金曜日に、ある大手企業で面接を受けた。

業務改善のコンサルを契約するのだが、担当者が、受けなくても構わないのですが、適正検査を受けて見ますか?と尋ねられたので、勢い受けることになった。

もうじき58才というのに、6進数の足し算や引っ掛け問題にチャレンジした。

例えば、AとBの2つの箱がある。Aには、白い玉と赤い玉の2種が同数入っている。Bの箱は空っぽである。Aから白い玉を抜き出すと黒い玉をBの箱に1ついれる、赤い玉だと2つ黒い玉をBの箱にいれる。抜き出した白や赤の玉は、A・Bどちらにもいれない。この抜き出し作業を何回かした後、Aの箱には、2つ玉が残り、Bの箱には、黒い玉が20個入っていた。さて、Aの箱には、最初、いくつ玉が入っていたでしょうか?という問題もあった。

それまで、カンタンな数式でとける問題だったが、ここで、慌てた。

時間制限があるので、あせるばかりである。

この時は、とうとう解けなかったが、不思議と帰路、解き方が分ったのだ。

また、システム関係の質問が来たりした。

普段は、お客様と何を解決するかという課題について相談するのだが、今回は、こんな場合、どうしますか?という風に、システム関係の対処法が質問されるのである。

確信の持てないことを回答する訳にも行かずに回答に困った。

普段は、人物という言葉があるが、どちらかというと「人」として自分を売り出すのだが、この場合、相手にとって「物」であって、何ができるか?という視点の方が大きかった。

本当に、無力感を感じたが、何とか返答して来た。

普段、お客様と安心して仕事できる関係という事の有難さを痛感した。