銀行窓口での保険商品販売のトラブルが多くなっています。

預金をするために行ったら預金より得だと言われてリスクのある保険商品に加入させられる。

先日の相談者も約700万円もの預金をしにいったらドル建ての個人年金保険の契約をさせられました。

まだ20代の人に、個人年金保険を勧めること自体もわけが分かりませんが・・・。結婚資金・教育費・マイホームの頭金に使う方が先です。

外貨建てなら円高の時に契約した方がいいですから円安の今勧めるのも????です。

為替リスクや税金のリスク、手数料が引かれて(7%)残りを運用することなどを私の方から説明したら、『え!そうなんですか?知りませんでした。』とのこと。

しかし、銀行で意向確認書に署名していて、それらのリスクについて理解した上で契約していることになっていました。

相談者は早速クーリングオフの手続きに入ろうとしましたが、銀行に電話したところ、『口頭での申し出で結構です。取り消します。』とのことでした。

しかし、保険の場合は銀行は販売代理であって、契約自体は保険会社と交わしています。

もしも、銀行の回答が取り消しを避けるため、クーリングオフの期間を経過するまで待つためのでまかせだったら・・・・。

後で聞いても『そんな取り消しの話は聞いていません。』と言われるかもしれません。

怖い話です。

一応消費者生活センターを絡めてもらうようにアドバイスしました。
07年09月05日 | Category: 金融投資のセカンドオピニオン
Posted by: fplifewv
本日朝、某テレビ局で秋田県の悪質マイホーム業者による被害の放映がありました。

新築したマイホームに設置した温水器のボイラーに安全弁を取り付けていなかったために、ボイラーが爆発。

幸い住人は留守でしたが、90度にもなる熱湯が建物のいたるところに流れ出す。

湿気が抜けない構造になっていたため、しばらく建物が高湿度になり、建物・家財ともにカビだらけ。

とても住めない状態に。

回復を求めて訴訟中。

建物の状態をチェックしたら他に欠陥が見つかったとのこと。

この業者は今も営業中。

テレビのコメンテーターは『こんな業者が今も営業しているんですか!!』と怒りのコメントを出していました。

確かに営業を続けている問題はありますが、もしこの業者が倒産していたら、この被害者は何千万円も損をして救済されません。

倒産しないところに頼んでいたのは不幸中の幸いで救いといえます。

マイホーム業者が倒産したらどうなるか。オリジナル小冊子を発行していますので、ご興味のあるかたは資料請求してください。

9月に入りました。

金融機関から9月の住宅ローン金利が発表になりましたが、のきなみ下がりました。

サブプライムローン問題、世界同時株安、円高の影響だと思います。

数ヶ月前あるメディアから、「住宅ローンの金利がどんどん上がる予測のコメントをしてくれ。」
※マイホーム購入を急がせる意図も少し見えました。

と依頼されたことがありましたが、すでに米国の住宅着工件数が減少。サブプライムローン問題がとても小さな記事で出始めていたころでしたので、

「ここ数ヶ月で住宅ローン金利が上がると思えない、むしろ下がるかもしれないのでお断りします。」

と言ったことを思い出します。

メディアに出ている情報が全て正しいわけではありません。また、個別の相談者によって返答やアドバイスは変わってきます。
07年09月01日 | Category: 住宅ローンのセカンドオピニオン
Posted by: fplifewv
最近、「持病・既往症をかかえている」「病気で通院・服薬している」など、健康上の理由で保険の加入をあきらめていた方でも加入できる医療保険が数多くの保険会社から発売されています。

健康な人の保険契約が限界にきたので、病気を持っている人が入れるような保険を発売していかないと業績が伸びない事情があるためです。

簡単な告知だけで加入できるので、普通の保険に入れないと思い込んでいる方は安易に通販なので申し込みがちです。

しかし、ある1社で加入できなかった方でも健康状態について、より詳細な告知をすることにより、保険料が割安な他の保険会社の普通の医療保険に契約できる場合があります。

安易に契約する前にきちんと調べましょう。

しかし、持病持ちで加入できる医療保険は保険料が高く、これから入院できなくなる時代に合っていないのがほとんどです。保険に頼らず貯蓄することもキチンと考えましょう。
07年08月29日 | Category: 生命保険のセカンドオピニオン
Posted by: fplifewv

欠陥住宅などのトラブルにあって、相談に来られる方がいます。

建売住宅を買ったが、欠陥だらけだった。

苦情を言っても何も対応しない。

業者側の弁護士が出てきて「建設業者・不動産会社に責任は無い。」との話だけ。しかも欠陥住宅などに詳しい有名な弁護士らしい。

消費者は弁護士を雇うにも訴訟を起こそうにもお金が無い。

消費者生活センターに言っても何にもならない。

そんな方が最後の救いを求めて相談に来られますが、相手が弁護士を立ててきたら、私にもどうしようもありません。せめてできるのは愚痴を聞いてあげるのとライフプランの建て直しです。

弁護士は依頼主の弁護をするのが仕事ですから。被害を受けた消費者から見たら、金に目が繰らんで庶民を苦しめる悪徳弁護士に見えるのかもしれませんが、弁護士も生活がありますので・・・・。

とてもかわいそうだと思いますが、どうしようもありません。そうなる前、マイホームの契約前に相談に来て欲しいと痛切に思います。
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