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 昨日午後、「平成20年度関東経済産業局地域力連携拠点事業の概要説明」と「地域資源活用および農商工連携にかかる支援策について」「地域資源活用および農商工連携の現状と課題」と題し、中小企業基盤整備機構から二名の講師をお迎えして説明会が行われました。主催は地域力連携拠点の(財)長野県中小企業振興センター・長野県中小企業団体中央会・長野県農業協同組合中央会の三機関であります。


(地域力活性化)

 テキストのトップページには「地方格差が広がり、地域経済の衰退。通気を活性化するためには地域資源を活用し、産業を創造することが必要。発想の転換・視点を変える・知恵を使う。地域資源活用と農商工連携による地域活性化」と表記されていました。講師の話も「地域資源活用」では県が地域資源を指定した産品等の事業化、「農商工連携」については農林業者と商工業者との連携体による試作品開発展示会出展等の経営改善を支援するとの国策施策の説明でありました。


(参加者)

 事業者と三拠点関係者外80名位で、私のお客さまも参加しておりました。説明会の後、個別相談会の場が設けられ、相談者が熱心に制度活用について相談されたいました。中小企業は人・物・金・情報が少ないので、リスクが少なく、少ない自己資源を如何に効率よく早期に新事業を立ち上げるかが事業存続にかかわるので、参加者の真剣な受講の姿が目に付きました。


(販路支援 儲かることで地域発展を!)

 以前は、「政府は経済界の要請で新制度を設け、申請方法は・・」と行政担当者から説明の場がありましたが、今回は民間の経験者によるハンズオン支援(専門家によるきめ細かなアドバイス)があり、説明も行い、今までの一方的な情報伝達ではなく、充分な制度の理解が出来ました。国からの、広く支援をするのでなく、地域の雇用を確保できる意欲ある事業家に支援を集中させる意図を強く感じました。


(税理士会の役割)

 国の施策には広く事業家に知らしめる啓蒙的な活動が求められます。各地域力連携拠点には二人の専任コーディネータが従事されておりますが、相談案件が重なれば施策説明のセミナーを開催することは難しくなります。少子高齢化・人口減少と急速に経営環境が変わっていく今日、国策を活用して事業展開をパワーアップしないと生き残れません。しかもこの国策も3年と時間が限られ、無料で受けられる公的支援により成長する企業と、自助努力だけの企業では大きな差が生じます。税理士はお客さまにこの事実を知らしめなければなりません。環境変化への注意喚起の場を設けることが税理士の責務であります。




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08年07月31日 | Category: General
Posted by: hoshino
 以前若林農水大臣が、日本にとって世界貿易機関(WT0)で厳しい選択が待ち受けているとお話になられていました。事実、最近の新聞報道は75年前に同じジュネーブ国際連盟特別総会で松岡外相が、満州事変への討議中に、議場退出・国際連盟脱退・孤立化・戦争突入・敗戦につながり国民に苦悩を強いられた事態と類似しているようであります。国際会議で主張すべきことは主張して国益を守って頂きたいが、孤立よる国際社会離脱だけは避けて頂きたい。


(ラミー事務局長の調停案 農業がピンチ)

 調停案では農産品の関税引き下げ幅が、日本の主張8%から最大6%になり、132品目の内52品目が大幅な関税削減を強いられ、低価格の輸入が増え、国内農家に大きな打撃となる。自給率39%を向上させ食糧危機に備えなければならない日本にとって難しい舵取りが突きつけられた。


(アメリカは日本にとって同盟国だが、イギリスは親戚!)

 今回の交渉で注目すべきは、アメリカが鉱工業輸出拡大をめざす欧州連合(EU)の要請により自国の農業補助金削減に応じたことで、日本へ同調する国々が調停案を受入始め、交渉が決着に向けて動き出した。各国に交渉決裂の犯人になりたくない心理が働いたとのことであります。


(農商工連携の推進)

 農水省は現在、以前の米を中心したすべての農家を守る農政から、生産性を高める意欲のある農家を支援する農政に転換しています。その事例として農商工連携による、市場性のある農産品を加工し販売し消費者に提供することを政策として勧めている。その前提として、農家は消費者に受け入れられるだけの価格を実現させる生産性の確保に努力傾注する自助努力を実践しなければ生き残れない。



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08年07月30日 | Category: General
Posted by: hoshino
 昨日の夕刻、仁科ガバナー事務局の閉局の宴がありました。ライオンズクラブ役員の任期は一年でありますので、短い感じではありますが、仕事を持ちながらのボランティア活動としては適当と考えます。


(1GBの資料)

 一年間に事務局員が作成した文書は1GBのUSBメモリーに収納しました。ガバナーは長野県(334E地区)4りジョン持ち回りで4年サイクルが原則ですので、3年後にはまた資料作成に役立ちます。可能性のある人物は事務局から1GBの資料を受け取っていきました。


(安堵の宴)

 思い出話に盛り上がりました。事務局員は一年半の契約ですので、少し寂しそうであります。せっかく身に付いた能力が生かせる場が無くなります。ただただ良い働き場所が見つかることを祈るだけであります。



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08年07月29日 | Category: General
Posted by: hoshino
 日曜日の午後、松本で樋口恵子東京家政大学名誉教授の講演会に参加しました。先生は「老い方の上手な人下手な人」「生き方上手は老い方上手」「男と女の老友学」との著書があり、NPO法人シニアの会の運営に参考とさせて頂くことと、最近の殺傷事件の親子関係を理解するヒントを得たかったのが受講の動機でした。


