長野税務署では、申告納税制度で他の法人のお手本になる企業を優法会として組織化しております。現在100数社で構成されており、年二回研修会を開催しておられます。今回の研修は下記のお二人の講演を頂きました。

(1)長野税務署長による 「国税のIT戦略 e-Taxのすすめ」
(2)?サンクゼール社長による 「生き様、経営理念、そして経営」


(e-Taxのすすめ)

 わが国の人口構成の急激な変化(人口減少社会・超高齢化社会)にあります。元気な人々皆で支える税制・スリムで効率的な政府の実現を目指す中で、かつ税務署職員増加の困難化・申告者の増加の条件下では、申告手段の多様化が求められております。IT情報化の進展により、e-Taxの利用拡大がその手段として活用が望まれております。


(皆様は妻に離婚の申し出をされたことがありますか?)

 ?サンクゼール(斑尾高原農場)の久世社長は講演に先立ち参加者に「妻から離婚届を差し出された方はいますか?」と挙手を求めました。氏のこれまで歩んできた経営者としての道程の厳しさを一言で表すものでありました。現在は全国に二十数店舗を展開する奥信濃の代表的な企業に成長された経営判断の時をお話し頂きました。


(私のあいさつ)

 懇親会の席で、乾杯と挨拶のお役がありましたので、「私は司馬遼太郎氏の”かって知性は地方にあった!”との言葉が大好きであります。今日久世社長様から”苦労を重ねての田舎の誇りをおつくりなられた勇気”を教えて頂きました。税務署長さまからは国のIT戦略の道をお示し頂きました。そして、ここにご参集された皆様はこの地の優秀なエンジンと言うべき企業でいらっしゃいます。田舎の誇りと知性ももって、皆様のエンジンをつなぎ、この地の発展に寄与されますことをご祈念いたします。」と挨拶させて頂きました。



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