マイホーム購入サポートと一部重なりますが、住宅ローンについても数多くの家庭を助けました。

住宅ローンは効果がとても大きいです。ほんのわずかなアドバイスでも数百万円もの支払い利息や費用が節約できます。

今年は、アドバイス効果の記録更新があり、マイホーム業者が勧める提携ローンで変動金利5%だった方を色々工夫して10年固定金利で2%にしました。

これほどの差ですと利息だけで1000万円以上の差になります。

住宅ローンサポートでの最大級の障害は相談者の過去の借金とマイホーム業者の変なプライドです。

最近は若い頃に安易に消費者金融からお金を借りてしまっている方や、滞納歴がある方が多く苦労します。

また、住宅ローンのサポートにはマイホーム業者の強力が必要なのですが、まったく付き合いが無い業者ですとその説明に苦労します。

特に大手さんですと変にプライドが高く、会社が勧める提携ローンが一番だと、非協力的です。

※最大の理由は力のFPが関わることで、資金的な問題や物件的な問題が明らかになって購入をやめることを恐れているからだと思います。


また、一般の方がマイホーム業者が勧めたり自分で調べて『これが一番だ!』と思ってしまって契約しているケースも困りものです。

そういう方はすでに契約済みになっているのでいまさら私がアドバイスしてもどうしようも無いので、私もあえて言いません。(肯定も否定もせず)


それがきっかけで夫婦喧嘩などになっても嫌ですので。

大きな支出の住宅ローン&マイホームの購入はプロに事前に相談するのが本当に最も大きな家計防衛策です。


今年も 数多くのセミナー講師を務めました。

100人程度のものや、10数人のものも。

中には赤ちゃん連れの育児サークルでの講師も。

企業の社員さま向けのライフプランなどの講義も。

私の話は実体験に基づいていますので、みなさん身を乗り出して真剣に聞いていただき、うなづいていただくのが何よりです。

午後の早い時間などはみなさん眠くなりがちですが、セミナー中にクイズを交えてあきさせないように工夫しています。

一般の参加者で眠られたことはまずありません。

(偵察?に来た銀行・保険代理店・マイホーム業者などの方ではいらっしゃいますが。)

リピーターの方も多く、クイズのネタを考えるのが一苦労です。

クイズといってもFP的な内容になっています。

まだ、参加されたことの無い方はぜひご参加ください。

来年の毎月のように開催しているはずです。
第7位はそれほど直接関わっておりませんが、企業の悪しきモラルがやっと問題視されてきました。

法律違反、倫理違反を長年にわたって行ってきていたことが消費者の指摘や従業員の告発などで明らかになり、廃業や刑事事件になることも。

時代の風雲児ともてはやされてきたワンマン社長がたたき上げてきた会社にはこういうことが少ないことが明らかに。

船場吉兆(料亭)
グッドウィル(人材派遣)
ミートホープ(食肉卸)
三笠フーズ(事故※)
タカラ食品(ウナギ)
比内鶏(ひないどり)
丸明(飛騨牛)
美ら島フーズ(マンゴー)
霧山食品工業(タケノコ)
などなど

数え上げればキリがない。

これらの社長がどこまで反省しているか、消費者を騙したといっても、大きな問題(健康被害や多額な損失)をもらたらしたわけではない。
疑問なところです。

しかし、これら企業の偽装問題のさきがけで最大級のもの、消費者の損害は一人何千万円、場合によっては命の危険もあった耐震偽装問題

日本経済新聞のアンケート(平成20年間での重大ニュース)でも上位に食い込みました。

不動産業界の消費者無視の体質が浮き彫りにされてきました。

そういったこともあってか今年の不動産業界は破綻続き。

こちらも数え上げればキリがないのですが。

不動産業界の淘汰が始まっています。

まだまだ取り上げられていない不動産業界の問題は山積み。

無許可営業でバンバン広告
必要な有資格を配置しない・重要事項説明を無資格者がする
事実と違う説明をする
消費者にとって不利なことを知りながら契約させる。

などなど。

※最近小冊子を発行しました。
『目からウロコの小冊子 知って予防マイホーム購入トラブル実例集』

この不況下、生き残りのために消費者を騙してでも生き残ろうとする不動産業・企業が出ないようにと思います。


今年はマンションのデベロッパーさんがたくさん破綻(民事再生含む)

ダイア建設
アーバンコーポ
グレイス
セントラルサービス
近藤産業
スルガコーポレーション
ゼファー
ダイナシティ
康和地所
モリモト
ダイナシティ

その他たくさんありました。

これらの販売・施工したマンションを購入した方のご苦労が気になります。

今年夏くらいからマンション業界は在庫過剰でした。

大京などが堂々とマンションを値引きします公言する状況。

今年の1月・2月に、まだ完成まで2年以上もある新築分譲マンションの購入を検討していらし方がいました。

私は、そのときでも現在の状況を予測し、今購入するのはやめた方がいいとアドバイスしたのですが、今契約しないと希望の部屋が購入できないというのと、自分の見る目は間違いないというプライドなのか、アドバイスを参考にせず契約した相談者がいました。

その後、どのような心情でいらっしゃるかはわかりませんが、おそらくはまだ売れ残っている部屋や他のマンションの大幅な値引きを見て、良い気持ちではいらっしゃらないように思います。

来年3月にかけてもう一波乱、マンション業界にはあると思います。

購入を考えている人は、きちんと冷静に状況を見ることが大切です。




第5位は、マイホーム購入のサポートです。

今年は年間30件以上の購入サポートを行いました。

購入物件は様々でおおむね仙台ですが

新築マンション
中古マンション
土地
新築施工
新築建売
建築条件付土地
中古戸建
中古アパート(一棟)

などあらゆるパターンに応じています。

一つの事例ですが、

新築マンションと中古マンションを比べて、どちらがその方にとって良い選択であるかなど、本当にその方のライフプランを設計することによって購入してよい物件といけない物件がハッキリしてきます。

ライフプランとその方の希望重視で新築か中古かが決まってきますが、結構勘違いしているのが中古。

中古を買うとだいたいすぐリフォームをしないといけないのですが、そのリフォームの見積りが高い。

結果、新築と変わらない値段になる。
そうであれば新築の方が良いと思ってしまいます。

同じレベルのリフォームで数百万円安くできる方法を知っている私に相談していただければ、数百万円安い金額で中古物件を見ることができるので、その方のライフプランに合わせて、中古物件が良い場合は中古物件を新築よりも格段に安く購入することもできます。

購入すべきか迷ったらライフプランとよく突き合わせることが大切ですよ。
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