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あれだけ大々的にテレビCMをされているので、これは固有名詞を出しても問題ないかと思いますが、念のため伏せ字で。

保険の〇〇さんのテレビCMで、「保険の〇〇のプロ」を養成しているところで、研修生に実際窓口業務をやらせるところがあります。

いわゆるロールプレイングです。

その中で、約款を手に「約款によりますと・・・」と話をしている研修生に対して首を横に振っている教官。

教官「どんなに保険に詳しくても、保険の〇〇のプロには成れないですよ。」

どういう意図かわかりませんが、約款を使って保険の内容を説明することを否定するのはいかがなものでしょうかね。

保険を支払うようなときには約款を元に判断するわけですから。

私は約款はきちんと読んで、大事なところは約款を開いてお客さまに見せて説明します。

なので、私は保険の〇〇のプロには成れないです(苦笑)。
13年12月26日 | Category: 生命保険のセカンドオピニオン
Posted by: fplifewv
私がFPとして独立する時に、別の独立FPとして成功している方の話を伺いに行きました。

首都圏におりましたので、それなりに時代の最先端の独立FPがいらっしゃるのだろう、お会いしてすばらしい話を聞けるだろうと思っておりました。

ところが、実際に会ってみると実情はただの保険代理店。

保険販売手法としてFPを名乗っているだけでした。

保険にとって大事な世帯主が死亡した後に必ずおこなう相続のことやマイホーム手続きのこと、遺族年金のことをFPとしてわかっていることを想定して会話しましたが、まったく噛み合いませんでした。

「あ!この方はFPとしての勉強はしていないんだな。保険販売のことだけ考えているFPの仮面をかぶった保険営業マンだ。」

と思いました。

最近になって、その方が保険代理店向けにセミナー講師をされていることを知りました。

もう8年以上も前なので、その間に本当のFPとしての様々な分野の勉強や経験をされていらっしゃることを望みます。

ただ保険販売をするだけの方、そういう代理店を増やすだけの方は「FP」「ファイナンシャルプランナー」を名乗っていただきたくありません。

本当に相談者の幸せを考えた上での保険代理店が増えるようなセミナー講師はぜひともやりたいですね。(ひがみが入っているかもしれませんけど(笑))


昨日映画「おおかみこどもの雨と雪」

のテレビ放送がされました。

狼に変身する人間「おおかみおとこ」に恋した女子学生が男との間に女の子と男の子を授かり出産する。
「おおかみこども」となった二児を育てていく矢先に、狼男が狼の姿で亡くなり、
その後人間の若い女性一人で経済的にも環境的にも誰にも相談できずにこどもふたりで育てていくというお話。

鑑賞させていただきましたが、FPとしての職業病が出てしまいます。

このような早くにご主人を失くした母子家庭の生活設計の相談をしていますので。

「狼男は免許を持っているようだから、戸籍はあるな。でも狼の姿で亡くなったから、
死亡の確認はとれず失踪という形になるから遺族年金は支給されない。」

「失踪宣告をすれば7年後には死亡として扱われるから遺族年金は出るか。
いやそもそもこの二人って婚姻届だしているのか?認知しているのか?(病院で出産せず自宅出産)」
「このお母さん若そうだから中高齢寡婦加算は、適用にならないだろうな。」

これ以上はネタばれになるので控えますが、純粋に作品として楽しめずリアルに考えてしまいます。

最近新聞折込にある住宅業者のチラシが入ってきました。

そこは、東日本大震災後に被災者向けに安い価格で新築するといううたい文句で。

確かに見積もりも他社より安く、工期も早いように見せかけていました。

ところが、実際は後で「震災で人件費や材料費が高騰しているのでこれではできない。」と震災を理由に追加費用を請求する始末。

また、大工も確保できないで完成引渡しが大幅に遅れる状態。

完成後も不具合があってメンテナンスを依頼してもさっぱり来ないと。

私のところのご相談者でも何名かから不満を相談されていた業者でした。

すでに契約済みのものは私では対応できず弁護士の範疇ですが、被害回復は難しいでしょう。

13年12月10日

ウソの保険営業

ある相談者から

「この保険会社のこの保険商品は保険会社が倒産(破綻)しても元本が守られる商品です!」

と勧められているという相談を受けました。

そんなものがあるはずは無いと思いましたが、念のためその保険会社に問い合わせることに。

問い合わせの結果、やはり保険会社が倒産(破綻)したら元本は守られない。生命保険保護機構の取り扱いのとおりで、元本が保証されるものではありませんでした。

その旨を相談者に説明して差し上げました。

その後相談者から
「西村先生のおっしゃるとおりに、保険営業の方に話をしたら、先生の予想どおり『破綻しても元本保証されるなんて言ってない!』と言われました。」

こんな保健営業がまだまだあるんだなと、がっかりするのと同時に私の活動が不足しているのかなと思いました。
13年12月10日 | Category: 生命保険のセカンドオピニオン
Posted by: fplifewv