昨日は、79才の税理士上地正巳氏の告別式に参列しました。先生は7日未明、心不全で緊急治療の甲斐なく逝去されました。突然のことで奥様始め家族の皆さんへお別れの言葉もなく旅たたれました。


(旅支度)

 先生は肺を病んでいましたので、70歳の時に事務所経営を後継者に譲り、今年の夏には税理士登録を抹消されておりました。周囲から見ると「あっさりした対応」と映りましたが、これも先生の冥土への旅支度であったと納得します。


(斎場の煙)

 ご住職が「人のご臨終に際し、我々は世の中の無常を見せつけられます。今日上地さんを斎場で荼毘に付し、立ち上がる煙に生前のお徳のあったお姿が現れていました」と偲ぶ席でお話し頂きました。一本気で正直であった先生の往時を思い出し、なつかしくも悲しい思いでありました。


(星野学校の優等生)

 昔、須坂に税務署が在り、私の父が法人課課長で、勤務時間が終了し、課のメンバーが集まり勉強会を開いていたとのことあります。上地先生は優等生であったとのこと、偲ぶ会ではこの勉強会のメンバーが集まっており当時の話で故人となった先生をしのんでいました。また、私は父親の一面を知り、周囲の人々との交わり方を学んだ気がしました。


上地先生お世話になりました。合掌。



星野会計事務所 http://www.tkcnf.com/hoshino/pc/
シニアのための財産と生活を守る会 http://plaza.rakuten.co.jp/sinianagano/