我が家では、今、野菜の収穫時期でありますので、極力農家の無人販売か、直売所で野菜を買っています。昨日は、昼に足をのばし、郷土食「おやき」を七二会の長野市地産地消協力店で買い求めました。また、同協力店の事が長野市の広報「ながの」に地産地消の記事としてありましたので紹介します。


(食と農の原点を見つめ直す取り組み)

 「地産地消」とは、「地域で生産されたものをその地域で消費すること」。生産者と消費者を結び付け、「顔が見え、話ができる」関係づくりを行う取り組みとして期待されています。
 長野市では、地域ごとに気候や風土に合わせた農作物などが生産され、その地域の食材を利用する郷土食などの食文化が形成されてきました。
 しかし、近年の豊かな食生活に中で、消費者から生産現場の様子が見えにくくなったことや、季節ごとの旬の農作物を食する機会の減少、郷土食などの食文化の衰退、食文化の乱れなど食を取り巻く環境が変化してきています。また、BSE(牛海綿状脳症)・鳥インフルエンザの発生、食品の偽装表示、残留農薬問題などを契機に、消費者の食への安全・安心に対する関心が高まっています。


(地産地消のメリット)

(1)消費者は、生産者の顔が見え、新鮮で安全・安心な農畜産物を手に入れることができます。
(2)生産者は、流通コストが低減するほか、少量で他品目の農作物を生産することができます。また、対面販売により消費者ニーズを知ることができます。
(3)市内の農産物の生産・消費の拡大により、地域の農業と関連産業の活性化につながります。
(4)食育を推進することにより、市民一人一人が「食」や「農」、地域の伝統的な食文化に関する理解を深めることができます。
(5)国産農作物を消費することにより、食料自給率の向上につながります。
(6)生産地と消費地が近くなり、農作物の輸送距離が短くなることにより、排気ガス削減など環境への負荷を減らすことができます。


(長野市地産地消協力店)

 長野市および長野市地産地推進協議会では、長野市産農畜産物およびその加工品を一定量取り扱う直売所や量販店などを「長野市地産地消協力店」として認定しています。お店情報と事業内容は協議会のホームページをご覧ください。http://w2.avis.ne.jp/~n-chisan/


(願い)

 大都会の市場に出荷するためには、大きな農地で大量生産か共同出荷しなければなりません。ほとんどの農家は米以外でその流通に乗せるにはハードルが大きく、少量出荷では稼ぎになりません。そこで、地域の直売所はありがたい存在であります。消費者も朝収穫された農作物を、生産者が直接持ち込む現場を目の前にすることで安心が得られます。昨日は、地元の棚田で収穫された新米を持ち込んだ方に進められてお米を買いました。



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