大手損害保険各社が来春以降、60歳以上の高齢ドライバーの自動車保険料を引き上げる方向で検討を進めています。
自動車保険の参考純率はこれまで補償対象を「全年齢」「21歳以上」「26歳以上」「30歳以上」の4区分で計算し、高齢者は「26歳以上」「30歳以上」に分類されていた。今回の見直しでは契約者の年齢にも着目して区分を八つに細分化し、30歳以上については10歳ごとに刻み、「70歳以上」も設けた。

60歳以上の運転免許保有者は2008年末に約1875万人で00年末の約1.5倍。事故件数も増加し、70歳以上は08年に約6万件と00年の約1.6倍となっている。

少子高齢化の影響が損害保険料にまで影響しているのです。