横浜の社会保険労務士・中筋宣貴の「徒然なるままに…」

今日は涼しい１日でした。
天気図を見たら、夏と秋が本州上でくっきりと分かれていました。
さて、24日の続報です。
中小企業の新卒の初任給が、大企業を上回る傾向が強まっていることが、日本経団連が行った新卒者（2006年４月入社）の初任給に関する調査でわかりました。
中小企業が人材確保のために無理をしている様子がうかがえます。
ただ、今後はこのような急場しのぎだけではなく、抜本的な人事制度の見直しが必要になってくるでしょう。
たとえば、最近の新卒者が就職活動にあたって優先している「安心して働ける労務管理体制」をどのように具現化されているのか、わかりやすくＰＲできることが求められています。
さらに具体的に言えば、「長時間労働を見直す」ために取り組むべき経営課題があるはずです。
現状維持のままで、新卒の賃金だけ向上させていけば、どこかで破綻をきたすことは明らかです。
大きな経営課題ではありますが、乗り越えていくべきテーマであると感じています。

今日の写真は、黒部川の「水平歩道」です。
黒部川の電力開発のために戦前に作られた歩道です。
歩道とはいっても垂直な岩場を削っただけで、足を滑らせれば奈落の底…。
当時の国策とはいえ、死と隣り合わせの過酷な労働条件だったようです。


横浜労務総合オフィス
社会保険労務士　中筋 宣貴
〒240-0052 横浜市保土ヶ谷区西谷町762−201
TEL：045−370-5688　FAX：045−370-5689
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今日も暑いですが、最近セミが鳴かなくなってきたな…と感じています。
そろそろ夏もおわりでしょうか。
さて、厚生労働省は、今年６月に実施した最低賃金の一斉監督（過去に違反率が高かった繊維業・食料品製造業などを中心に全国１万1,120事業場を対象）の結果、707事業所（約6.4％）で最低賃金法違反が見つかったと発表しました。
最低賃金未満の労働者数は2,051人で、そのうちパートやアルバイトが56.9％、女性が約67.5％を占めています。
ちなみに、今日現在の神奈川県の最低賃金は、717円/時間です。
最低賃金は、地域や業種によって異なりますので、ご注意ください。

今日の写真は、立山山頂から見た室堂です。
アルペンルートの拠点・室堂から見た立山の写真は多いですが、その逆はあまりないような気がします。


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中小企業の新卒の初任給が、大企業を上回る傾向が強まっていることが、日本経団連が行った新卒者（2006年４月入社）の初任給に関する調査でわかりました。
大企業（従業員3,000人以上）の初任給を100とした場合の中小企業（従業員100人未満）の初任給は、大卒事務系で105.7、短大卒事務系で118.1、高卒事務系で110.5になっています。
少子高齢化で採用難が深刻な状況ですが、特に中小企業の採用難がこの結果に影響しているとみられます。


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今日は秋の気配が感じられる一日でした。
暑い夏もあとわずかでしょうか。
さて、昨日は、社会保険労務士の開業準備中の方向けの無料パネルディスカッションにパネラーの一人として参加いたしました。
懇親会も含めて、開業をお考えの方々と話をすることができ、有意義なひとときを過ごしました。


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今日も暑いですね。
涼しかったのは土曜日だけでした。
さて、夏場に軽装で過ごす「クール・ビズ」ですが、これに賛同する人は83％、実践している人は46％であることが、内閣府が全国の20歳以上の男女3,000人を対象に行った「クール・ビズに関する特別世論調査」（有効回収率は58.9％）によりわかりました。
ちなみに、「クール・ビズ」の認知度（「内容まで詳しく知っている」「聞いたことはある」と回答した人）は91.2％で、１割弱の人は知らないというのは驚きです。