(豊かな社会では子供が自立しにくい、自立の時期をどうする)

 平均寿命は50年であった昔は、親は自分の生きている間に、男の子は徴兵の新兵いじり、女の子は二十歳前に嫁ぎ先での嫁いじりに耐えられるよう自立を促す教育を行わなければならなかった。今豊かな時代になり、平気寿命80才を超える親には、昔のような子に自立を促す動機が希薄になっている。密着した親子関係を決別させる社会的システムとして、成人式・大学卒業・結婚時に社会的自立できる「しつけ」を行わなければならない。


(人生百年社会 欧米流の別居で生きる術)

 長寿社会の親子関係、昔の嫁は嫁いで15年から20年で姑が亡くなり、家の主になれたが、今は60十才になっても嫁の立場から抜け出せない、長女・長男時代では同時多発介護の可能性がある。そこでは一定の距離感(別居)がなければ長い付き合いは出来ないとのことでありました。今を生き抜くには、近くに住む子供の世話になり、介護制度を利用し、病気になれば病院に依存して生きるなど、自分の身を守るのは自分自身であるとの意志を強く持つことと教えて頂きました。




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08年07月28日 | Category: General
Posted by: hoshino
08年07月27日

美酒で暑気払い

 昨日は、4代前の税理士会長野支部執行部夫婦の暑気払いの日でした。会食したのは長野市TOiGOSBC棟2階和食屋膳でした。毎年2回集まり各々夫婦の近況を語り合う集まりが8年続いています。


(お店の料理)

 お店の案内には「旬の食材にその日の気候や体調を合わせた味付けをする。それは、思いやりと真心がこもった家庭の味です。和食屋膳では、日本の食文化の原点である家庭料理を基本に、アレンジを加えた斬新なメニューをご用意いたしております」とありました。確かに、盛りつけられた器も落ち着きがあり、美味しかった。


(自慢の日本酒)

 仕込みから一年間で飲み物に出来るのは、世界で日本酒だけで杜氏達の醸造技術の高さがあればこそであります。その日本酒の中で、もっとその良さを引き出したと開発されたのが、膳の純米熟成酒「じょうこん」とのこと。琥珀色の新酒は「しっかりした味わいがあり、口当たりは柔らかい」のが自慢で、仲間一同おっかなびっくり、アルコール度38.1%の美酒をオンザロックで頂きました。




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08年07月27日 | Category: General
Posted by: hoshino
 昨日は、地域力連携拠点である長野経済研究所と長野商工会議所を訪ねました。各拠点では専任のコーディネーターが常駐しております。そのコーディネーターが「課題が見えない」「何か新しいことをしたい」「事業継続は不安」等の悩む中小企業をきめ細かい支援を行う国策事業が6月よりスタートしました。(制度の問い合わせは:地域力連携拠点全国本部 中小企業基盤整備機構 経営基盤支援部小規模企業支援室 03−5470−1581)


(税理士の役割)

 拠点事業における専門家集団(パートナー機関)として税理士会は参画することとなりました。長野県県下に8ヶ所(長野市内に6ヶ所)が拠点として発足しております。その拠点からの要請による専門家派遣に応じるととなります。税理士会としては派遣要請に従事できる会員を募集登録し、各拠点からの申し出に応えることとしています。


(問題発生)

 拠点活動が始まり2ヶ月が経過しようとしておりますが、問題発生。(1)国は9月に各拠点の成果発表の場を設け事業活動促進を図るとのことで組織整備中である各拠点は何が何でも成功事例を創らなければならないことになりました。(2)ある事業主に複数の拠点からお誘いを受け、どの拠点にすべきか困惑している。そこで、税理士会は各拠点間の連携を会議の席上で協議会の設置を求めました。後日、連携する場を設けるとの連絡を得ています。


(制度を知らしめる提案)

 税理士会は専門家派遣の要請に応えるのが役割でありますが、もう一つ出来ることは、セミナー活動においてお客様に制度の存在を知らしめることは出来ます。そこで、地域力連携各拠点に税理士が開催するセミナー活動に参画を求めました。制度は3カ年であり、支援は無料でありますから、地域の中小企業をお客さまとする税理士は、お客さま発展への新しい支援チャンネルと考え、支援受入を勧誘することが望まれます。



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08年07月26日 | Category: General
Posted by: hoshino
 5月18日付け日経新聞の「くらし安心」欄に、病気の特徴や標準的な治療法がまとめてある診療ガイドラインが取り上げられていました。難解だけど、患者にとって医師の説明を理解したり、質問するなどに参考になる、医師との共に病気に立ち向かう信頼関係を築くことに役立つと考えここに紹介します。


(記事の書き出しには・・・)

 病気の特徴や標準的な治療法をまとめた「診療ガイドライン(指針)」。突然の病気や難病、慢性疾患に悩む患者にとって、自分にあった診療法を選ぶための情報や、病気と付き合う知恵が詰まった頼れる存在だ。指針は医師向けで難解なものが多いが、分かりやすい患者向けをつくる動きもある。推奨する治療法がすべての患者に当てはまるわけではないが、入手や活用の方法を知ることで、医師や病院とのよりよい付き合い方につなげよう。


(診療ガイドラインの入手先)

