あまり不動産屋を悪く言いたくはないのですが、やはりいつもおかしな不動産屋ばかりと出会いやりとりします。


おかしなというのは、一般消費者から見てです。


先日も売買契約の際にあらかじめ言われていた引渡し期限について、契約日当日になって「延長して欲しい」と。

こっちは、すでに私、銀行、司法書士、買主の仕事の都合もその引渡し日で調整していたのに。

売主の引越しがどうしても遅くなるということですが、そのことは契約日のずっと前にわかっていたことのようです。

それが突然契約日になって言い出すとは、非常識極まりないです。

本当に、不動産屋は一般消費者に対する情報提供が遅い。

おそらく、「このことを伝えて、買主が買うのをやめたら困る」から、ギリギリの契約日にして多少のデメリットであればよく検討することができないようにして契約を成立させようとしてのことでしょうが。

それにしても引渡し日を変更するのは、先ほど挙げたように多くの方に迷惑をかけます。

本当に酷いものです。

今回は月が変わりませんので、金利の変更はありませんが、月が変わって金利が0.2%などと上昇したときの買主の不利益は百万円近くになります。

やっぱり不動産屋は変。

きちんと第三者のプロを立てて大切なマイホームは買ってください。
なぜ、不動産屋はいいかげんなのか。

本当に信じられない不動産屋によくあいます。

消費者の立場で考えられないようなことをする。

先日も中古マンションの購入相談の際にこんなことがありました。

今の持ち主がいない時間で内覧をしたので、どうしても一部屋だけは見せたくないということでした。

もちろん、まだ生活している部屋ですから色々と見られたくないものがあるでしょうからそれは構いません。

内覧する方もまだ、買うと決めたわけではありませんので。見ず知らずの他人のままかも知れない人に隅々まで見られるのは少し気になるのは確かです。

しかし、購入するための買付け申込み書も出して、銀行へ住宅ローンの仮審査を出して融資OKが出た状態になったとき、

「契約前にまだ見ていない部屋を見せて欲しい。」と1ヶ月くらい前に不動産屋に伝えていたのに、内覧日前日になって、

「今の持ち主の了解がとれなくて、やはり見せられない。」

と、不動産屋が言ってきました。

買主さんは見られるつもりでいたのに、前日になってそんなことを言われても困ります。

見られたくないものがあったとしても、それを別の部屋に移してもらえばいい話です。

忙しくてそんな時間がなかったとも言いましたが、1ヶ月間も猶予があってそんな理屈は通りません。

買主サイドとしても、「どうしてそんなにあの部屋を見られたくないのだろう。壁に穴があいている?まさか死体でもあるのか?」などと購入に不安を持ってしまいます。

そうなってしまえばせっかくまとまりかけた契約も破談になってしまいます。

売主の味方のつもりで、売主の見せたくないという希望を優先したのでしょうが、むしろ逆効果になるかもしれません。

見せないにしても、それを前日になっていうのは、やはり契約日当日にしか重要事項説明書や契約書を見せない不動産屋の悪しき習慣でしょう。



アー・スリー再生法申請 大和、富谷で住宅分譲

 宮城県大和、富谷両町にまたがる住宅団地「ハーモニータウン杜のまち」の分譲などを手掛ける総合不動産業アー・スリー(東京)は2日、東京地裁に民事再生法の適用を申請した。代理人によると、負債額は約46億円で、分譲事業は継続する。

 帝国データバンク仙台支店によると、同社は2003年の設立。仙台市や東京などで不動産の売買や仲介事業を手掛け、07年6月期には18億8000万円の売り上げがあった。しかし、不動産売買の低迷で資金繰りが悪化していた。

 代理人は「事業部門を選別した上で、好調な住宅分譲事業を今後の再生の柱にしたい」と話している。

 ハーモニータウンは土地区画整理組合が事業主体となり、約1700区画(約86万8000平方メートル)を開発。アー・スリーは06年、このうちの約1000区画を取得した。現在、団地全体で約500戸が分譲され、1500人以上が住んでいる。

