今日は涼しい１日でした。
天気図を見たら、夏と秋が本州上でくっきりと分かれていました。
さて、24日の続報です。
中小企業の新卒の初任給が、大企業を上回る傾向が強まっていることが、日本経団連が行った新卒者（2006年４月入社）の初任給に関する調査でわかりました。
中小企業が人材確保のために無理をしている様子がうかがえます。
ただ、今後はこのような急場しのぎだけではなく、抜本的な人事制度の見直しが必要になってくるでしょう。
たとえば、最近の新卒者が就職活動にあたって優先している「安心して働ける労務管理体制」をどのように具現化されているのか、わかりやすくＰＲできることが求められています。
さらに具体的に言えば、「長時間労働を見直す」ために取り組むべき経営課題があるはずです。
現状維持のままで、新卒の賃金だけ向上させていけば、どこかで破綻をきたすことは明らかです。
大きな経営課題ではありますが、乗り越えていくべきテーマであると感じています。

今日の写真は、黒部川の「水平歩道」です。
黒部川の電力開発のために戦前に作られた歩道です。
歩道とはいっても垂直な岩場を削っただけで、足を滑らせれば奈落の底…。
当時の国策とはいえ、死と隣り合わせの過酷な労働条件だったようです。


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