「会わずに売る」逆転のNASA戦略

細川ガラシャが宣教師に悩みを打ち明けた時に、
「人は苦境の時に磨かれる」
と諭したそうである。
彼女にとって、その言葉が一筋の希望となったそうである。
今の世も、トンでもない状況である。
毎月、約２億円の売上があったところが、
アッという間に、４割ダウンとなっている。
３ヶ月の手形商売の業界だから、急激な売上ダウンは「命取り」である。
お蔭様で資金の都合がつくスピードだったので、急場を乗り切ることが出来そうである。
しかし、給与などの待遇面は、どうしても手をつけざる得ない状況になる。
この未曾有の危機を乗り切るには仕方がない。
まずは、生き残ることである。
こんな時は、オバマさんの演説も細川ガラシャの話も参考になる。
それは、次への希望なのだ。
お客様に提案することで、お客様もその先のお客様も幸せになるのだ。
それを信じて「幸せ」を売る営業活動をして欲しいと願っている。
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誰しも経験のないことを発想するのは、非常に難しい。
私は、日頃から固い方なので、なかなか、柔らか頭が出来ないでいる。
ところが、ユーモアにあふれた方もいらっしゃるのも事実である。
ちょっと、はずれた視点からのユーモアは、非常に分かりやすい。
この「ちょっと、はずれた」というのが、意外性のキーワードと思う。
こころの「ゆとり」がないと真正面から見てしまう。
「ゆとり」は「愉快」の「愉」を取るという話もある。
「愉快」は、ユーモアも一つ。
ぜひ、「愉快」なことを発想できるようにして行きたい。
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人間は、一度「楽」を身につけるとそちらの方向に馴染んでしまう性向がある。
ヒマな時間というのは誰にもあるが、この時間の使い方が重要である。
ヒマな時に無為に時間を流すとそういう体質になるものだ。
定年後、嘱託で働く人も時間が制限されて、仕事も消化するだけのものになるとドンドン「働きクセ」が消えて行く。
私の一回り上のＴさんは、相談役として、気楽にお客様を訪問しては、いい商談のネタを拾って会社に貢献されている。
給与や時間という待遇を超えて、気楽に動いておられるのが凄いと思う。
本当に、お元気で活躍されている。
こういう先輩に生き方を見習いたいと思う。
お金に縛られずに「生き甲斐」を追求するという人生を続けたいと思う。
そして、「一樹百穫」というように「若い人」に何かを伝えて行きたい。
先輩からもらったもの、自分が身につけたものなどを伝えて行きたい。
そういう「希望」を持ち続けて、いろんな人と「協力」という団結を希求して行きたいと思っている。
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私は、商売＝笑売という話で、
笑う＝意外性、
意外性＝楽しい
というこじつけの３段論法を展開しています。
ともかく、意外でないと笑えないという「オチ」なのです。
しかし、残念ながら、当の本人である私が固い方なのです。
意外性は、ユーモア感覚にもつながるので、ちょっと柔らか頭にして行きたい。
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今、非常事態で受注が激減している企業が多いと思う。
この時に、当然、営業部隊は新規案件も含めて必死の活動をするのだが、
多くの場合、訪問回数が１回で終わるのだ。
いわゆる、２ｎｄコールが出来ないのだ。
ＰＤＣＡのポイントは、ここなのだ。
「もう１回行け！」と上司が後押しする事がキーポイントなのだ。
ところが、部下の行動を聞かない上司が多くなっているのだ。
聞かないのだから「もう１回行け！」の声がかからないのだ。
これでは、大多数の部下の訪問活動は、「消化」となってしまう。
ぜひ、「もう１回行け！」の声をかけるようにして欲しい。
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「多ければ即ち惑う」もＮＨＫの「カンゴロンゴ」にあった。
今時は、あれこれもと思うことが多い。
仕事をする方にとっては、どれにも集中できないという状態になる。
まさに、「多ければ即ち惑う」である。
