こんばんは、新潟の社会保険労務士「にいじま」です。

「来年から夏季休暇を有給休暇にすることにした。問題ありますか?」

このような質問がありました。
理由は有給休暇の取得率が悪いから、ということ。

この質問は実に多く寄せられます。
会社によって事情は様々ですが、私の答えはほとんど同じ。

「問題あります!」

理由は簡単です。

休みの数や賃金は変わらず、有給休暇だけ減っていく。
従業員にとって何か得することはありますか?
損をするだけではありませんか?

このようなことに賛成する従業員がいるわけはありません。
会社に悪いイメージを持たれるかもしれません。

やってはいけない、ということではありません。
ただ、明らかに労働条件の不利益変更となります。
慎重にやらないとダメですね。

やむを得ない事情があるのであれば、その旨をきちんと説明して
同意を得る必要があります。一方的に決めるのは得策ではあり
ません。


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