昨日の夕刻、関東信越税理士会から電話がありました。「来月の定期総会で役員歴8年で退任した会員への表彰があります。当日出席し、お受け取り頂きたい」とのことでありました。


(人生10年を一区切り)

 学生の頃だったと思いますが、ある先輩は「自分は10年を一区切りで仕事をしていきたい」と言っているのを聞きました。10年も同じことをしていれば、挑戦する意欲が萎える。常に前向きな姿勢でいるためには仕事を変え、気持ちをゼロに戻す切り替えが必要とのことでありました。また、違う人は「どんな人間も同じ仕事を10年真剣に取り組めば専門家」、「数年で転職すれば階段を上がったり降りたりするだけで経験にならない」とも教えて頂きました。


(ライフプランの中での一里塚)

 そこで10年単位の人生設計を書き出し、10年で資格を!、10年で実務経験を!、後は所属団体を10年単位で経験を積み上げていくと決めました。資格をとり、父親の事務所で実務を覚え、業界団体では先ずTKC活動でTKC全国会関信会専務理事となり会務功労者に送られる「奥山賞」を頂きました。次に税理士会では今回支部長を退任し関東信越税理士会役員歴8年とのことで「感謝状」を頂くこととなりました。


(マイルストーンは自分へのご褒美)

 以前私どもの事務所で父親が頂いた感謝状を見て老社長さんは「この感謝状はお客へ目を向いていない証拠か?」と私に一言。確かにそうとも言えるが、個人としては自身のチャレンジした役割の一区切り・記念碑とし、次なる挑戦へ気力を奮い立たせるには役立つと考えています。また、自分の挑戦が見当違いでなかった、何らしかお役に立ったとの評価を頂いたことに感謝申し上げます。



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07年05月23日 | Category: General
Posted by: hoshino
 20日のライオンズクラブ334E地区年次大会、第二分科会シンポジウム、テーマ「変革と挑戦 ( Change & Challenge )」シンポジストは地区名誉顧問・元地区がバナー L・所沢千秀でありました。



(慈善団体ではなく奉仕団体である)



 ライオンズクラブはひ55年間ひたすら奉仕することを原則として活動してきた。今、周りからお楽しみ会の誹りを受けていないか、我々は原点回帰し、我々の奉仕はどうあるべきかを再び問い直す気運を持たなければならない時を迎えている。会務運営のマンネリ化、世代間に考え方の隔たりがないかを直視しなければならない。事実、全国で4千名から3千名のメンバーがライオンズクラブから去っている事実は問題の根の深さを物語っている。



(傍観することは許されない、呼びかけが必要)



 入会を勧めたスポンサーはライティングライオンでなければならない。「例会に出席しよう」と電話をかけて下さい。「何が期待はずれですか」と聞いて下さい。そうすることで退会者を防ぐことができます。「私が会長の間は辞めないで下さい」と繰り返しても問題解決にはなりません。



(真剣に考える時)



 組織として体をなすには実働会員は最低20名は必要であります。新しいクラブを生み出す時ではありませんが、女性会員・シニア(団塊世代の退職組)会員・家族会員の入会に目を向けるべきであります。そのためには会費軽減が必要となり、会費・行事の簡素化など費用の縮小などを検討しなければなりません。



(退会者は何故生まれるのか)



 「日常務に忙殺されている日々のなかで、時間を差し繰りして、例会に出てメンバーとの交流は、ホッとする息抜きと気力の充電が出来る」と語る会員がいらっしゃります。例会は月2度開催して下さいと勧奨しておりますが、会員が忙しくて出席できないなら月1回、隔月1回との工夫があっても良い。例会に出席しても、発言の機会がなく孤立感を深めているなら、ニューメンバーに3分間スピーチを求めたらどうか。楽しいと思って頂ける空気を創り出すことが活性化の第一歩であります。




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07年05月22日 | Category: General
Posted by: hoshino
 日曜日は、飯田市で開催されたライオンズクラブ334E地区(長野県)年次大会に出席しました。今年度はトッピックスは国際協会から32年間の「日本・フィリッピン合同医療奉仕活動」に対して最高位賞である「アカデミー賞」を昨年7月ボストンでの国際大会で受賞した報告であります。


