「変革」という事が大切なのだが、一般の企業では、これが上手く行かないのでコンサル業が成り立っている。

そんな状況だが、「紺屋の白袴」の類で、自分自身が「変革」できないコンサル業も多い。

私は、タナベ経営の「自分を変え、やり方を変え、リズムを変えよう」という訓を例として紹介している。

この訓の中で、「やり方」をハッキリと示すことが重要であると思う。

「想像から創造へ」という言葉を紹介しているが、「自分」という点では、多くの方は「何とか変えねば・・」と意識して、おおよその方は「どんな風に・・」もイメージ出来ているのだ。

ところが、「どんな風に・・」という段階でも、思うだけで止まって実行へ移れないのだ。

イメージしたことをクリエイトするのは、多くの「壁」を突破する必要があるのだが、その第一歩が踏み出せない人が多いのだ。

私は、「やり方」を変えるに力点をおいて、「とりあえず始める」という事にエネルギーを投入している。

多くの方は、「責任」をとるのが嫌なのか「苦労」するのが嫌なのか、「ああでもない、こうでもない」と思案して動かないのである。

思案する位なら「試し」でもいいから「やってみよ」と思う。

コンサル業として「自分」が出来ることで提案しているいので、自分から動いてお客様を巻き込む方式で仕事している。