昨日の夕刻、関東信越税理士会から電話がありました。「来月の定期総会で役員歴8年で退任した会員への表彰があります。当日出席し、お受け取り頂きたい」とのことでありました。


(人生10年を一区切り)

 学生の頃だったと思いますが、ある先輩は「自分は10年を一区切りで仕事をしていきたい」と言っているのを聞きました。10年も同じことをしていれば、挑戦する意欲が萎える。常に前向きな姿勢でいるためには仕事を変え、気持ちをゼロに戻す切り替えが必要とのことでありました。また、違う人は「どんな人間も同じ仕事を10年真剣に取り組めば専門家」、「数年で転職すれば階段を上がったり降りたりするだけで経験にならない」とも教えて頂きました。


(ライフプランの中での一里塚)

 そこで10年単位の人生設計を書き出し、10年で資格を!、10年で実務経験を!、後は所属団体を10年単位で経験を積み上げていくと決めました。資格をとり、父親の事務所で実務を覚え、業界団体では先ずTKC活動でTKC全国会関信会専務理事となり会務功労者に送られる「奥山賞」を頂きました。次に税理士会では今回支部長を退任し関東信越税理士会役員歴8年とのことで「感謝状」を頂くこととなりました。


(マイルストーンは自分へのご褒美)

 以前私どもの事務所で父親が頂いた感謝状を見て老社長さんは「この感謝状はお客へ目を向いていない証拠か?」と私に一言。確かにそうとも言えるが、個人としては自身のチャレンジした役割の一区切り・記念碑とし、次なる挑戦へ気力を奮い立たせるには役立つと考えています。また、自分の挑戦が見当違いでなかった、何らしかお役に立ったとの評価を頂いたことに感謝申し上げます。



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