10年10月05日
リーマン破綻2年 投信の8割が成績マイナス
米証券大手リーマン・ブラザースの破綻から2年が過ぎました。すでに何百人と運用相談してきましたが、個人投資家の金融資産にはなお深い傷跡が残っています。(私もですが)
円高による外貨資産の目減り、日米欧州の株価の低迷などが響き、ここ2年の投資信託の運用成績は全体の8割近い約2900本がマイナスになっているそうです。日本株の個別銘柄をみても、85%が危機前の株価水準を下回る。世界経済や金融市場の動揺が続く中、個人は厳しい資産運用を強いられています。
特に信託報酬は保有だけでコストがかかるので、損失に加えてさらにコストがかかります。貯蓄から投資への時代と「投資」をあおった日本、そしてその傘下である銀行や証券会社などの功罪は重いのではないでしょうか。
円高による外貨資産の目減り、日米欧州の株価の低迷などが響き、ここ2年の投資信託の運用成績は全体の8割近い約2900本がマイナスになっているそうです。日本株の個別銘柄をみても、85%が危機前の株価水準を下回る。世界経済や金融市場の動揺が続く中、個人は厳しい資産運用を強いられています。
特に信託報酬は保有だけでコストがかかるので、損失に加えてさらにコストがかかります。貯蓄から投資への時代と「投資」をあおった日本、そしてその傘下である銀行や証券会社などの功罪は重いのではないでしょうか。