公示地価が発表され地価上昇が示されたが、最近郊外を中心に、マンションの販売価格を値下げして売り出す事例が出ているようです。背景には、初めてマンションを買う団塊ジュニア世代が、価格高騰についていけなくなったためとされ、年内には本格的な在庫調整が始まるとの見方もある。マンションの“値崩れ”が、再び起きるかもしれないですね。
西武新宿線久米川駅から徒歩10分の立地のマンションで、大胆な価格改定が実施されました。例えば、3158万円の3LDKが2350万円に下げられるなど、全戸で20〜25%程度の一斉値引き。
この種の“売り急ぎ”傾向が、郊外のマンションを中心に増えているようです。売れ行き不振を受けて始まった値下げの動き。しかし「(値下げに)踏み切ったのは、財務体質に余裕のある業者だ」とみる。財務体質に余裕のない業者は、高値で仕入れたマンションを値下げして売る力がない。このため、「在庫を抱えたまま倒産するところが出ており、今後もその傾向は続くだろう」と専門家のコメント。
さあどうなるでしょうね。