JR「大人の休日」旅マガジンに掲載されている「白洲次郎・正子夫婦ゆかりの旧白洲邸「武相荘(ぶあいそう)」でフレンチランチを楽しむ優雅な一日」が気になり、いつか訪れたいと考えています。


(カントリージェントルマン)

 田舎に住みながら中央の政治に目を光らせ、いざ鎌倉というときは中央に出て、彼らの姿勢を正すといった人間をイギリスではカントリージェントルマンと呼ぶそうであります。戦後、吉田茂の側近として活躍した実業家白洲次郎夫婦が半生過ごした「武相荘」を訪ねて、その暮らしぶりを知りたいと願っています。


(相手に屈しない姿勢)

 白洲次郎は信州軽井沢カントリー理事長であった時、マナーにうるさく時の総理大臣もプレーさせなかった気骨の人物。その白洲を懐刀としたのが名宰相吉田茂で二人の活躍でサンフランシスコ講和条約締結させ、早期に米国の占領下から解放させた。吉田総理も戦前は大政翼賛の中で反軍部を貫き、戦中も和平工作に係わるなど、自分の信念を曲げなかったと伝えられています。


(ユーモアなのか、失言癖)

 吉田茂は英国スタイルでユーモア・ウイットなのか失言癖で言い過ぎることが多く「バカヤロー解散」有名であります。その吉田総理を祖父として育った麻生総理のハッキリした物言いはお祖父さんゆずりなのかもしれない。


(消費税増税・集団自衛権)

 日本ではハッキリ言わずに土壇場で押し切って政治課題を決めることが多い。私は議論をせずに上からの抑え付ける姿勢は民主主義に反すると考えます。その点、麻生総理は「財政再建には消費税増税は避けられない、自分の力で自国を守るとし集団自衛権の考えを変えるべき」と主張し続け総理になりました。「次の選挙で当選する」ことしか頭にない抵抗勢力に屈すること無く屈しない政治姿勢を支持します。


(崖っぷちの日本)

 日本の財政は国債に依存し、今生きる国民はどれ程、子や孫に負担を押しつけているかを知ろうとしないのか、政治家は身を挺してこの国家財政の窮乏を国民に訴えないのか、マスコミも漢字の読み違いなどを追求する言葉遊びに興じていないで国家のあるべき姿を論じないのか、皆無責任であります。で我が身はどうするのか。税理士は税の専門家で、どちらかと言えばこれまでは「公平適正な納税」に関心事があり、財政全般に提言することはなかった。大いに反省し、財政が破綻しないよう行動することが大事と山深き里に住む税理士は考えます。


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