1,東邦大学医学メディアセンター http://www.mnc.toho-u.ac.jp/mmc/guideline/

2,日本医療機能評価機構・医療情報サービス「Minds」 http://minds.jcqhc.or.jp/



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08年07月25日 | Category: General
Posted by: hoshino
 昨日で、8日24時間の経営革新塾が無事終了しました。当初参加者11名(親子参加2組)、最終日は8名出席で、成果物として掲げた「経営計画書」は9名分完成し研修目的は適いました。また、9月より再度のコース決定と事前申込みもあるとのことでホッとし、拙いセミナー運びにガマン頂いた受講者に深く感謝いたします。


(塾開講の動機)

 随分前のこと、長野市の郊外川中島にあったガソリンスタンドの専務が、近くの若者を集め、経営の話をする私塾のようなサロンを創り、その一人は全国展開している洋服の青木だという話を聞きました。私も60才になったら、地域でお役に立ちたいと願っていました。また、税理士業務で見聞きしたサクセスストーリーを自分だけのものでなく次世代の人に伝えたいとも願っていました。


(三度目のチャレンジ)

 一度目は自分の事務所でお客様を対象に昨年秋実施、二度目が今回信濃中野での商工会議所・法人会さんからの企画、おかげさまで三度目も同様に信濃中野で開催予定となりました。一般に、研修のスキルは三度繰り返すと本物に成ると云われています。私も三度目で評価を頂ければようやく自分の願いのスタートに立たせて頂けるものと考えています。



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08年07月24日 | Category: General
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08年07月23日

講師は女性弁護士

 22日はTKC生涯研修で、テーマは「新会社法施行後の問題点とその実務対応」、講師は村瀬弁護士(鳥飼総合法律事務所)、参加者は40名余(飯田・諏訪・松本・上田・長野)。女性講師の声は難しい法律がやさしく聞こえ、お茶の水卒・一般企業経験を経て弁護士になられた実務家で、分かりやすくお話なる才女でありました。講師が女性なのか受講者も女性が多く、今という時代が、細やかな心配りが求められる女時であることを感じました。


(中小企業は法律抜きでも生きていけますが、備えは必要)

 講師の冒頭の言葉は受講者の気持ちを捉えました。事実、我々のお客様である地方の中小企業は会社法規定に関わらず事業活動を行っています。利害関係者が複雑でない限り法律的な問題は生じないで来ました。しかしながら、会社設立して数十年経過した多くの企業が、世代交代期を迎えた今、企業を安定的に発展させるため、経営支配権をめぐっての調整が必要となります。


(事業承継・相続時の対処)

 講師の解説で、事業承継・相続時に株式分散防止・承継者の経営支配権の保持させる対処法を世代交代期に、法律に則って実施する必要性を理解しました。特に、譲渡制限株式を自己株式として取得するには特別決議事項であること、総会議事録の整備は株式が分散して、株主はすべて身内と安易には考えられない時代には、欠かせない事務処理であることを再認識しました。



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08年07月23日 | Category: General
Posted by: hoshino
08年07月22日

信州 おぶせの街

 連休の最後は35.6度の猛暑日でありましたが、突然にお亡くなりになったお客様の奥様にお線香を上げに小布施に久しぶりに出向きました。


(観光地 小布施の街)

 お亡くなりなった奥さんのご位牌にお線香を上げ、社長さんと思い出話をしました。お昼時でしたので、奥さんにご馳走になったことがある小布施堂で昼食を頂きました。酒造場の酒蔵の一部を和風レストランとしてオープンした「蔵部」というお店。土で出来た釜戸で炊きあげたご飯は美味しく、後は漬け物があれば満足。天窓から夏の光が差し込んでおり、明るかった故人を偲ばせる幻想的な感じでした。


(栗菓子の街)

 栗菓子のお店が町おこしの中心になり、志賀高原への通り道であった小布施の町が多くの観光客が訪れて頂ける街になっています。三連休の最後の日でも入り込みは良く、街の表通りはお客様の往来でにぎやかでありました。一歩奥の裏通りも歴史を感じさせるよう整備されており趣をそえています。




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08年07月22日 | Category: General
Posted by: hoshino
 先々月長野ライオンズクラブ山浦会長は例会スピーチで「江戸しぐさ」を取り上げ、気働きの必要を求めました。又、先週16日の産経新聞には「江戸しぐさ」を生活指導の一環で取り入れている学校紹介がありました。


(江戸しぐさ:産経記事)

 江戸期の商人の処世術や生活哲学を具体的に示した行動様式。狭い江戸の街で見知らぬ者同士が摩擦を少なくして暮らす知恵を集めたとされる。商人(あきんど)しぐさとも呼ばれた。仏教の考えにも影響を受けており、他者への思いやりを全面に打ち出している。例えば「肩引き」「うかつ謝り」「こぶし腰浮かせ」「時泥棒」など。


(石田梅岩:石門心学)

 江戸(享保より)時代の代表的商人哲学は、番頭まで勤め上げ「商人の生き方」の私塾を開き、利益を上げることの大切さを広めた石田梅岩の「石門心学」が有名であります。「江戸しぐさ」も同様に商人の処世術であることを山浦会長と新聞記事で知りました。21世紀の経営は、経済の停滞・緊縮財政時代であった江戸時代の先達が導き出した知恵を学び直すことで活路を見いだせるのではないかと考えています。


(下品・中品・上品)

 新聞記事によれば「人間は生まれてすぐは『下品』だが、寺子屋で学ぶと『中品』になり、修行を積んで『上品』になる・・・」とあり。また「社会の枠組みが外れている一方、家庭でマナー指導やしつけが行われていない。このギャップを埋めるのが江戸しぐさ」と生活指導の効果に期待をかけているとのことであります。私も人生の後半期、上品と云われるような老い支度でもしましょうか。



