昨日、お客様から電話がありました。「前社長の奥様が急死されました」との連絡でありました。仔細は、奥さんは亡くなる前日まで旅行に出かけられ、当日会社に元気な様子で顔を出し、その深夜クモ膜下失血でお亡くなりに、運の悪いことに前社長は入院中の出来事で、息子さんが喪主で葬儀が執り行われた。事業と関係を持って居なかった息子さんが混乱の中、近親者だけの葬儀となり、連絡が遅れたとのことであります。


(世話になった恩人)

 「星野さん、私達の仕事はコンマ何銭の仕事です。細かいことでも疎かにすると赤字になります。月次の決算で気づいたことは何でもアドバイスして!」と会計事務所への期待が高く、若かった私に「何を伝えて欲しいか」を明確に依頼されるなど、前社長夫人は私の職業的素養を育ててくれた恩人であります。


(エンディング・ノートは欲しかった)

 お丈夫な方で、前社長が体調を崩されており入院中であり、自分の変調にお気づきになられなかったのかと願うのは、六十前半では察するに無理がありますが、自分の最後をどの様にして欲しいかの書き付け(エンディング・ノート)があれば、私も葬儀に参列できたかもしれないと考えると寂しさで一杯であります。


(帰宅後の夫婦の会話)

 円満な世代交代を願うシニアの会を主催している我々夫婦だから、お互いに遺言書を残そうと決意しました。今月の例会は19日(土)でテーマは「自分史(・・・子や孫に伝えたいメッセージ・・・)」であります。何かの啓示と受け止め、周りに迷惑をかけない終末の時を迎えたいと願い、老い支度をしなければと考えさせられています。



星野会計事務所 http://www.tkcnf.com/hoshino/pc/
シニアのための財産と生活を守る会 http://plaza.rakuten.co.jp/sinianagano/
長野ライオンズクラブ http://plaza.rakuten.co.jp/lcnagano