昨日、今年85才になる父親の元に、以前私が使っていたパソコンME一セットを持って行きました。曰く、父親は夏の母親の三周忌にパソコンで作った文書を親戚に配布したいとのことでありました。私は視力のことを考えると無理と言いましたが、「字を大きくしてくれれば出来る」との一点張りで、「新聞に5万円で中古を売っているので買う!」とまで主張するので、諦めることを願い承知したのです。講師は妹・妹の檀那と私の妻とのこと、お父さん身内は厳しいですよご覚悟あれ!


(50歳代からの出世欲は濡れ落ち葉、決して実らない!」

 亡くなった祖母は自分の父親と夫が第二の人生で事業に失敗していることから、私に常々「夢があるなら急ぎなさい!早く取り組みなさい!」と教えてくれました。父親は自分の母親の言葉を何回となく聞いてきたはずですが、自分はスーパーマンとして聞く耳を持たない楽天家・頑固者であります。



(今の自分は10年前の決断の結果、10年後の自分は今決める結果!)

 確かにやりたいことへの挑戦は素晴らしいが、過分な願いは考え物。そう、昨日の県連情報システム部会で「今更パソコンなんて、目を悪くするだけ!」と話された50才代の部員がいました。じき還暦の我が身にはしみじみ「その通り!」と考えます。視力は40半ばから弱っていくことは常識、60・70才になってもパソコンを駆使している姿は例外です。自分は今流の草庵でご隠居仕事を楽しんでいる姿を想像したいものです。



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