山口の選挙結果を見ると福田首相さんの「KY」ぶりがますます問題になるでしょう。すっかり「KY」とは、おなじみの「空気が読めない」の略ですが、最近ビジネスマンが「SY」のようです。
「SY」は「数字が読めない」の略。
「今の時代、表面的な現象をパッとつかんでまとめる人が頭がいいと思われていますが、とくにビジネスマンは論理的に、深く考えることも大事。そのためには具体化が必要で、その究極が数字。

最近の会議でも「もう少し売り上げを上げよう」「あとちょっとです」など漠然とした会話が飛び交うという。 「でも、“あとちょっと”っていくらなのかという話をしないと先に進まない。その具体化力が身に付けば、目標とのギャップや目標達成へのプロセスも見えてくる」

「ライフプラン」もそうですが「自分の中に基準を持ち、自社や世の中、国のことがより明確に見えてくる。数字力は物事を論理的に推論、把握すると同時に、個々の目標を達成するためのツールになる」のです。

すべてを数字に落とし込む思考パターンを持つこと。そして大ぐくりの数字の定義を正確に知り、他の数字と関連付け、推論を導く。もちろん、数字がすべてというのも味気なく、「もうちょっと」的なアバウト感も日本人らしいとは思いますが、数字も重要ですよ!