「リビングウィル」という言葉はご存知でしょうか?
傷病が回復する見込みがなく、死期が迫ったときに延命治療をどうするか・・・。
意識があれば治療方針について意志を示せるが、実際はそうとも限らない。あらかじめ延命治療に対する自分の希望を書面に記す「リビングウィル」は、そんな事態に備える手段として有用だ。以下に現状の問題点などをまとめました。

家族などには知らせておき、写しを渡したり保管場所を明らかにしておくなど、いざという時に指示できるようにしておきます。人工的な手段による積極的安楽死は日本では認められていないため、リビングウィルに記載しても医療機関は受け入れられない。

個別の延命治療の有無については、医療機関の説明を受けるなど、よく理解したうえで記入する。
遺言は死後、所定の手続きを経て開封しないと無効になるため、生前に必要なリビングウィルは遺言とは別に作成することが重要です。

今日は結構重い話になりましたが、「リビングウィル」はこれから重要になると思います。