先週の金曜日に友人が訪ねてきて、パンフレットを差し出し「マイ箸を事業所の行事で記念品として使ってくれないか!」と依頼されました。その提案元はセイコーエプソン労働組合で、ECO&社会貢献活動との事でパンフレットには下記の通り記載されていました。


(”マイ箸運動”で社会貢献ができるんですか!)

 たしかに”マイ箸”は、「海外で森林を伐採して作られている割り箸をやめて森林を守ろう」という環境活動、そして廃棄物を減らすECO活動が主旨となっています、しかし、ハッピースマイルマイ箸はそれだけではありません。
 以下のように、次世代に向けたより良い社会作りのために、環境だけでなく様々な面で社会に貢献しています。


(ひきこもり君やシートの若者を支援できます)

 箸袋(1)は、現代日本では社会問題にされているひきこもり君やニートの若者たちが、自宅で作製しています。社会との接点を求めつつ、なかなか社会に踏み込めずにいる若者たちをこの箸袋作りで社会との繋がるきっかけを与えています。


(カンボジアの恵まれない母子を支援できます)

 箸袋(2)は、産業の少ないカンボジアに足踏みミシンを送り縫製しています。生活が厳しい現地の母子にその場限りの寄付でなく、フェアトレードによる貴重な現金収入源を贈ります。


(国内地場産業を支援できます)

 箸は、木曽檜の間伐材を活用し、木曽地方の伝統的産業である漆器業の摺り漆の箸です。森林を育てるのに不可欠な間伐により発生した間伐材や端材を有効に活用することで、日本の森林、そして林業を底支えします。
 また、日本伝統の”もの””産業”の良さを改めて見直すきっかけとして、身近な箸を広げることで、国内伝統産業を応援できます。


(障害を持った方々を支援できます)

 箸と箸袋セットおよび包装作業は、地域の授産施設で障害も持った方々が行っています。障害に負けず頑張る皆さんに、社会との繋がりと収入源、そして笑顔を贈ります。同時にその接点となる授産施設も応援します。


(ハッピースマイル箸のお値段は?)

・授産施設からの購入の場合   800円/個
・箸袋に社名やゴロなど、オリジナル印刷を入れた場合  +ー300円/個

問い合わせ先:セイコーエプソン労働組合 電話 026−52−0714 中島・赤津・茅野


(私の雑感)

 割り箸は、今97%外国でそのほとんどは中国産であり、割り箸の色は、脱色と防カビの薬剤処理によって生まれたものであります。そば・うどんなど食文化にとけ込んだ習慣を変えることは難しいですが、よりよい地球・社会を作るためにお役に立ちたい。



星野会計事務所 http://www.tkcnf.com/hoshino/pc/
シニアのための財産と生活を守る会 http://plaza.rakuten.co.jp/sinianagano/