08年03月03日
7人の恩人
■「仕事が楽しい?」
最近、社会現象として「心の病」が多くなっています。
パソコンと向かい合う職業では、鬱病患者が増えていて、
企業がカウンセラーを常設したり、定期的にアンケートを実施して、
早期発見に努めています。
「効率」を求めると逆に「人間性」が薄れてしまいます。
IT関連企業では、隣の人ともメールで会話するというウソみたいな事例が
ある程、他人との関わりがなくなっています。
「忙」という文字は、心をなくすという2文字でなりたっていると話しますが、
そんな時代になっています。
「心」って、大切だと思います。
自分が存在しているという確かな感触が重要なのです。
そういう私もこのメルマガを通して多くの読者(約300人)に向けて
「私見」を発信していますが、
何らかのレスポンスがあると「嬉しい」のです。
あるお客様で「仕事が楽しいですか?」と訊いたことがあります。
若手の方は、さすがに勢いがあって「楽しい」と答えて下さるのですが、
ベテランの方からは
「先生、楽しいって感覚は随分前になくなりました」
と返ってくるのです。
この差が大きいですよね。
私は、
「どうしたら楽しくなるのでしょうか?」
と返してみたのです。
彼らは、ウーンと唸りながら考えてくれたのですが、ある方が、
「先生、こんな会話が欲しかった」
と答えてくれたのです。
如何に、平素は業績ばかりの話しかしないかと驚いたのです。
■「感謝の気持ち」
そういう会話があって、次に
「今までに得た恩人を書き上げてください」
と話を進めたのです。
恩人ですから親も含めることも可能ですが、
この場合、他人という存在が問題なのです。
これは、意外に書けない人が多いのです。
私は「感謝の気持ち」という話を自分を例にして話したのです。
すなわち、私の場合、両親の他に
☆西治先生・・関学のゼミの先生。職業についても勉強することを教えて
頂いた。
☆福井社長・・サラリーマン時代にコンピュータの仕事を任せて下さった
☆十河専務・・私の才能を引き出してくださった
☆灰本さん・・IBMの方で「A4版1頁の報告書」を教えて下さった
☆水島さん・・KCSの方で、独立時にコラボしてくださりクライアントが
見つかった
☆内山さん・・トヨタのシステム部の方で、物流改善の道を拓いて下さった
☆鍔本さん・・物流改善の先生でトヨタ方式を教わり、「大志」を教わった
☆辻さん・・KSCの方で、栩野さんが元気になるようにと世話して頂いた
☆成瀬さん・・辻さんの紹介でソフト開発をした会社で、独立時にも
「栩野さんにソフト開発を出しなさい」と言ってくださった
また、今もお付き合いがあります
☆太田さん・・JBFの方で初仕事を提供してくださった
☆友定さん・・一番最初のお客様で次男がお世話になっている
☆宮内さん・・船井総研の方でスクールでコンサル法を指導してくださった
☆藤崎さん・・船井総研の方でAMIとジョイント・セミナーを実施して、
多くのお客様を得るキッカケを作ってくれた
☆佐竹さん・・お客様でAMIが元気になるようにお客様を紹介して頂いた
☆西川さん・・お客様で10年にわたるお付き合いで新しいビジネスを
これから一緒に進める
という風に、ドンドン恩人が出てくるのです。
まだまだ、いろんな方にお世話になって今日に至っているのです。
もっともっと、恩人がおられるのです。
この差は、大きいのです。
こんな風に、話をすると彼らも次々に名前が浮かんで来るのです。
不思議ですね。
■「7人の恩人」
トヨタでは「7人の友人」というキーワードがあるのですが、
ホントに人との接し方によって人生が大きく変わると思います。
私は、これを真似て「7人の恩人」と話しています。
「あの方に世話になった」
という感謝の気持ちが大切だと思うのです。
最近の若い人は、子供時代、大事に育てられた背景もあって、
少々のことでは「当たり前」と思う傾向があるのです。
「ありがとうカード」をシステム化しておられる会社もあります。
「ありがとう」の言葉が飛び交う会社は、素晴らしいと思います。
この事は、トップ自ら率先垂範することがキーになります。
よく「うちの社員は、感謝の言葉がない」とボヤく方がおられますが、
ご自分はどうなんでしょうか?