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08年07月21日 | Category: General
Posted by: hoshino
 毎月第三土曜日は「シニアの会定例会日」で、今回のテーマは「自分について語りましょう〜自分は 何ものなのか 考えてみましょう〜 」で、講師は出版業で自分史の相談に応じている株式会社プラルト犬飼専務でありました。


(シニアの会と自分史)

 世代間で故人の思い・良き伝統のバトンリレーが出来れば、精神文化の高い家系を創り、子孫に貴重な情報を伝えることとなります。例えば、DNAと食事が類似していれば、発病する疾病は似てき、発病への備えができます。また、人生は波瀾万丈であります、祖祖父母・祖父母・両親の時代に縁続きの先達が出逢った試練とその対処を知ることで、人生の旅立ちにあたり地図と羅針盤を掌中にします。元気が出て・やる気を保ち・立ち向かう勇気が湧いてきます。


(案内文には)

 自分史は身近なものであり、一人ひとり形態も違ってきます。そこでまず思い出話を語り合うことから膨らませましょう。そんな中から思わぬヒントが引き出せます。自分が生きてきた証しとして、どんな形でも良いので残したいものです。それが子や孫、関わった人たちに伝えたいメッセージであり、父母への感謝につながるのではないでしょうか。


(自分を語る)

 セミナーはグループに分かれ、自分について各々語り始め、メンバーから反応を頂き、自分への気付きが得られました。さて、「自分はどんな人間」との問いに明確に答えられるますか、一般に個々人の個性は周囲の人が認めて始めて骨格ができます。「他人に映る自分」は何かを知ることは人生にとって有益なことであります。




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08年07月20日 | Category: General
Posted by: hoshino
08年07月19日

有料研修会は盛況

 昨日18日、税理士会長野支部と税理士協同組合とが共催し、県庁の前にある長野市を代表するホテル長野21で有料特別研修会を開催しました。講師は中央大学商学部教授大淵博義先生、講義は「役員給与・交際費・寄付金を巡る諸問題〜同族会社の行為計算の否認規定にも関連して〜」で、受講者は194名(長野支部143名、新潟高田支部10名、長野県内5支部41名)、一テーブル二人席でありました。高野支部長の発案とのことで、とても良い研修企画でありました。


(6時間の講義)

 朝10時から午後5時まで大淵先生お一人であり。短時間ではお人柄は感じ取れませんが今回は6時間で先生の税法への熱い思いが感じられました。先生は国税OB、しかも税務訴訟担当で、現在は大学教授となられた経緯から、立場の違いから見る課税当局の判断に言及され、特に裁判官の租税判断への苦言、不服審判所を含め制度変化に触れるなど掘り下げた講義で、飽きることがありませんでした。


(分かりやすい税制を望む)

 役員給与の「事前確定届出給与」「定期同額給与」の制度について大淵先生の話をお聞きし、改めで不適切な制度であることに怒りを覚えました。弁護士会からは「不適切なら何故、訴訟などの行動を起こさない、なぜ唯々諾々と受け入れるのだ」といわれ、公平な課税負担を求めることから致し方ないとも考えられますが、理論構築は弱いなど、頭の中は混乱しています。ただ税制は納税者から見て分かり易く制度であるべきと考えます。米国のレーガン元大統領時代の税制抜本的大改正を日本でも望みます。


(自分の給与は誰が決める!)

 現行の役員給与は税務署に毎年届けでなければ損金にならない。中小企業の事業家は国家公務員ではない。企業の発展を願い、業績を向上させることに日夜苦闘しています。得られた利益から得られるべき報酬が「お上」のご意向に添わなければということは「官尊民卑」そのものではないか。人を性善説でみるのか、性悪説でとらえるのかの違いでしょうか。



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08年07月19日 | Category: General
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08年07月18日

若い世代の登場

 昨日の長野ライオンズクラブ7月第二例会(12:30−13:30)では、新入会員入会とインドネシアからの夏期来日YE(短期交換学生)デビット・ジョセフ君の紹介がありました。


(若い世代)

 私もライオンズクラブに入会して20年が経過しようとしています。従って、新しい入会者は一回り以上若い方であります。特に、事業所で入会している交代会員は、支店長であっても昭和30年代後半生まれであり、年々平均年齢を若くしています。気が付くと私も壮年の一人となっています。新入会員にはこれからの活躍をお願いすると共に、私も責任を感じ、範とならねばと考え始めています。


(短期交換学生)

 ライオンズクラブでは、日本の学生を諸外国(世界のライオンズクラブ)に派遣し、受入を夏期に行っています。今回の受入学生はインドネシアのライオンズクラブメンバーを両親に持つデビット君であり、長野ライオンズメンバーの家庭でホームステイして頂いております。落ち着きのある子弟でありました。私たちが送り出した子どもたちも派遣先で、暖かく受け入れられ、貴重な経験を得て、交際交流の架け橋になって頂くことを願っています。



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08年07月18日 | Category: General
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08年07月16日

最後の総会

 昨日15日は、二十年間にわたる私の地元税理士会活動の最後に日であります。40才で支部の専務理事になり、現在長野県支部連合会(県連)の副会長まで、毎年参加してきた県連総会も役員として参加するのは今年限りとなりました。


(総会の打合会)

