昨日の会合に、ガンを宣告され、余命1年と宣告された三歳年上の友人が、放射線治療でやつれたお顔で出席された。本人は「今生の別れ」と思って参加したと言っていました。


(有為な人物程先に倒れるのか)

 作家上坂冬子さんの対談の中で「先の戦争で純粋で有能な人間ほど死んだ、残ってのは・・・」との発言を思い出します。友人は有能で人望が厚く将来を嘱望されている人物であります、これからは治療に専念するとのことで、大きな舞台での活躍を期待できなくなるのは残念であります。ただ馬齢を重ねている自分が恥ずかしい気持ちになりました。


(男の寿命)

 私は「男性は、50才の壁を病むことなく越えられるのは50%、組織の長老となり組織を見守って頂きたい65才の壁を越えられるのは25%。その中で識見と品格を備えている方が何人残られるかが問題」「年齢が高くなると指導力を発揮し組織を引っ張るリーダーは益々得難くなる」「若く有為な人物の育成を早め、如何にその能力を発揮して頂くが肝要」と勝手に考えています。


(統計では)

 現在、日本人の平均寿命は延び、65才で亡くなられているのは男性で14.34%、女性で6.92%であります。

 日本の人口統計資料(2007年版):
http://www.ipss.go.jp/syoushika/tohkei/Popular/P_Detail2007.asp?fname=T05-15.html&title1=%87X%81D%8E%80%96S%81E%8E%F5%96%BD&title2=%95%5C%82T%81%7C15%81%40%90%AB%95%CA%93%C1%92%E8%94N%97%EE%82%DC%82%C5%82%CC%90%B6%91%B6%97%A6%81F1921%81%602055%94N



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