IBMの1000人リストラ問題、
トヨタやいすゞの派遣社員の大量解雇、
新卒の内定取り消し
と雇用に関するニュースが蔓延している。
日本国中がサバイバル・ゲームにシフトしている。
こんな時に思い出すのはBEP値(損益分岐点比率)である。
理想は80以下だが、 現実の中小企業の大半は90以上である。
すなわち、売上が10%減少すると赤字になるのだ。
BEP値は、カンタンには
BEP値=「固定費」÷「限界利益」
と示すことができる。
要は、「固定費」を下げるか、「売上」を伸ばして「限界利益」を増やすか
の2つの方法しかない。
「固定費」のムダとりをする必要がある。
いわゆる「贅肉落とし」である。
これは、個人のBMI値とよく似てる。
企業の健全性を示すバロメーターの一つとしてBEP値という事を見直す事が重要である。
家業ならば、赤字でも何とか存続できるが、
組織となると「固定費」の見直しを「緊急対策」として実施する必要がある。
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