500万社の中小企業が20年間で100万社減少し、特に最近は一年で3万社廃業となっています。「今の若い者は覇気がない!自分の若いときは・・・」と嘆かれる老社長の呟きを聞きます。


(30歳代で承継がベター)

 現在の老社長は創業であれ、二代目であれ、30歳から40歳そこそこで代表者に就任している。他人の処で修行し、自社に入社して10年位で代表者になったハズであります。情熱もあり体力もありました。右肩上がりの経済下で事業も成長しました。しかし、今は平均寿命が延び経営承継も遅れることとなります。50歳過ぎての承継では如何なるものか。


(長期停滞の経済)

 現在、70%の中小企業は赤字経営であります。「経営承継は黒字で!」と考え一生懸命ではありますが業績は間々なりません。そんな状態では50歳になった息子すら、多額の借金が抱える後継者になることに躊躇しています。承継はタイミングと事前の準備が必要であります。


(経営革新塾の目的)

 私も二代目であります。平成16年に負債一億三千万円、従業員5名の債務超過の会計事務所を承継しました。従業員の理解で三年で経営の危機は解消し、債務も半分以下になっています。そんな自分自身の経験を経営革新塾で参加者に話しています。8日間24時間のセミナーですので、どうやって改善できたかを具体的に説明していると、参加者の一人が「大型店舗の出店で自分の事業は苦しい、自分と同じような境遇から脱した講師の話には共感できる、自分も困難に立ち向かう」と言葉を返してくれ、最後まで受講頂きました。



星野会計事務所 http://www.tkcnf.com/hoshino/pc/
シニアのための財産と生活を守る会 http://plaza.rakuten.co.jp/sinianagano/
長野ライオンズクラブ http://plaza.rakuten.co.jp/lcnagano