメリットです。住宅ローンを含めて最大5000万円なら買えるということがわかれば、その範囲で提案をしてきます。

何度も言いますが、借りられることと返せることは別問題です。

業者の都合でポンポン話しを進められないようにしてください。
09年03月04日 | Category: 住宅ローンのセカンドオピニオン
Posted by: fplifewv
新築マンションの価格下落がだいぶ話題になっています。

1年以上前からこの状況を予告しておりましたので、お客様から「西村さんの言ったとおりですね。」とのお褒めの言葉をいただく日々です。

ただ、新築マンションの値下げは喜んでばかりはいられません。

4000万円の部屋が3500万円に値下げになったのでお買い得と思ってあせって契約してしまうと大変です。

中には、3500万円で買えば4000万円で転売して儲かると勘違いさせるような売り方をする業者もいますのでご注意を。

マンションの価格がそのまま相場です。

3500万円で買ったマンションは基本的にそれ以上では売れません。

また、値下げしたマンションを買った場合は、実際に住んでから、値下げ前の価格で買った入居者とトラブルにならないようにしてください。

もし、そんなマンションを買った方がいたらほかの人にいくらで買ったか言わない方がいいですよ。

09年03月02日

保険広告のFP

保険の雑誌、週刊誌、新聞の広告(保険会社、保険代理店が広告主)にFPが登場しているものをよく見ます。

中立な立場のFPが勧めていると良い保険であるような気に消費者がなるのを狙っての広告。

その保険会社の商品が良いものであれば、いいのですが、ほとんどが「この保険会社の商品でいいのなんて無いのにな・・・。」と思うようなもの。

広告費に多大なお金を掛けている会社ですから、それも当然なのですが。

タレントのCMでよく言われますが、節操が無いということも。

「去年は●●生命の宣伝をしていたのに、今年は××生命の宣伝をしているよこのFPは。」となります。

広告のイメージに惑わされずに消費者がお得な保険を自ら選択してください。