指示を出す方は、この事をわきまえる必要がある。
あせりは禁物である。
キチンと一つずつという事が結局、成果につながると思う。
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ＮＨＫ番組「カンゴロンゴ」をよく見る。
四字熟語の勉強になり、この前は「一樹百穫」というものだった。
番組だけでは深く理解できないのでＮＨＫのホームページを読むとさらに理解が深まる。
「樹」は、植えるという意味で動詞なのだそうだ。
１回植えて、１年で収穫するには、穀物がよいが、
１回植えて、その１０倍の収穫には、木を植えると毎年実りがくる
さらに、１回植えて、その１０倍、すなわち、１００倍の収穫を得るには、人を育てよという教えである。
一樹百穫となる「人材」を育成する必要がある。
「８０：２０の法則 」というが、２０％の人を見出して育成する事が重要だが、その為には、経営者は、抑えるような言動を慎むことが重要である。
経営者の器量というが、意外に、人の成長を喜ぶというのは難しいものである。
松下幸之助さんは、「やってみなはれ」という一言だったそうだ。
私の大恩人である故福井巧社長は「栩野君のためになる」と言って、コンピュータ開発を支援してくださり、しかもＩＢＭというものを選んでくださった。
私は、このご恩を広く社会の人材育成に関わって返して行きたい。
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昨日、「まいど１号」が打ち上げられた。
無事に、地球周回軌道に乗ったようだ。
このプロジェクトを推進してきた青木さんも感激されていた。
Ｙｅｓ、ＷＥ　ＣＡＮ　はオバマさんのキャッチ・フレーズだが、
何事もチャレンジ精神があれば、達成できることを証明された。
まさに、「やる気」を「本気」になって展開した結果である。
ホンマにうれしい。
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今時、儲かっているという会社は非常に少ないと思う。
多くの会社は「縮こまる」という方向に動いている。
余計な経費を削減する。
トヨタなどの日本を代表する企業すら、これほど社会問題になっても派遣や期間という契約社員を切っている。
いろんな経費削減が始まっている。
給料という段階に進んでいる会社もある。
「痛み」を共有して、それをバネにしてパワーを発揮しようという訳だ。
グッとかがみ込んで、狙いを定めて飛び上がろうとする事が重要である。
ところが、その狙いが重要である。
今時、新しい機械と置き換えませんかは通じないと思う。
やはり、メンテや消耗品・小物という類にチャンスがあると思う。
特に、製造業では、ヒマになったからと言って、ムダに人を遊ばす訳がない。
必ず、次の展開への準備をしているのだ。
金をかけない設備改善なのだ。
そこに、着目してビジネスを展開することが重要である。
サービス・アブソープションという言葉がある。
トヨタの販売店で勤めていた時に教わったのだが、
新車販売は変動しやすいがクルマのメンテは動いている限り不変的に発生するので、このビジネスで総経費をどれだけ賄えるか
という指数である。
この視点が重要である。
私は、トヨタの販売店が地元資本で頑張っている秘訣は、このサービス・アブソープションにあると思っている。
ぜひ、「看脚下」に戻って、この方向性を取り戻して欲しい。
私は、そのようにお客様に言っている。
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「売るもの３つ」という言葉がある。
「会社」「商品」「自分」という３つである。
営業の方なら「商品」を売る為にＦＡＢＥとして
Ｆ：Feature（仕様）：商品の特性　
A：Advantage（優位性）：メリット、商品比較表
B：Benefit（利益）：効能　
E：Evidence（証拠）：具体的な事例
というもので語っている筈である。
最低限の商品知識として重要なことである。
問題は、「会社」や「自分」である。
意外に会社を自慢できない人が多いのだ。
友人に会社名で紹介できない人もいるようだ。
こんな状態では、社長さんへの尊敬の念が生まれるかと心配する。
最後の「自分」なのだ。
「夢」をもってイキイキと毎日過ごしているかという点だ。