「愛語回天」と言いますが、
「愛語」:相手を思ってかける言葉であり
「回天」:それをキッカケに人生が変わる
いう意味です。
いろんな人が「声」をかけて下さっているのです。
その「声」を「腑に落ちる」ように活かすことが重要なのです。
最近、少なくなっているのは「髪型」などの忠告です。
ホントに、エチケットやマナーを教えられるのか?と思います。
私は、若い時に、十河専務から
「栩野君、将来、君と同じような事をする部下が出来た時にどうするか」
と諭して頂いたことがあります。
このように「諭す」とか「叱る」「躾ける」という言葉が希薄になりつつ
あります。
読者の皆さんも「7人の恩人」を書き上げて頂きたいと思います。
書いてみると受けた「恩」がよく理解できます。
これが人生を変えるキッカケになるかも知れないのです。
ぜひ、書き上げてみて下さい。
最近、社会現象として「心の病」が多くなっています。
パソコンと向かい合う職業では、鬱病患者が増えていて、
企業がカウンセラーを常設したり、定期的にアンケートを実施して、
早期発見に努めています。
「効率」を求めると逆に「人間性」が薄れてしまいます。
IT関連企業では、隣の人ともメールで会話するというウソみたいな事例が
ある程、他人との関わりがなくなっています。
「忙」という文字は、心をなくすという2文字でなりたっていると話しますが、
そんな時代になっています。
「心」って、大切だと思います。
自分が存在しているという確かな感触が重要なのです。
そういう私もこのメルマガを通して多くの読者(約300人)に向けて
「私見」を発信していますが、
何らかのレスポンスがあると「嬉しい」のです。
あるお客様で「仕事が楽しいですか?」と訊いたことがあります。
若手の方は、さすがに勢いがあって「楽しい」と答えて下さるのですが、
ベテランの方からは
「先生、楽しいって感覚は随分前になくなりました」
と返ってくるのです。
この差が大きいですよね。
私は、
「どうしたら楽しくなるのでしょうか?」
と返してみたのです。
彼らは、ウーンと唸りながら考えてくれたのですが、ある方が、
「先生、こんな会話が欲しかった」
と答えてくれたのです。
如何に、平素は業績ばかりの話しかしないかと驚いたのです。
■「感謝の気持ち」
そういう会話があって、次に
「今までに得た恩人を書き上げてください」
と話を進めたのです。
恩人ですから親も含めることも可能ですが、
この場合、他人という存在が問題なのです。
これは、意外に書けない人が多いのです。
私は「感謝の気持ち」という話を自分を例にして話したのです。
すなわち、私の場合、両親の他に
☆西治先生・・関学のゼミの先生。職業についても勉強することを教えて
頂いた。
☆福井社長・・サラリーマン時代にコンピュータの仕事を任せて下さった
☆十河専務・・私の才能を引き出してくださった
☆灰本さん・・IBMの方で「A4版1頁の報告書」を教えて下さった
☆水島さん・・KCSの方で、独立時にコラボしてくださりクライアントが
見つかった
☆内山さん・・トヨタのシステム部の方で、物流改善の道を拓いて下さった
☆鍔本さん・・物流改善の先生でトヨタ方式を教わり、「大志」を教わった
☆辻さん・・KSCの方で、栩野さんが元気になるようにと世話して頂いた
☆成瀬さん・・辻さんの紹介でソフト開発をした会社で、独立時にも
「栩野さんにソフト開発を出しなさい」と言ってくださった
また、今もお付き合いがあります
☆太田さん・・JBFの方で初仕事を提供してくださった
☆友定さん・・一番最初のお客様で次男がお世話になっている
☆宮内さん・・船井総研の方でスクールでコンサル法を指導してくださった
☆藤崎さん・・船井総研の方でAMIとジョイント・セミナーを実施して、
多くのお客様を得るキッカケを作ってくれた
☆佐竹さん・・お客様でAMIが元気になるようにお客様を紹介して頂いた
☆西川さん・・お客様で10年にわたるお付き合いで新しいビジネスを
これから一緒に進める
という風に、ドンドン恩人が出てくるのです。
まだまだ、いろんな方にお世話になって今日に至っているのです。
もっともっと、恩人がおられるのです。
この差は、大きいのです。
こんな風に、話をすると彼らも次々に名前が浮かんで来るのです。
不思議ですね。
■「7人の恩人」
トヨタでは「7人の友人」というキーワードがあるのですが、
ホントに人との接し方によって人生が大きく変わると思います。
私は、これを真似て「7人の恩人」と話しています。
「あの方に世話になった」
という感謝の気持ちが大切だと思うのです。
最近の若い人は、子供時代、大事に育てられた背景もあって、
少々のことでは「当たり前」と思う傾向があるのです。
「ありがとうカード」をシステム化しておられる会社もあります。
「ありがとう」の言葉が飛び交う会社は、素晴らしいと思います。
この事は、トップ自ら率先垂範することがキーになります。
よく「うちの社員は、感謝の言葉がない」とボヤく方がおられますが、
ご自分はどうなんでしょうか?
「愛語回天」と言いますが、
「愛語」:相手を思ってかける言葉であり
「回天」:それをキッカケに人生が変わる
いう意味です。
いろんな人が「声」をかけて下さっているのです。
その「声」を「腑に落ちる」ように活かすことが重要なのです。
最近、少なくなっているのは「髪型」などの忠告です。
ホントに、エチケットやマナーを教えられるのか?と思います。
私は、若い時に、十河専務から
「栩野君、将来、君と同じような事をする部下が出来た時にどうするか」
と諭して頂いたことがあります。
このように「諭す」とか「叱る」「躾ける」という言葉が希薄になりつつ
あります。
読者の皆さんも「7人の恩人」を書き上げて頂きたいと思います。
書いてみると受けた「恩」がよく理解できます。
これが人生を変えるキッカケになるかも知れないのです。
ぜひ、書き上げてみて下さい。