本日、消費者庁が発足しました。

生活に身近な約30の法律を所管し、行政処分・指導や、他省庁への措置要求・勧告をする。各省庁が課題にバラバラに対応して起きる「たらい回し」や、規制する法令のない「法のすき間」の解消を目指す。消費者行政を一元的に担い、「司令塔」としての役割が期待されている消費者庁ですが、どこまでのことをしてくれるのか・・・・。

先週も住宅トラブルで困っている相談者とともに県庁へ行きました。

事情を説明すると
「うちの部署じゃないですね。〇〇じゃないかな。」

「いやうちでもないですよ。」

とたらいまわし的な対応。

※一応各部署の方は一緒に来てくれましたのでひどいたらいまわしではなかったです。

一応、相談者にはこのような対応をされることをお話しておりましたが、本当に藁をもすがる思いで相談に来た方がこのような対応を受けたら、怒りがこみ上げてくるでしょう。

この方は、まだ私という頼りにできる人が隣にいたからそこまで感情を出すことはありませんでしたが。

このようにならないように消費者庁は対応して欲しいものです。

でも、本来はトラブルにならないような予防が大事なんんですけど・・・・。
なかなかFPの仕事は世間には理解されていません。

まだまだ保険代理店という認識も多いです。

はたまた、アドバイスという形の無い商品でお金をもらっている怪しい商売という見方もされます。(特に親族から(苦笑)

不動産屋さんや保険の営業マンからは
「私なら相談は無料だけど、西村FPは金をとっている」
などといわれることも。

ブログに何度も書いていますが、不動産屋・保険の営業マンは売ることが目的です。相談といっても実質はセールストーク。だから無料なのです。
いかに公正さを保とうとしても契約になれば何十万円・何百万円のお金が入ってくるわけですから、大変難しいです。

私は、相談者にとってのベストの話をします。それも不動産・保険などの垣根を超えて。

そして、社会的使命もあると思っています。

相談者の中には相談中涙を流す方もいます。

「ずっと悩んでいましたが、そんな解決方法があるなんて、本当に相談にきて良かった。」

住宅ローンの返済や家族関係が大変な方では
「何度も自殺しよう思いましたが、思いとどまって良かった。」

「子どもをちゃんと育てられるか不安でした。」

など。

毎日、経済苦などで自殺する方がいます。自殺はその方だけでなく遺族の心を苦しめます。

また、幼い子どもを置き去りにして死にいたらしめるような報道も残念ながらよくみます。
事情はわかりませんが、経済的なことも大きな理由だと思います。

こういった報道を見るたびに、
「何か解決方法はあったんじゃないのか。」と心が痛みます。

毎日、相談を受ける際は相談者が将来、経済苦で自殺しないように本当に真剣に考えます。

特にマイホーム購入は、してはいけない方にはハッキリダメと言える。

そんな立場のFPであり続けます。

FPはお医者さんのように判断一つで生死にも関わる仕事だと思います。





毎日、数多くの相談が寄せられています。

経済的なことや家族関係のこと。

メールでの悲痛な叫びや相談中に涙を流されることも。

『自殺を考えたこともあります。』

などと。

そういった相談や匿名の電話があり、相談に応じた後は、相談者はとても晴れやかになり帰っていかれます。

もし、私が相談を受けなかったら、相談を希望していた方やその家族が大変なことになるかもしれない。

そう思うと、なるべく多くの相談を受けよう、私が家族と過ごす時間を削ってでも。と。

まだ小さい娘にはとても理解できないでしょうけど、いtか理解してくれるでしょう。
(毎日『パパまだ帰ってこないの?』と言っていると妻から聞いています。)

私だけではなく、自分の家族のためや世の中のために懸命に働いているみなさん。多くの方を幸せにするためがんばってください。


ここしばらくは土日は予約でいっぱいです。朝8時前から相談、夜20時から相談なんてことも。

仙台で独立系FPとして活動しだしてはや5年。土日に相談されるかたは早めにご予約を。

本日の相談者、最初はとても暗い顔で事務所に入ってきました。

相続絡みとローンとマイホームの問題。

かなり厄介でした。ローンを借りている金融機関に交渉してもダメ。

知り合いの司法書士に相談してもダメ。

ローンが払えない人専門の相談会社でもダメ。

藁をもつかむ思いで相談にいらっしゃいました。

話の内容を聞くと確かにかなり厄介でした。やはりローンが厳しい。

4%以上の金利で借りている上に最近リストラで解雇になってしまっていました。

ローンを払うに払えない状況。

なすすべなしかと私も思いましたが、よーく、よーく話を聞いていくとかすかな光明を発見しました。

勘違いかな?と思いましたが、よくよく確認すればそれは確かな光でした。

まだまだ予断は許しませんが、解決策の糸口が見つかりました。

それを聞いた相談者は最初と違い帰りは晴れ晴れとした顔で帰っていかれました。

非常にやりがいがあります。

ただ、この方も2週間くらい待ってもらいました。

どうしてもマイホームをこれから買う方の相談を優先します。なぜか、これからマイホームを買う方には、このような住宅ローンで困るようなことになって欲しくないからです。

これから買う方であれば、100%私は役に立ちます。

しかし、買ってしまって後悔している、困っている方の場合は私は100%役に立つとは言えません。
どうしてもやれることは限られてきますし失ったお金や時間は取り戻せません。

いつも消費者生活センターさんなどに言うのですが、私は予防が大事だと思っています。
(消費者生活センターさんは具体的な問題が起きたら対応してくれますが、予防に関してはあまり力をいれていらっしゃらないように思います。)

何か起こってからでは、できることは限られています。何も起こらないことが本当はみんなが幸せです。

09年06月02日

電話の不思議

かなりハードな相談スケジュールをこなす日々です。

最近は仙台商工会議所の企画『心のおもてなしキャンペーン』に参加しているので、電話での問い合わせが増えています。

※通常はほとんどインターネット・ホームページからの申込みや相談なので応対は楽なのですが。

携帯電話で相談の受付や、相談者のフォローの相談を電話で話していて、電話を切るとなぜか留守電の記録がいっぱい。

そんなにしょっちゅう電話をしているわけではないのですが、なぜか電話は何本も重なる。

こんなことみなさんもありませんか?

世の中の珍現象。不思議です。

私に電話をかけてもつながらない場合、留守番電話になる場合、時間を空けてまたお電話ください。



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