「楽しいですか」と聞いたら、そんなのとっくの前になくなったと答えたマネージャーがいた。
如何に自分の意思で生きていないかが分かる。
「意思」が大切だ。
「やる気」の源泉である。
社長さんを含めて、ドンドン大きくなる「やる気」の芽を摘むような事がないように思う。
松下幸之助さんは「やってみなはれ」と社員の「意思」を尊重したそうだ。
そんな器量を持ちたい。
そうすれば「やる気」満々の社員が育っていく。
松下幸之助さんは、「３００人を超えたら、ただ、神様に祈るだけ」と言っておられる。
まして凡人には、人をコントロールしようとするのは限界がすぐに来る。
それよりも自主性を育むようにしたい。
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情報時代という事で、アメリカの大統領就任式の模様が延々と中継されるし、インターネットでは、演説の全文がすでに紹介されている。
私は、オバマさんの「この日に我々が集ったのは、恐れではなく、希望を選んだためで、争いの代わりに団結を選んだからだ。」というフレーズに感銘した。
テレビ・ニュースでも取り上げているので、重要なポイントと思う。
国内に目を向けると「しょうもないこと」で政権争いをしているのが現実だ。
国難という意識があるのかと思う。
平和ぼけというが、ソマリアの海賊に怯える海運業者のことも戦争に向かうという「教義」的な主張が邪魔をしている。
そんな事を言っている間があるのかと言いたい。
「争う」よりも「団結」というオバマさんの言葉、「大同」について「小異」を捨てようと言って日中国交回復に望んだ小平さんや周恩来さんという時のリーダーの言葉にパワーを感じる。
「小異」を捨てるではなく残したという議論もあるが、まずは、前向こうという強い意思をもって進めている。
その後の日中関係は、概ね、前進しているのだ。
日本の政治家に強いリーダーシップが欲しいと思う。
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昨年のリーマン・ショック後の世界恐慌的な不況が襲っている。
製造関係では、トヨタが代表的だが、生産をドンドン下方修正しており、とうとう期間従業員もゼロにするという事態に陥っている。
一般の中小企業は、この大きな余波を受けて翻弄されている。
売上が半減という会社も多いのだ。
こういう時に、どのように経営するかが大切である。
景気のよい時ならば、社員も辞めて行くのだが、今は、パラサイトと呼ばれようがしがみつくのが実情である。
私は、「夢」が大切だと思っています。
具体的に、こうしようという「夢」である。
この「夢」さえあれば、現実の厳しさに耐えられるのである。
私は、「ブレイク・スルー」（一点突破）と言っている。
何かで一点突破できれば、違った世界が広がってくる。
会社毎にその「一点」を見つけることが重要であり、
それを「バカ」と呼ばれるまで、やりぬく事が大切である。
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インフルエンザの季節になって来た。
予防注射という手段があるが、半分くらいの方は、それでもインフルエンザにかかるそうだ。
同じような効果があるのは、秋口に風邪をひいていると身体に免疫のようなものが出来るそうだ。
実は、秋口に風邪を引いているので、この効果に期待したいと思っている。
手を洗うことが重要だそうだ。
励行したい。
マスクも有効な手段だが、営業側なので、何でもないのにマスクする訳にも行かない。
フルテクトというマスクを購入しているが、使用できる機会は限られる。
そういう意味で、何でも早めの手当てが重要なのだが、
風邪薬も早い目に飲みたいと思う。
そういう手当てで対処できるとよいのだが・・
そんな感じである。
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今日のＮＨＫ「ルソンの壺」は、阪神・淡路大震災の特集で、
神戸製鋼、モリタ、三ツ星ベルトの３人の社長さんが出ていた。
その他にも、お菓子屋さん、本屋さんも出ていたが、
未曾有の事態という事で、今に、重要なキーワードを残していた。
神戸製鋼は、自動車の特殊バネ鋼の生産ではシェア５０％を持っているそうだが、震災で、その高炉が使えなくなったのだ。
