今手元に、公認会計士のための就職情報誌「CPAドラフト」2007.Vol3があります。そこには、辻・本郷税理士法人本郷孔洋理事長氏のインタビュー記事があります。


(税理士界の危機的状況)

 本郷氏は、会計を軸にしたビジネス展開は最大のチャンス、旧来型の税理士のビジネスモデルは最大のピンチであると断言。税理士を取り巻く環境は激変した。にもかかわらず、会計はおろか、複雑・難解になる法人税の動向についていけず、商法から会社法へ、証券取引法が金融商品取引法に変わっているのに空回りしている税理士にはこれからのビジネスが通用しなくなりつつある。


(旧来型のビジネスモデルからの脱却)

 青色申告制度がスタートした頃から始まったビジネスモデルが、40,50年と経って終わりを迎えても決しておかしくないでしょう。ですから、次のステップに進んでいく必要があります。会社法ができ、その対応ができないと税理士業務は務まらない、会社法と税法は車の車輪とエンジンみたいなものです。今は会計の時代であります。一から学び直す覚悟が必要であります。



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