来年は還暦を迎える年齢の男にとって課題は、業界と地域社会で、それまで無事に過ごさせて頂いた分相応の役割を担わなければならないということであります。ただ、逃げる訳ではないが、自分の思いと周囲からの期待とに大きな乖離があることに、今戸惑いを感じています。


(小泉元総理大臣の言葉)

 元総理は「人生には上り逆と下り坂があるが、もう一つ坂がある。これは「まさか」という坂だ」と話されていた。今回、税理士会の人事で暗黙のルールが崩されようとしていて困っています。副支部長ー(県連専務・本会理事)ー支部長ー県連副会長ー本会常務理事で役職終了と二年間それぞれの職責を果たしていくことが暗黙のルールであります。過去に就任を固辞したり、留任を望んだりして人事のローティションが混乱し、人事権者の次期支部長にとっては先輩の人事関与することとなり、大変な重圧となった事実がありました。


(評価の高い長とは)

 組織運営でいくら個性(強引)を発揮しても、人事では公平でなければならない。特に構成員が広域に存在している組織では、その地区割り人事の公平さを欠くと不満が残り、会務運営上の火種に成りかねない。営利団体でないボランティア集団では長の独自色を人事で表せる幅は限られている。


(先達の教え)

 「同じ団体での活躍は10年を一区切りとする」一生懸命に役割を担って10年たてばそこでの活動から身を引き、次の活躍の場に移らないと自分自身のモチベーションを維持できないと先輩から教えられてきました。事実、組織の長は違うのかもしれないが、他は二年一期の役職を繰り返すとマンネリと驕りが出て、役立つより障害になる。



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