当然、世界の自動車メーカーの供給が止まるという事態に陥った。
その時、神戸製鋼は、その製造マニュアルをライバル会社に公開して供給を託したのだ。
物凄い決断だと思う。
自動車を通じて、世界の人々に貢献するという信念がなければ、到底できないことである。
自社の工場は、約３ヶ月後に生産を再開するまでになったのだが、需要は直ぐに戻って来たのだ。
確かに、マニュアルは公開したが、それ以外に現場社員の技能・技術というものが隠されているので、他社では、短期間にクリアできなかったのだ。
「人」という大きな価値がそこに備わっていることを物語っている。
昨年、その高炉を大規模修理した時に、高炉の基盤となっているところに数センチの割れ目が数メートルにわたって広がっていた事が分かったそうだ。
いかに地震の威力が大きかったが再認識できたのだ。
モリタは、消防自動車のトップメーカーだが、震災の時に、水道が止まって消化できないという事態に直面したのだ。
その後、モリタは、研究開発の重要性を認識して、消防車に車載する少量の水で消火できる方法を研究開発し続けたのだ。
まず、最初は「霧」という手段だったが、実験室では、威力を発揮しても、実際の現場では、放出した「霧」が数メートルで消えてしまい役に立たないのだ。
次に、「泡」という方法にチャレンジしたが、当初は、思ったところに放出できないという現実に直面したのだ。
これに懲りずに、改善・改良を加えて、放出圧力とバルブ調整で思ったところに、しかも長距離に放出できて、粘着性の高い「泡」というところにレベルを上げたのだ。
この「泡」消防車は、６００リットルの水を車載して、その１７倍、すなわち、１万リットル（１０トン）の水と同等の消火力を発揮するそうだ。
実際に、数十台出荷されて配備されているそうだ。
最後は、三ツ星ベルトさんである。
震災の時、三ツ星ベルトは、自家消防隊があって、地域の要請で消火にあたり、延焼を最小限に止めるという貢献をしたのだ。
これは、普段から地域活動に参加していたから出来たと話しておられた。
地域の自治会などに参加していたのだ。
だから、地域の方々も工場に要請できたのだと思う。
そして、社内にある体育館を避難所に提供し、約４００名の人が仮設住宅までの間、過ごすことができたのだ。
さらに、もっと凄いことは、地域再興のために、地域からの要請で本社を長田区に戻したことである。
約２０億円の費用をかけて、本社施設とＭ＆Ｍコートというレストランをつくったそうである。
そして、社員がボランティアで地域の方々にイベントを提供したのだ。
クリスマス会の模様が放映されていたが、社長さん初め役員さんも一緒になってイベントを実施していたのだ。
これら３社の社長さんが復興のキーワードに上げたのが
「信」（神戸製鋼）・・人が信じあう 事で発揮するパワー
「備え」（モリタ）・・半歩先をよむ備えを常にしておくこと
「挑戦」（三ツ星ベルト）・・「壁」に立ち向かう挑戦するパワー
と３社が分担したように掲げておられた。
震災は、ドンドン「風化」して行くが、この震災から学んだことは大きいように思う。
この３社では、代々、社員に受け継がれて行くものと思う。
こういう「無形」の財産が大きいように思う。
ピンチで得た「財産」こそ偉大なものと言える。
今こそ、会社経営の手腕・心が問われる時である。
「信・備え・挑戦」を忘れないようにしたい。
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今日、トヨタのＩＱを試乗して来た。
全長３ｍを切る超コンパクトなボディ。
しかも、真っ赤なクルマ。
きっと、荷物があれば２人乗りでしかムリというサイズ。
２人ならば、ゆったりと乗れるという感じ。
エンジンは１０００ｃｃなので、出足は余り期待できませんが、
ＣＶＴのようで滑らかに走っていました。
デコボコ道は、結構、揺れると思っていたのですが、
普通の街道では、大きな差を感じないものでした。
感心するのは、全長３ｍを切るので、
ハンドルを切り過ぎないかと思っていたのですが、
そういう曲がりにはならなかった。
ＩＱというブランドだが、
敢えて、超コンパクト・サイズにして、４人乗りとしたのは、
本来のＩＱとしては、どのような評価になるのか
と思った。
私は、？・・。
そんなＩＱ試乗の感想です。

