09年07月31日
川崎和男先生に学ぶ
今週、大阪商工会議所で「デザインが企業を活性化する」というタイトルの講演を聞きました。
講師は、大阪大学大学院教授の川崎和男先生で、昨年、アメリカの大統領選挙で共和党の副大統領候補になったペイリンさんの眼鏡デザインをした方です。
参照:http://www.kazuokawasaki.jp
脱資本主義、コンピュータの終焉を叫ぶ方のようで、同じ年ですが、少し反骨精神の残っている方です。
また、講演は、なかなか含蓄のある話をかなりのペースで話されるので、聞き取るのが大変な感じでしたが、
論旨はBOP(Bottom of the Pyramid)という点であり、
世界人口67億のピラミッドの内、45億人が年収730ドルの世界であり、
21億人が年収2000ドル、僅か1億人が年収2万ドル以上
の構図を見ると
「日本の今後は、45億人のマーケットに向かう必要がある」
と話されていました。
アメリカを向くのではなくBRICSへ目を向ける訳です。
これは、私見なのですが、
日本のメーカーは70万円のクルマづくりに還る
事を真剣に取り組むべきと思います。
この面では、トヨタよりスズキの方がよい戦略・経営哲学と言えるように思います。
株投資する方は、一時的にトヨタの方がチャンスがあるかもしれませんが、長期的にはスズキは面白いと思います。
そんな事を感じました。
★デジタルBook:つきの神様を味方にする『ちょっとの差』は、http://www.digbook.jp/product_info.php/products_id/10022でお求めになれます。
★Webマーケティングのご相談は、http://www.web-ami.com よりメールで承ります。
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論旨はBOP(Bottom of the Pyramid)という点であり、
世界人口67億のピラミッドの内、45億人が年収730ドルの世界であり、
21億人が年収2000ドル、僅か1億人が年収2万ドル以上
の構図を見ると
「日本の今後は、45億人のマーケットに向かう必要がある」
と話されていました。
アメリカを向くのではなくBRICSへ目を向ける訳です。
これは、私見なのですが、
日本のメーカーは70万円のクルマづくりに還る
事を真剣に取り組むべきと思います。
この面では、トヨタよりスズキの方がよい戦略・経営哲学と言えるように思います。
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