 午前10時から、総務部員・松本支部役員・県連役員による総会準備の打合会からスタートしました。進行の総指揮は県連総務部長、テキパキと適切な指示があり、33名各自の役割を確認しました。若い役員の頼もしさ、事務職員の気働きに感謝であります。


(中間法人総会)

 県連活動の中心である長野県税理士会館は中間法人で登記されております。その決算も7期を数えました。


(税政連総会)

 昨年は参議院選挙がありましたが、今年は選挙は無さそうでご出席いただいた国会議員の先生方もおだやかな顔つきでありました。嵐の前の静けさでしょうか、来年は春から忙しい年になりそうです。


(県連総会)

 これまで、数年県連の総会では質問があり、その応答に苦慮してまいりましたが、今年は静かな議事進行となりました。時間があったので、清水本会会長に祝辞の延長をお願いし、無事定刻に総会が終了しました。


(祝賀の部 表彰)

 県連の表彰規定により、4名の会員が表彰されました。謝辞は長野支部の中村会員が代表して述べられました。多年にわたるご尽力に感謝申し上げます。


(懇親会で・・)

 懇親会の席上で、先日、長野県商工会連合会の地域力連携拠点事業会議で、私がお願いした8拠点の協議会設置が動き出したとの連絡を受けました。地元事業所を支援する各種団体が連携し、活動が進むことに少しお役に立ったこと、誠に望外の喜びであります。この喜びを懇親会の最後、来賓への返礼万歳時に披露し、税理士会の社会的貢献をお約束しました。


(雑感)

 支部・県連における私の税理士会活動の20年間が静かに過ぎ去って行きました。数年前まで県連会館・支部会館問題で激しい対立があり、時には多くの会員との間で感情的とも云える光景があったのが、ウソの様であります。長いトンネルが抜けたことに感謝であり、又これが役員として最後の総会と思うと一抹の寂しさと、ホッとする安堵感が交差しておりました。



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08年07月16日 | Category: General
Posted by: hoshino
 昨日14日は、TKC創業・経営革新アドバイザーの更新必須講座である経営革新実務研修会が長野市内で開催されましたので、事務所全員で参加しました。この研修も6年目でありますが、今年度から「経営承継」について学ぶこととなりました。また、今回は国の「地域力連携拠点事業」への窓口であり、TKC長野県支部顧問として、私に開会のあいさつを依頼されました。


(私のあいさつ)

 30数年前、TKC名誉会長であった飯塚毅先生は、講義の冒頭に「今日出席頂いた、紳士淑女の皆さんは例外として・・・」と語りだし、「職業会計人の集団死滅の時来る・・」と時代の変化を直視しなければならないと警告を発しておられました。

 事実、我々のお客様である中小零細企業は1986年の532万社をピークに20年間で100万社減少しております。特に最近は年間30万社が減少しているのが現実であります。長野市内でも郊外には全国チェーンの出店はありますが、我々のお客様のある中心市街地では廃業がすすみシャッター通りとなっているのは皆様ご存じの通りであります。他方、税理士の20年前は、税理士会長野支部の会員は120名でありましたが、現在は230名となっています。飯塚先生の警鐘とおり、税理士事務所の経営環境は厳しさを増しております。

 中小零細企業の廃業は、地元で働く場所が無くなることであります。若い人は大都会へ職場を求めて出て行かざるを得ません。結果、地方の人口減少に拍車がかかります。「砂上の楼閣」ではありませんが、我々の生活は足下から崩れているのが「今」という時代であります。

 私ども税理士事務所はご縁があってお客様と税金という領域でお世話をさせて頂いておりますが、税だけで良いのでしょうか。どうか本日、「経営承継」ということの重要性をご理解し、皆様の英知に磨きをかけ、お客様を!この長野地域経済を皆様の行動で救うスタートの時として頂きたい、初老の私から若い皆さんに切にお願いします。

一人でも多く、私たちの子どもたちがこの地で就職できるように!
一人でも多く、雇用の機会が増え、消費人口が増加するように!
一件でも多く、廃業にならず経営承継ができるように!

この研修が単なる知識習得の場でなく、今日から小さくとも行動につながるようご期待申し上げます。



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08年07月15日 | Category: General
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08年07月14日

農商工連携の事例

 昨日の日曜日に、前日料理屋さんに駐めておいた車を引き上げるついでに、善光寺門前を散策しました。途中で昼食に立ち寄ったお店(一粒万平さん)は、「森の国から都市のみなさんへ」と、地元契約農家(写真)から農産物を取り寄せ、惣菜として加工し、通信販売とビュフェー形式で提供しているお店でした。


(一粒万平さんのパンフには)

 善光寺平から北に千曲川に沿って広がる地域ー北信濃は、全国でも有数の豪雪地帯として知られています。冬は厳しい寒気の中、一面を純白の雪が覆いつくします。けれどこの雪こそが、春には雪解け水となって、浸透し美しい森と豊穣の大地を潤してくれるのです。
 雪の下でゆっくりと地力を蓄えた大地から、一斉に芽吹く山菜や春野菜。太陽の下で力強く育つ、トマト、とうもろこし等の夏野菜。秋には豆や雑穀、米の収穫。厳しい冬に備え、保存食づくりが始まります。そして私たちは、この土地で雪解けの天然水を使いキノコの生産を続けてきました。太古の昔から森一番の働き者であったキノコ。そのキノコの力を利用して、おいしい野菜づくりに取り組んでいます。
 時がゆったりと流れる善光寺門前の一角で、そんな野菜たちを口に運ぶとき、懐かしい忘れかけた味わいが全身を包み込んでくれる。一粒万平は微力ながら、そんな北信濃の食を提案し続けたいと願っています。