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昨日、商工会議所のセミナーに行ってきた。
税理士の先生が「貸借対照表」の読み方を教えてくれるという話だった。
３０分ほど遅れてしまったのだが、
銀行の自己資本比率８％という話が延々と続いていたようだ。
「貸し渋り」や「貸し剥がし」という言葉が何故起こるのかを話してくださった。
確かに、「敵を知れば・・」である。
本来、銀行は企業のパートナーであった筈である。
しかし、右肩下がりの時代が長期化、
しかも 、今回の金融危機でパニック的な状況である。
銀行が貸したくないのは当然と思う。
政府の緊急対策としても銀行にとっては、融資すれば負債が増えるので、
幾ら制度で保証されていても貸せないのだという話だった。
あまり、銀行に期待しないでやっていけるのが望ましい。
自己資本で運用できるのが「無借金経営」なのだ。
あまり過度な期待に「投資」しないようにして行きたい。
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ホームページのアクセス解析をしていたら、
「大阪本社」というキーワードでアクセスされていた。
おやっと思って、そのページを見てみると、
なんと約４８８万件の中で、２２６番目に検索表示されていた。
この「大阪本社」というキーワードで検索した方が、
根気よくスクロールして当社を見つけてくれたのだと思うと感激した。
それにしてもサクラクレパスさんと同じ頁というのは、ちょっと嬉しい。
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今の時代、確かに急激な変化で大変である。
こんな時でも、売上を維持・拡大する必要がある。
「これ位でよい」とか「まぁまぁ・・」では、トンでもない結果になる。
ところが、多くの場合、自分のメイン商材で売上高をつくりたいのだ。
このメインは、他社も狙っている。
「看脚下」なのだ。
消耗品やサービスなどで確実にアプローチするのだ。
心がオープンになってこそ商売になるのだ。
「笑売」＝「商売」。
そのポイントは、決して、メイン商材でないのだ。
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厳しい経済情勢であり、マスコミの発表毎に深刻さが深まる。
こんな時に参考になるのが大相撲の朝青龍の活躍である。
３場所も休場して、しかも、ケガで練習も不十分なままである。
世間からはヒールという扱いで、毎日のように報道される。
生身の人間なのだから、不安に陥ることもあると思う。
そういう状況で出場して、とりあえず２連勝した。
解説によると体力は回復していないようだ。
そんな中で「気力」だけで戦っている。
それも真正面から。
そこが凄いと思う。
今、経営者は朝青龍に学ぶことが多いと思う。
この大不況を「気力」で乗り越えたいと思う。
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今日は、成人の日だ。
私の成人式は、３９年前である。
思えば、数人の友人・知人が亡くなっている。
今、このように元気でおれる事に感謝している。
また、昨日、還暦の厄除け祈願に行った。
「還暦」という事は、遠い存在と思っていたが、現実になって来た。
厳しい世の中になっているが、もう少しで本当の意味で「林住期」に入ることができる。
私は、今年、年金の比例報酬部分の支給対象者になる。
妻は、来年、共済年金の支給対象者になる。
私は、年金満額になるには６５才からだが、妻の場合は、最初からである。
また、住宅ローンも完済になるので、身軽になる。
これからが本当の人生ということで「林住期」と言える。
まずは、百歳を目指して「元気」で過ごすことと思う。
若い人と交流しながら、適度な刺激を受けることが重要だ。
そういう仕組みをつくって行きたい。
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昨日、お客様の会議で「商社力」というテーマで少し議論した。
社員の方々からそれぞれの「商社力」が出たが、
「企画力」ｘ「人材力」
という点に集約した。
物をつくらない商社ですが、
★メーカーのよい商品をユーザーに知らせて販売する
★ユーザーの困ったをメーカーに伝えて商品化する
の２面性を持つのです。
その根底が「企画」というものだとなったのです。
これは、真髄をついていると思います。
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厳しい世相である。
派遣社員の方々は、職を失うと同時に住まいも保険もなくなる。
もともと保険も自分という方は、国民健康保険にも入っていなかったかも知れない。
そういう厳しい話が横行している。
経営者としては、この急激な変化にどのように対応すれば良いのか分からない状態という方が多いのだ。
すべては「商品」→「お客様」という事で「資金」を得るのだが、その肝心の「お客様」のニーズが分からないという方が多いのだ。
「困ったらお客様に聞け」は、宮内先生によく言われたことである。
その手段であるべき営業マンに聞くと頼りないのである。
トップ・セールスという事を本気ですべきと思う。
また、「現場に聞く」ということも重要である。
トップ同士の上辺の会話も重要だが、意外性で現場の方に直接聞くのも良い方法と思う。
その中から「夢」になるような話が出てくるのだ。
その「夢」を信じて、毎日、一歩ずつ進めるのが今の時期なのだ。
これを忘れないようにしたい。
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戦争という時にトンでもない兵器が出現する。
