12年09月18日

錬金術師

私は現代の錬金術師?

ある相談者からのメール

「西村さんのアドバイスのおかげで、電話一本で○○○なんて、まさに目からウロコです。
びっくりしたので取り急ぎご報告させていただきました。」

私にとってはごく当たり前のことですが、こんなことはたくさんあります。

このメールだけ見ると、
弁護士とか司法書士の過払い金請求の広告みたいですが

過払い金請求はもともとその方の法律で決められいた以上のお金を払いすぎたのを取り戻す。しかもそのために弁護士等に数十万円の手数料を払う。

というもので、錬金術とは違います。
そもそもきちんと生活してサラ金から借金していない方には無縁の話し。

私のは一般の方広くが対象です。

また、なんかよくある迷惑メールみたいにも見えますがそうではありません。

ねずみ講やインチキ宝くじ必勝法とか、生活保護や障害年金や保険金を騙し取るとか
犯罪がらみのものはしていけません。
率の良いバイトと思っていたら覚せい剤の密輸とか、あやしい話しに絶対に乗ってはいけません。

私のアドバイスは、これから先に本来払う必要が無いお金を今のうちに対応する錬金術。
もしくは、一旦払った(預けた)お金を消耗する前に取り戻す。

まあ、厳密に言えば錬金術とは違うかもしれませんが、結果1000万円くらいのお金の差になることもザラですから。

ちょっと「鋼の錬金術師」というマンガがすきなので錬金術に触れてみました。




すっかりブログ更新がおろそかになってしまいました。

保険見直しを中心に年度内の相談が立て込んでおりました。

できれば、過去にご相談いただいた方みなさんの保険チェックや住宅ローンをしたいところではありますが、とても対応しきれません。

一応皆様には「保険と住宅ローンを見直したら得ですよ」との案内は一斉に送付させていただいております。

それを見てご相談申込をいただいた方にまずは、対応しております。

まだご連絡をいただいていない過去のご相談者も早めにご相談申込をいただきたく思っております。個別に連絡ができればいいのですがそうもいきません。

しかし、こうしている間にも毎月1万円のムダをしている家庭が500件あれば毎月500万円のムダをさせてしまっているのを申し訳なく思っています・・・。

中には年齢が上がってしまって数万円の損、健康を崩して見直しができなくなってしまう方もいらっしゃるかと思うとさらに残念ではあります。

3月中の相談は厳しいですが4月以降であればまだまだ大丈夫ですのでぜひともご相談ください。
昨日、保険代理店手数料について書きましたが、1件2000円とかであっても家族全員やいくつかの保険商品が集まれば実質1万円とかになることもあります。

※ただ、代理店手数料が少ないものばかりが集まるので結局金額はあまり大きくなりませんが。

しかし、それでもいいことがあります。それはご相談者・お客様が次の相談者・お客様を呼んでくれるから。

具体的に紹介されなくても、私のホームページやブログを紹介していただくだけでも。

やはり1時間5000円の相談料を払うということに抵抗を感じている方でも、友人知人から「1時間5000円っていっても、相談してみたらすごく安いってことわかるから!」と言っていただくだけでも。

そういった広がりで、なんとかこれまで独立FPをやらせてもらっています。

事業者として考えれば、1人から1万円の代理店手数料を得て、それが100人に集めるよりも、1人だけから100万円の代理店手数料を得る方がはるかに効率もいいし、事業も大きくなります。

しかし私は、1人を欺いて(騙すというと言葉が重いですが)100万円もらうよりも、100人に誠実にあたって100人に喜んでもらう方が良いと思っています。

それを目指して独立開業しましたが、独立開業当初は大変な思いもしました。

収入ゼロの月が何日も続いたり。

自分の目指す独立FPをあきらめて「儲け主義の保険代理店になった方が楽だ」と思ったことも何度もあります。

しかし、そうならず今、自分の思うようなFPができて、マイホームも持てているのは良いご相談者や家族・友人に恵まれたからです。


今週発売の週刊ヤングジャンプにも『FPアゲハ』が載っていました。

集中連載ということで、人気が出れば連載か?