2008年10月03日金曜日 河北新報

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宮城県に拠点をもつ不動産・住宅産業の倒産が始まったようです。

すでに大手のデベロッパーは次々破綻しておりますが、リーマンショックからの影響がどんどん出てきます。

本日も金曜日ですので、またどこかが破綻するかもしれません。

※金曜日の市場が閉まってから倒産は発表されることが多いです。市場の混乱を避けるため。ある程度土日で対策をうつことができるので。

1年以上前から小冊子で予言していたマイホーム業者倒産。残念ながら実現しています。

ほかのFPや専門家は1年前に予測していた方はいたのか・・・・。

もっと、正しい情報が早く消費者に届くようになっていけばと思います。
鶏肉でも偽装の疑い 精肉石川屋元社長ら逮捕
 仙台市若林区の食肉処理・卸売業「精肉石川屋」(1月に廃業)による豚肉偽装事件は、詐欺と不正競争防止法違反の疑いで元社長の石川里美容疑者(50)=若林区大和町4丁目=ら3人を逮捕した宮城県警の17日までの調べで、児童生徒らが口にする給食で長年にわたり、ほかの食肉でも偽装が繰り返されていた疑いが浮上している。県警は「立件分は氷山の一角」と断言。同社の取引先が利幅の薄い公共的な施設に偏っていることから、偽装で利益を確保しようとしたのではないかと指摘する関係者もいる。

 ほかに逮捕されたのは元仕入課長須田龍一(40)=宮城県美里町志賀町2丁目=、元製造課長樋渡信也(49)=若林区上飯田2丁目=の両容疑者。

 石川屋は2007年3月下旬―6月下旬、米国産の豚肉約840キロを国産と偽って仙台市の学校給食センターに納入し、代金約93万円をだまし取ったとされる。

 県警が特定した学校給食センターへの偽装行為はすべて豚肉。07年1―6月の半年間だけで約5トン、だまし取った額は約550万円に上ることをつかんだ。さらに、同社の食肉偽装は学校給食センターに納入を始めた1967年から常態化し、鶏肉でも行われていた可能性が高いという。

 逮捕容疑で偽装食肉が少量の豚肉にとどまり、捜査を難航させた要因は帳簿類にあった。同社がパソコンで経理を始めたのは06年初めで、それ以前は手書きで処理されていた。捜査幹部は「手書きの帳簿はあいまいで、立件は難しかった」と説明する。

 ブラジル産を混ぜるケースが多かったという鶏肉の場合、外国産と国産の区別が付きにくく、伝票だけで調べ上げるのは困難だった。豚肉は国産と外国産が混合されずに納入され、仕入れと納入伝票の物品が一致するケースがあったため、今回の立件につながった。

 同業者や民間の信用調査機関によると、石川屋の得意先は学校給食センターのほか、自衛隊や総合病院など。売上高が年々落ち込む傾向にあった中で、利幅が薄い取引先を相手に、偽装行為に手を染めていった背景が見て取れたという。
2008年09月18日木曜  河北新報

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その後、テレビのニュースでは40年前の会社設立当初から偽装をしていたらしいと話をしていました。

会社設立当初から消費者を騙すつもりだったのか・・・。

人々の役に立とうと会社を興す人たちがいるなか、このようなことがあるのは激しい憤りを感じます。

また、このような業者も(私はマイホーム業者を数多く調査しています)。

庶民の人生の夢であるマイホーム。

そのマイホームを建てる建設業者。ある企業から独立して会社を設立して営業を開始するも、建設業許可をとらずに営業。

その間施工したマイホームは10数軒。(事実です。)

今後の行方が気になります。
先日の大雨の際に後ろの山が崩れて、家が押し流された事故がありました。

建売か賃貸かわかりませんが、同じ並びに非常に似た建物が並んでいました。

おそらくどこかの業者が土地を購入して切り土して造成したのでしょう。

想定外の大雨のせいなのか、手抜きのよう壁だったのかわかりませんが、財産と人命が危機にさらされました。

業者が消費者のことを第一に考えていれば起こらなかったかもしれません。
人命が失われずに済んだことが救いです。
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