第２次大戦では、原子爆弾やジェット・ロケットと言うもの、コンピュータの基礎が生まれたりしている。
「負けたら」という恐怖があるからトンでもない発想が出るのだ。
今の経済危機で「つぶれたら」という恐怖に対して、どのように反応するかによって「ピンチをチャンス」にするか 否かに分かれる。
大きな壁に直面して、お客様という顔を頼りにどんなニーズ・ウオンツを聞き出せるかが大きなポイントである。
価格という要素も大きい。
新商品・新技術という要素も大きい。
適切な「商品・技術」を「お客様」に届けるかがポイントである。
「気力」というものが大きい。
「気力」＝「元気」ｘ「負けん気」ｘ「根気」
としている。
「根気」は、あきらめずに粘り強くという要素が大きい。
今は、これらをベースにして自分の得意を発揮することが重要である。
真の「お客様第一主義」が問われる。
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昨日、お客様の営業会議に出席した。
本年の決意表明をして頂く約束だった。
そのトップ・バッターの決意表明があいまいなので、具体的にするようにアドバイスするとビックリする言葉が出てきた。
なんとＣランクのお客様の案件を１００％受注すると言ったのだ。
この方の月間目標は１４００万円であり、お客様別予算は、トップが４００万円であり、２位は２２０万円、３位は２００万円・・と続くのだ。
１２月の予算達成は半分なのにＣランクの月額予算３０万円、２０万円というところに意識があるというのだ。
トップの企業は、ヘルプする人の話では、月額１０００万円も可能なキャパがあり、２位、３位も相談役が電話営業しているだけなのだ。
営業パワーを財布の大きいところに向けないと３０万円の財布からイッパイとっても限度があるのだ。
ホンマに瞬間でしたが、となりの方がビックリする位、机を叩いて怒鳴ったそうです。
大事なお客様の社員さんなのですが、今の時期をなんと考えているのかと怒ったのです。
ホンマに驚くような人がいるものだ。
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昨日、気力＝Σ（小さな成功）と書いたが、
よく考えてみると
★元気
★負けん気
★根気
という３つの要素が重要だと思うようになった。
最初の「元気」がなければ、「負けん気」も実現し難くなる。
「元気」と「負けん気」があっても「根気」がなければ空回りする。
私は、このように考えた。
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昨日からお客様の会議が始まっている。
厳しい経済環境なので、いつもと違って「緊急対策」という事がメインになる。
私は「３Ｓ経営」の話をして、今こそ「気力」が重要だと言っています。
お客様に真正面から向かっていると
「為す術が見当たらなくなる」
という状況になる。
少し、距離をおいて見ると
確かに今は仕事量が激減しているのだが、次へ「反転攻勢」の策を練っている
と言えるのだ。
今こそお客様と顔を合わす事が最優先事項である。
既存客、休眠客、新規見込み客・・すべて、まず「会う」ことである。
私は、回数を多くして「忙しさ」を演じろと言っています。
その為に「会わずに売る」というＤＨ作戦が重要になるのだ。
どんどん、「会わずに売る」を実践するには、訪問件数を多くする事になる。
今までの倍以上、訪問しろと言っている。
「断られる」という不安を乗り切る「手順・ツール・トーク」を教えている。
残るは「勝つ」という「気力」を充実させる事である。
「気力」＝Σ（小さな成功）
と言える。
大きなヒットよりも身近なヒットを狙えと言っている。
それが重要だ。
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明日から仕事だ。
不透明な時代に圧倒されそうだが、こんな時にパワフルに生きるには、
ホームランを狙うよりもヒットの連続狙うのが適切だと思う。
大きな商談には、時間もかかるしライバルとの競争も厳しくなる。
次の時代へのビジネス・モデルを模索するにも発想を変える必要がある。
お客様との安定した取引で経営が成り立つようにするのがよい。
その上で、大きな商談を勝ちとるのだ。
リピートする消耗品や修理サービスなどで収益（不変収益）をあげて、
その収益で固定費を賄う比率をアブソープションという。
不変収益というのは、経済活動をしている限り発生するという意味である。
今の時期、新しい設備投資を期待するには程遠い経済環境であるが、
それでも企業は生産活動しているのだ。
その活動がある限り「消耗品」や「修理サービス」が発生するのだ。
この不変収益で固定費の１００％を稼げるように目指すのが、
これからの経営である。
消耗品や修理サービスが忙しいと活気が出る。
この活気が新しい成功のチャンスを呼び込むのだ。
活気＝Σ（小さな成功）ということを忘れないで行きたい。
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今年、還暦を迎える年になった。
しかし、まだまだ、社会に貢献しなければならないと思っている。
体力が衰える中、同じ世代の人たちが現役を去り始める。
どんどん人脈が消えて行くことになる。
自然と若い世代の人たちと交流することになる。
その時に重要な心構えは孔子の教えのように「耳順」なのだ。
若い世代の夢を受け入れて「支援の４原則」を行うことだ。
・関心を示す・激励をする・助言をする・助力をする
である。
ＮＨＫ「フルスイング」のモデル高畠さんの
「大きな耳、小さな口、優しい目」
という事である。
ムリに「知識」や「経験」を披露する必要はないと思う。
ちょっとした一言で「気づき」になってくれれば良いのだ。
そんな感じを再認識した。

