プロ・ゴルフ会は、男女ともおかしくなっている。

宮里藍さんが高校生で勝ってから、女子のプロ・ゴルフは注目を浴びてTV中継は男子よりも多くなっている感じである。

驚くことに男子でも15歳の選手が、初出場、初優勝、しかも7打差を逆転しての優勝である。

男子の精神・技術のレベルが高くいので、女子のような現象は起こらないと思っていたが、劇的な状況で起こってしまった。

何事もレベルという壁を感じるものであるが、「初」という事の恐ろしさを実感する。

「壁」というプレッシャーを感じない、つまり、同伴でプレーしていた選手たちが「何」をしていたのかと思う。

ゴルフは、年齢・体力の差を克服できるスポーツだが、研ぎ澄まされたトップ・プロの技術と豊富な経験が、なす術もなく「突き破られた」のである。

何事も「奇跡」は起こるのだと思った。