(全国で3千名が毎年退会している)

 ライオンズクラブは今、会員企業の業績不振・高齢化・所属意義の喪失低下を理由として退会者が多く、その減少に歯止めがつかないでいます。組織は発足して半世紀で、成熟期を迎えると、世代間の断層、マンネリ化による手段の目的化などが生じ、組織の再構築期を迎えることになります。ライオンズクラブではこれまでの名誉と次なる時代への対応に苦悩しています。


(強制加入でなくなれば、税理士会が直面する難題)

 国民に奉仕するとの組織的命題があっても、個々の会員ではその意識が希薄であるとすれば、税理士会は砂上の楼閣でないか。強制介入という規制が無くなれば、その日から会員税理士は自らを律する規範を持ち、国家の財政を支える自律した組織意識を堅持し、社会に貢献する崇高な意識で行動しなければならない。個人的には今から組織対応を求めたい。


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07年05月21日 | Category: General
Posted by: hoshino
 昨日は、長野県ITコーディネーター協議会定期総会での決算報告と、自分が主催するNPO研修会「法テラスの果たす役割とその現状」の開催が同時刻同会場で行いましたので、二カ所の会場を行ったり来たりしました。


(日本司法支援センター:愛称「法テラス」)

 研修会には、長野市のもんぜんぷら座にある法テラス長野から講師として副所長(弁護士)さんをお迎えしました。これまでのお上が守ってくれた「事前規制・調整型の社会」から、自己責任・アメリカ型の司法制度の「事後チェック・救済型の社会」を目指す「司法制度改革」の基では、事前の官に規制は何もありませんから、自分の身に降りかかってきたトラブルは自ら司法に訴えなければならなくなる。その情報提供と資力のない方々への救済が法テラスとのことであります。


(弁護士5万人体制・・・)

 国民が自ら自分の目を光らせる制度では、素人が訴訟をおこしますので当然訴訟件数が増加します。分かり易い裁判・判決でなければならず、司法が専門家だけの世界では無くなります。「素人感覚」という目線の位置への変化を求められ、裁判官も弁護士経験者を登用する「法曹一元」、国民の司法参加「裁判員制度」の導入が始まります。そこでは、無作為に選ばれた民間の裁判員を一事件で何年も拘束できませんから二三日で結審する体制を整えるための裁判のスピード促進、その激動期(平成30年まで)を乗り切るために法曹人口(弁護士・裁判官)を5万人が必要とのことでありました。


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07年05月20日 | Category: General
Posted by: hoshino

 18日午後4時25分から長野ホテル犀北館で開催された「第57回長野県司法書士会定時総会」に岩崎県連会長の代理で出席しました。日常生活で発生するトラブルの解消につき、安心して安全な生活を守るために活動をされている司法書士会の活動に理解を深めることが出来ました。また、士業間の連携を推進する大事さを知りました。


(司法書士の活動は・・・)

 登記事務はもちろん、社会のグランドデザインが大きく変化し、司法の制度改革も進み、司法書士の活動範囲も広がり、多くの社会貢献を求められています。多重債務者への改善プログラムに基づく相談窓口(アイフル・クレ・サラ・商工ローン・ヤミ金被害110番)、国民が気軽に法を知る機関「司法支援センター・法テラス」への支援(長野・松本)、「成年後見センター・リーガルサポート」、民事事件処理をスムーズに進める「訴訟代理権付与」認定司法書士制度、ADRセンター(裁判外紛争解決)などで堅実な実績を上げておられます。


(進む司法アクセス)

 来賓は24名で地域に密着した身近な法律家として貢献を期待されている司法書士会への役割を感じました。その中、来賓あいさつで、長野県弁護士会の石曽根会長は「兄弟会として、司法の組織は地域の住民が近づき易い体制を整え、安心・安全を守れるかが、与えられた負託に応えられるかが課題である」と一層の連携強化を求められていましたのが印象的でありました。(同会長の父上は税理士会の重鎮でいらっしゃいました) 


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07年05月19日 | Category: General
Posted by: hoshino
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