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厳しい世相を反映した挨拶・ニュースが多い。

しかし、「景気」も「気」である。

何か一つ突破口を見つけることが出来れば、「気」が変わってくる。

企業経営も同じである。

何か一つ「突破口」を見つけることが必要だ。

それは、カンタンな目標でよいと思う。

余り大きな目標では現実感がない。

身近な目標でよいから集中するターゲットを見つけることだ。

その他、「気」には、元気、やる気、根気、気合、気心、気分、天気・・と気がつく言葉がある。

どれも重要である。

プラス発想して「前向き」になってコツコツと頑張りたい。

幸い、今年は牛年だ。

「黙々として牛のごとく・・」を実践したい。

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いよいよ、還暦の年になった。
今年の年賀状に
人生の基本に立ち返り「皆様のお役に立つ」をモットーにします
と書いた。
参照：http://www.web-ami.com/nenga2009.pdf
7月に満６０才になるが、これまでに蓄積していきた「知識」と「経験」をフルに発揮したいと思っている。
上掲の写真は、２９日、東京から帰る途中、クルマから撮影した「傘富士」である。
なかなか見れないものと思う。
それが、はっきりと富士山の山頂まで見える「傘」だったのだ。
これは縁起が良いと思っている。
さて、今年の経営方針は「３Ｓ経営」としたい。
Ｓｐｅｅｄ：まず、スピードで他を圧倒することが重要だ
Ｓｍｉｌｅ：そして、笑顔で心を通わす
Ｓｉｍｐｌｅ：最後は、シンプルに提案する
という３つのＳである。
多くのお客様に、これを広めて、さらに深めて行きたい。
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