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08年07月14日 | Category: General
Posted by: hoshino
 12日土曜日、今年度の「第一回共生の森木起し・下草刈り」が飯山市共生の森で行われました。参加者32名、午前9時から12時まで作業は2時間半、天気は晴れで、気持ちの良い汗をタップリ流しました。


(共生の森とは)

 2000年に、飯山市其綿塔の原の山林で、木材の伐り出しが行われたが木材価格の低迷により、放置されていた地積を無償でライオンズクラブが借りられることとなり。植林と育林の作業がこれまで毎年数回実施しております。我々の環境保護活動は、地元小学生の授業にも組み入れられ、育林の作業に参加頂いております。また、飯山市からも評価をいただき、森林組合による作業の支援を得ています。


(楽しい作業!)

 ひざまであった下草も、鎌だけでなくビーバー(エンジン刈払機)を使い刈り取りが出来ました。私もビーバーを持参しましたが、斜傾地で石もゴロゴロで刃・石が飛び散るのが怖くて、虎刈り状態となってしまいました。ただ、作業が終わり日光が木々の中に差し込んでいる光景に満足しました。自然の勢いはホンの一ヶ月で元の姿に戻ってしまいますが、植林した木々が成長していますので心配はないとのことであります。また、一二ヶ月後の下草狩り作業に参加します。



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08年07月13日 | Category: General
Posted by: hoshino
 昨日、お客様から電話がありました。「前社長の奥様が急死されました」との連絡でありました。仔細は、奥さんは亡くなる前日まで旅行に出かけられ、当日会社に元気な様子で顔を出し、その深夜クモ膜下失血でお亡くなりに、運の悪いことに前社長は入院中の出来事で、息子さんが喪主で葬儀が執り行われた。事業と関係を持って居なかった息子さんが混乱の中、近親者だけの葬儀となり、連絡が遅れたとのことであります。


(世話になった恩人)

 「星野さん、私達の仕事はコンマ何銭の仕事です。細かいことでも疎かにすると赤字になります。月次の決算で気づいたことは何でもアドバイスして!」と会計事務所への期待が高く、若かった私に「何を伝えて欲しいか」を明確に依頼されるなど、前社長夫人は私の職業的素養を育ててくれた恩人であります。


(エンディング・ノートは欲しかった)

 お丈夫な方で、前社長が体調を崩されており入院中であり、自分の変調にお気づきになられなかったのかと願うのは、六十前半では察するに無理がありますが、自分の最後をどの様にして欲しいかの書き付け(エンディング・ノート)があれば、私も葬儀に参列できたかもしれないと考えると寂しさで一杯であります。


(帰宅後の夫婦の会話)

 円満な世代交代を願うシニアの会を主催している我々夫婦だから、お互いに遺言書を残そうと決意しました。今月の例会は19日(土)でテーマは「自分史(・・・子や孫に伝えたいメッセージ・・・)」であります。何かの啓示と受け止め、周りに迷惑をかけない終末の時を迎えたいと願い、老い支度をしなければと考えさせられています。



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08年07月12日 | Category: General
Posted by: hoshino
 8日は午前10から午後7時まで、関東経済産業局委託事業「地域力連携拠点」の一つである長野県商工会連合会研修会に岩崎県連会長外3名参加しました。この企画は長野県下の経営指導員に地域力連携拠点事業が持つ意味と支援団体を紹介するのが目的でありました。参加者は120名、県商工会連合会の加入事業所は25、000所とのことでありました。


(主催者あいさつ)

 地域力連携拠点事業は、経済団体への団体別補助金ではなく、機能別補助金の性格を鮮明に打ち出した国の施策であり、国も本腰を入れて費用対効果を追求しはじめてきたと言える。小規模事業者等支援に民間企業(地方銀行)の参入が認められたなかで、地域における商工会の重要性を明確に位置づけるためにも、次年度の補助金を獲得するためにも、本年度相当の成果を達成することを念頭において強力に本事業に取り組まなければいけない。
 本事業の成果は、今後の商工会組織の存亡を大きく左右する重要な要因になることは証左である。本事業は定量評価事業である。実績数値を上げることが最重要課題である。


(重点課題と目標)

(1)経営力の向上
 ・ITを活用した経営管理(ネットde記帳導入数)
 ・儲かる企業体質づくりを実践(実践企業数)
 ・経営革新企業の輩出(経営革新承認)
 ・地域資源活用プログラムの活用(申請企業数)(認定企業数)
 ・農商工連携の推進(申請企業数)(認定企業数)
(2)創業者の創出と雇用の場づくり(創業者数)(雇用者数)
(3)事業承継計画作成支援(計画作成数)


(新企画:専門団体によるプレゼンティション)

 悩める中小企業をワンストップで支援・課題解決を図るのが、地域力連携拠点事業の目的であるとして、商工会の経営指導員活動を支援する専門家団体のプレゼンティションが各15分間行われました。直接、団体責任者による「我々は皆様に何が出来るか」を説明することは素晴らしい企画でありました。私も発表者の一人として説明事項を絞るのに悩みました。
 その専門団体とは、関東信越税理士会長野県支部連合会、社団法人中小企業診断協会長野県支部、社団法人長野県経営支援機構、長野県行政書士会、長野県司法書士会、長野県社会保険労務士会、日本公認会計士協会長野県会、日本弁理士東海支部長野県委員会の皆さんでした。