内容は独身男性に高額な保険をうりつける保険営業レディを『暴力団と同じ』と言い放つやや過激な内容。

ネタとしてはベタというか保険選びの本とかマンガなんかによくあるネタ(盗作扱いにならないかギリギリなところ)。

FPとしては突っ込みどころ満載ではありますが、少ない誌面でFPを紹介しているのでしょうがないかな。

人気マンガに出れば批判本を書けば売れるかも。

『金田一少年の推理ミス』
『名探偵コナンの推理ミス』

みたいな感じで。

『FPアゲハのアドバイスミス』

ぜひともFPの正しい周知に一役買って欲しいマンガです。
就職難で増加、「ソクドク」新人弁護士
読売新聞 10月8日(土)23時6分配信

 司法制度改革に伴う法曹人口の増加で、弁護士を目指す司法修習生の「就職難」が深刻化する中、法律事務所に入って経験を積む従来型の「イソ弁(居候弁護士)」ではなく、すぐに独立開業する「ソクドク(即独立)」の道を選ぶ新人弁護士が増えている。

 経験不足を周囲のサポートで補いながら活路を見いだす若手もいるが、“成功”への道のりは険しく、日本弁護士連合会は開業のためのマニュアルを作成するなどして支援を強化している。

 昨年1月、坂本尚志(たかし)弁護士(30)は東京都新宿区のJR飯田橋駅近くのビルに個人で事務所を開いた。東大在学中の2006年11月に3度目の挑戦で司法試験に合格。08年3月に卒業した当初は「イソ弁」になろうと考えていたが、面接まで進んだ都内の法律事務所には採用されなかった。「誰も雇ってくれないなら、自分で仕事を取ればいい」。そんな思いで「ソクドク」を決意したという。

 だが、最初の1か月の収入はゼロ。家賃などは預金を取り崩してしのいだ。「待っていても仕事は来ない」と、大学時代に歌舞伎町や銀座のクラブでアルバイトした経験を生かし、なじみ客だった企業経営者ら100人を回り、あいさつ状と名刺を配った。

 ようやく軌道に乗り出したのは昨年秋頃。現在は、主に建物の明け渡しや賃料の回収など不動産関係の依頼を引き受け、顧問先も5社を数える。「信用にかかわるので、事務員を雇った方がいい」との先輩弁護士の助言を受けて事務員を雇い入れ、今年8月にはビル内のワンルームから2DKに事務所を移した。

 ただ、実際の事件では、経験が少ないだけに、司法修習の同期や先輩に意見を求めることも多く、実務の手腕はベテランと歴然とした差があると実感している。

.最終更新:10月9日(日)6時42分

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弁護士の世界の就職難・経営難問題。

数は増やしたがその分相談者・消費者が弁護士のレベルを図るのが難しくなってしまっているようです。

人生の重要な岐路に相談すべき弁護士の質の問題。

家づくりなどのように失敗は許されないですからね。どなたを選んでもある程度の水準は維持されていて欲しいとは思いますが。

一方で消費者金融への過払い金請求で高い利益を出していて脱税を考える弁護士事務所もあるようで。

これからは東京電力への下の原発事故損害賠償請求訴訟ラッシュ・バブルが発生するのではないかとの懸念も。

高額な弁護士報酬を払ってでも被害者救済につながればいいですが、被害者に渡らない分、弁護士報酬の出所は最終的に税金や電気代になっていしまうなことも懸念されます。

※反対に東京電力が雇う弁護士の報酬も発生。これも電気代が原資。
原発事故の損害賠償請求ラッシュが増えると弁護士が忙しくなる。

日本の法曹界がどうなっていくのか気になるところです。
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