昨日の日曜日に、前日料理屋さんに駐めておいた車を引き上げるついでに、善光寺門前を散策しました。途中で昼食に立ち寄ったお店(一粒万平さん)は、「森の国から都市のみなさんへ」と、地元契約農家(写真)から農産物を取り寄せ、惣菜として加工し、通信販売とビュフェー形式で提供しているお店でした。


(一粒万平さんのパンフには)

 善光寺平から北に千曲川に沿って広がる地域ー北信濃は、全国でも有数の豪雪地帯として知られています。冬は厳しい寒気の中、一面を純白の雪が覆いつくします。けれどこの雪こそが、春には雪解け水となって、浸透し美しい森と豊穣の大地を潤してくれるのです。
 雪の下でゆっくりと地力を蓄えた大地から、一斉に芽吹く山菜や春野菜。太陽の下で力強く育つ、トマト、とうもろこし等の夏野菜。秋には豆や雑穀、米の収穫。厳しい冬に備え、保存食づくりが始まります。そして私たちは、この土地で雪解けの天然水を使いキノコの生産を続けてきました。太古の昔から森一番の働き者であったキノコ。そのキノコの力を利用して、おいしい野菜づくりに取り組んでいます。
 時がゆったりと流れる善光寺門前の一角で、そんな野菜たちを口に運ぶとき、懐かしい忘れかけた味わいが全身を包み込んでくれる。一粒万平は微力ながら、そんな北信濃の食を提案し続けたいと願っています。



星野会計事務所 http://www.tkcnf.com/hoshino/pc/
シニアのための財産と生活を守る会 http://plaza.rakuten.co.jp/sinianagano/
長野ライオンズクラブ http://plaza.rakuten.co.jp/lcnagano