(名刺交換会)

 プレゼンの終了後、専門団体参加者は指定されたテーブルに座り、商工会経営指導員との名刺交換と相談に応じました。持参した名刺が無くなった方も多く、意義ある企画でありました。



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08年07月09日 | Category: General
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 4日、積水ハウス主催で、「TKC会計人による経営承継支援のすすめ方〜企業が黒字経営を継続し、円滑な経営承継を実現するために〜」が演題、講師は今仲清氏で平成20年10月施行の「中小企業の経営承継円滑法」で、どうなる事業承継支援策、どうする会計事務所の承継支援策について講義を頂きました。受講者は150名でありました。相続税と民法との学習が必要であること、経営承継には黒字化していることが前提であることを知りました。


(遺言は万能でない、法定相続分・特別受益・遺留分・寄与分)

 自社株式を生前贈与しておいたり、遺言で自社株式を後継に相続させないと相続時発生時点で株式は準共有になる。共有者は株主としての権利行使者1人を決めて会社に通知(会社法106条)、仮に合意できないと権利行使が出来ず、役員選任案などで必要な定足数も満たせず、会社が機能停止になることがあるとのことであります。


(これからの事業承継税制 経営承継円滑化法 遺留分・資金・納税猶予)

 新法は「経済産業省の経営の円滑な承継を支援して雇用を確保する」との強い意向が背景にあるとのこと。遺留分算定基礎から自社株式を除外するには、経済産業省地域産業局長が承認し、家庭裁判所の許可による効力発生とこれまでの相続事務とはかなり違いがあります。金融支援措置も厚くなる。


(相続税の課税方式を遺産取得課税方式に変わる)

 新法の施行日(H20.10.1)に合わせ、相続税の抜本的改正が検討されおり、取引相場のない株式等に係わる相続税の納税猶予の創設など、国会の動向に目を反らすことが出来ません。これから改正事項に注視し、お客様への法政・税制の活用ポイントを学ぶことが求められます。



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08年07月08日 | Category: General
Posted by: hoshino
 伊東市を訪ね、観光客を歓迎し、楽しんで頂き、リピートを願う施策を見聞きした事をここに紹介します。


(伊東駅での気付き)

・大都市東京からの割引キップ(JR・宿泊パック)の発行
・東京など主要駅での観光キャンペーン
・ペットも一緒に宿泊できるお宿紹介、飼い主と共にメルヘンチックな貸衣装での記念写真
・冷暖房完備の待合室
・JR駅構内にある観光バス待合室
・市内路線するバスの「伊東観光フリーパス」、一日乗り降り自由で1,300円、事前購入だと二日間同額で乗り放題で割安。
・一般の食堂でも、呼び込みがあり、地元料理を勧めていた。
・所要時間別の散策コースの紹介


(駅前商店街での気付き)

・商店街での七福神スタンプラリー。商店街の店頭に置かれた七つのスタンプ台、次のスタンプ台が見える近さ、七つ集めると「オリジナル七福神ステッカー」の進呈。商店街の奥までお客を誘導するアイデア。
・年間イベントの多さ、当日は市内で「タライ乗り競争」、郊外では「あじさいまつり」が行われていました。


(お宿での気づき)

・家族風呂は無料予約
・お部屋での夕食・朝食
・朝の喫茶コーナーでの無料ドリンクサービス
・駅までの送迎バス運行
・お風呂の男女入れ替え(夕方・朝方)



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08年07月07日 | Category: General
Posted by: hoshino
 4日午前10時より、税理士会長野県連のホームページ・プロジェクト(PT)が関係部長・専務理事出席で開催しました。対内広報・対外広報の取り扱い・トップページの構成が議題であり、熱心な討議いただきました。


(税理士を使って頂きたい!)

 税理士のお客様である事業者(法人・個人)はピーク時の533万から432万と100万事業所が廃業により減少しており、減少の歯止めはかかりません。国民に税理士を使っていただく認知メカニズムを整理・活用しないと7万人の税理士は生活が成り立ちません。税理士会のホームページはその解決への有力なツールであります。


(プロジェクトの立ち上げ)

 情報システム部長時代、ホームページを開設しましたが、野立て看板程度であり、広報価値は余り期待できませんでした。今回、広報部・会報部・総務部・情報システム部の部長が集い、ホームページ改善に取り組んで頂けることに感謝いたします。税理士個々人が如何に頑張っても、税理士会が組織存亡の危機との認識で取り組まないと国民からの信頼感は得られません。PTメンバーの英知によるプロジェクトの成果を期待します。



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08年07月05日 | Category: General
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 ライオンズクラブの年度は、7月から翌年6月までの一年間であります。7月第一例会(3日)は、新片桐会長執行部の船出でありました。片桐会長はライオンズ歴と多くの役職をこなしてきた経験豊かなグットステンディングな方であります。一年間のご指導お願いいたします。


(会長スローガン)

 藹々(あいあい)で奉仕・社会と協調

 
(会長メッセージ)

 ライオンズ道徳綱領の中に、「真の友情は、損得の上に築かれるものではなく、心と心の触れ合いによるものであることを自覚し、手段としてではなく目的として友情をもつこと」という言葉があります。