日本３大雪渓のひとつ「剣沢大雪渓」。
吹き抜ける風は、まさに自然のクーラーです。


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お盆は猛暑でしたね。
私は休みを利用して、立山・黒部へ行ってきました。
約１年ぶりの本格的な登山で、すっかりリフレッシュです。
ルートは、室堂→立山→剣沢→池の平→仙人池→黒部川→欅平でした。
とくに、剣沢から黒部に至るまでは静かな山旅を楽しむことができました。
ただ、人が少ないということは「それなりの人」しか行けない所であって、久しぶりに装備一式担いでよく歩きました。
今回は、天気にも恵まれて…というか、天気が良すぎて肌が焦げてしまいました。
（最強の日焼け止めを塗っても効きませんでした）
太陽に近いせいか、空は抜けるように青く、陽射しは痛いくらいです。
夜はもちろん満天の星空で、たくさんの流星が流れました。
写真もたくさん撮ってきましたので、これから少しずつ紹介していきたいと思います。

今日は、仙人池からの剣岳（逆剱）です。池の水面に山が映っています。


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今年は猛暑の予想から一転、冷夏になるといっていましたが、この暑さですね。
ただ、今年は35度とかにはならないので、例年に比べるとマシなのかもしれません。
ところで、当事務所は明日から15日まで休みになります。
私は休みを利用して、立山・黒部へ行ってきます。
今回は立山に登頂後、日本三大雪渓のひとつの剣沢雪渓を下って池の平に至って裏剣を堪能したあと、水平歩道を通って下山します。
水平歩道は、吉村昭氏の小説「高熱隧道」の舞台になったところで、急峻な崖にその名のとおり水平な桟道を設けたものです。
楽しみではありますが、事故がないように注意して行ってきます。


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今日もいい天気で暑いですね。
これから週末にかけて、さらに天気は安定するようです。
さて、今日は出来たてほやほやの「中小企業労働時間適正化促進助成金」についてです。
具体的には、「月に時間外労働が80時間を超えた場合に、超えた時間については割増し手当を５割増にする」と給与規程に明記する等の要件が必要になります。
この助成金は、過労うつ病労災や過労自殺防止のための対策の一助ともなるので、活用できる余地の高い助成金だと思います。
当事務所では、当該助成金活用したいという企業様を積極的に支援いたします。
遠慮なくご相談ください。


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今日も暑いですね。
ところで、お盆休みは取られましたか？
当事務所の休みは、今週の土曜日から15日（水）までです。
お盆休みまで、あと一仕事がんばりましょう！
さて、改正高年齢者雇用安定法の施行で60歳以降の雇用確保が事業主に義務付けられた2006年４月以降、約98％の企業で再雇用や定年の引上げなどの措置を講じていることが、労働政策研究・研修機構の調査でわかりました。
高齢者の雇用確保は、改正高年齢者雇用安定法に基づく措置です。
定年が65歳未満の企業は、年金の支給開始年齢の段階的引上げに合わせ、1.定年の引上げ、2.再雇用制度や勤務延長制度など継続雇用制度の導入、3.定年廃止のいずれかを選ばなくてはなりません。
※詳しくは、ホームページの「今月のトピックス」でもご覧いただけます。


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今月になってから、厳しい暑さが続いています。
夏バテなどせず、この夏を乗り切りましょう。
さて、厚生労働省の研究会は、障害者の法定雇用率（従業員に占める障害者の割合が1.8％）が未達成の企業に課せられる納付金支払義務の対象を、従業員300人以下の中小企業にも拡大する方針を示しました。
来年の通常国会で障害者雇用促進法の改正を目指すとしています。
障害者の雇用に関してはいろいろと悩ましいところですが、少しずつ受け入れ態勢を整えていくことが必要かもしれません。


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８月になりました。
やっと梅雨が明けたようです。
さて、労働政策研究・研修機構は、「経営環境の変化の下での人事戦略と勤労者生活に関する実態調査」（企業調査及び従業員調査）の結果を発表しました。
それによると、３年前と比較して重視される経営課題として、約７割の企業が「人材育成の強化」をあげています。
賃金制度見直しの理由については、約６割の企業が「従業員の就業意欲を高めるため」と答えています。
また、「仕事と生活の調和を図るための制度」の整備により、約８割の企業、従業員が「（従業員の）就業意欲が向上する」と回答しました。
やはり、今までとは発想を変えた採用から退職までのマネジメントスタイルを構築することが必要になってきているように感じます。


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