 私達は、社会奉仕活動に当たり義務的な奉仕ではなく、社会が必要とし、社会が求めている奉仕提供こそ真の奉仕であり、その為には地域社会と協調し、一緒に考え、一緒に行動し、一緒に生き、共に喜びを共有する事のできる奉仕活動が最も大切な事であると思っております。いくら社会が大きく変動し、社会が変わりそれぞれの人の価値観が変わろうとも人の「コア」は、変わっておりません。

 奉仕活動も「量から質へ」「物から心へ」と移り変わる中、もう一度人間中心に、心と心の触れ合いを大切に信頼と友情を築き、活動の中で人を感じ互いに喜びを共有出来る奉仕活動こそ、ライオンズクラブの奉仕活動であると思っております。


(新企画)

 これまで、ひな壇にはクラブ現8役が並んでいましたが、この一年は次年度役員(幹事・会計外)ためサイドに席を設け、円滑な継承を実現させることを図ることとなりました。毎年、会長ならではのアイデアがあり、新鮮さを組織に与えており、今回の片桐会長の新企画に賛意を表します。



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08年07月04日 | Category: General
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 毎週水曜日午後2時から5時までは、経営革新塾の講師を引き受けて、昨日は5日目、バランススコアカードの戦略マップとスコアカードの作成を行いました。


(女時では女性の感性に従う)

 先ず、顧客の視点において、顧客のマインドマップを紹介しました。お店の商品に目を向け、購入するまでのプロセスを如何にコントロールし、固定客として行くかのポイントを説明し、そのための業務プロセス・人材と変革の両視点で何が求められるを理解頂き、既存顧客の確保が如何に大事かを説明しました。


(変革慣れに留意)

 誰でも人口減少時代ではこれまで通りで通用しないことは感じています。ただ日常業務に埋没し、何をすべきか迷っています。それでも、社長さん始めトップの変革への取り組みは、日常業務に手一杯である社員さんからは精神的抵抗を受け、投資金額に見合う成果がなかなか出ません。変革の責任者としては我慢の時で、挫折の危機を何度も味わいます。そこで、小さなゴール(一里塚)を設け、小さな成功を示して行かないと変革の実現は無理と注意しました。


(次回から経営計画書の作成)

 5日間で、自社の収益改善のためのポイントを示す戦略マップを作成し、自社の戦略目標・重要成功要因・業績評価指標をスコアカードに記入して頂きました。次回から2回は、経営計画書の作成となり、過去3カ年の決算書から、経営計画書の変動損益計算書・貸借対照表シートへの記入を宿題とさせて頂きました。



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08年07月03日 | Category: General
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 先月8日(日曜日)、ライオンズクラブ334複合地区年次大会が三重県ナガシマスパードームで開催されました。当会場は、ホテル花水木外2つのホテルと遊園地、日帰り湯湯あみの島、巨大プール、アウトレットなどの複合施設内に在りました。ホテルに余裕があり、スタッフも優秀で、満足できる大会でありました。


(千名を収容できる会場探し)

 組織活動では、会員に会費納入・行事参加・大会出席を義務付け、特に多人数が集う行事は会員を会員たらしめる意味で大事なことであります。ここで問題は千名を超える団体では、できるだけ多くが参加できる会場を探します。役員だけの大会にさせては、組織の中心性が弱くなり、組織の活性化は望めなくなります。


(長野県では)

 一会場で千名収容でき、宿泊可能な施設は、軽井沢プリンスホテルと松代ロイヤルホテルのみであります。後は、公共施設で大会を開催し、宿泊・懇親会場は分散開催と言うことになります。全国レベルでも、負担できる会費に見合う会場は限られます。


(集うことが大事)

 世の中便利になり、情報の多くはインターネット配信で一人ひとり享受出来るようになり、会員間の情報格差は無くなりました。ただ、情報が入手出来ても、帰属意識は育ちません。会員が多ければ、有為な人物に出会え、影響を受け、立派な集団の一員として満足感を得られるものであります。会員を孤立させない方策の最も良策は、大会参加であります。税理士会の総会参加者が少ないことが心配であります。



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08年07月02日 | Category: General
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 経営革新塾の3日目(19日)は「マーケッティング基礎知識とSWOT分析」、4日目(25日)は「バランス・スコアカードその1」でありました。


(マーケッティング基礎知識とSWOT分析)

 税理士の私がマーケッティングに詳しい訳ではありませんので、テキストに沿って説明を行い、多くの時間を自社のS(強み)、W(弱み)、O(事業機会)、T(事業脅威)について事例を紹介しました。宿題は、インターネットに公開されているバランス・スコアカードの開設ページの閲覧でありました。


(バランス・スコアカード(BSC)その1)

 最初に、SWOT分析演習を行い、自社の経営環境を理解頂きました。主テーマは、社長の思いが一人ひとりの社員の行動に通じているか、一気通貫しているか、そこで今抱えている自社の課題を抽出し、「戦略マップの完成」でありました。宿題は「戦略マップの完成」「重要業績評価指標の絞り込み」「スコアカードの下書き」とさせて頂きました。


(熱心な受講生)

 初日の受講生は11名、中日で10名の受講生を維持しています。各企業のトップ・幹部社員の出席を求めていますのでその熱心さの高さに講師の方が緊張しています。3時間の講座が終わって、主だった方々とのコーヒーブレイクがあり、ブレーンストーミング流の交流会を持つとのことであります。自社内であれば各セクションの情報公開は可能でありますが、セミナー時間の制約もあり、機密維持からグループによる討論は出来ませんので、交流会で良い結果を生むことを期待します。




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08年07月01日 | Category: General
Posted by: hoshino