11年05月25日
【38万円の「扶養控除」が廃止に!】
「控除から手当へ」という流れで、平成23年度から「扶養控除」が改正されました。従来は一般の扶養親族のうち16歳未満の人に対する扶養控除が1人当たり38万円ありましたが、今回の改正で廃止となりました。また、16歳から23歳未満の特定扶養親族については、扶養控除38万円に加えて25万円の控除がありました。
しかし、16歳から19歳未満においては、この上乗せ分の25万円が廃止となりました。なお、年齢はその年の12月31日現在の年齢で判定しますので、今年であれば平成23年12月31日現在の年齢ということになります。
例えば今回の改正により、サラリーマンの夫と専業主婦の妻、子どもは中学生(14歳)と高校生(17歳)という4人家族の場合ではどのくらい控除が無くなるかを計算してみましょう。まず、中学生の子どもの扶養控除38万円、さらには高校生の子どもの上乗せ分の控除25万円、合計で63万円の控除が無くなります。「控除」が無くなり、所得税などが増える代わりに「子ども手当」が支給されるため、「控除から手当へ」という図式になります。しかし、今の日本は新たなスタートに向けて多額の予算が必要となるため、これからいろいろと考えなくてはならないのが現状です。そのため、今後の「扶養控除」の動きについても目が離せません。
しかし、16歳から19歳未満においては、この上乗せ分の25万円が廃止となりました。なお、年齢はその年の12月31日現在の年齢で判定しますので、今年であれば平成23年12月31日現在の年齢ということになります。
例えば今回の改正により、サラリーマンの夫と専業主婦の妻、子どもは中学生(14歳)と高校生(17歳)という4人家族の場合ではどのくらい控除が無くなるかを計算してみましょう。まず、中学生の子どもの扶養控除38万円、さらには高校生の子どもの上乗せ分の控除25万円、合計で63万円の控除が無くなります。「控除」が無くなり、所得税などが増える代わりに「子ども手当」が支給されるため、「控除から手当へ」という図式になります。しかし、今の日本は新たなスタートに向けて多額の予算が必要となるため、これからいろいろと考えなくてはならないのが現状です。そのため、今後の「扶養控除」の動きについても目が離せません。
11年05月18日
太陽が輝く限り希望もまた輝く
ドイツの思想家であるフリードリヒ・フォン・シラーの言葉。どんな苦しい事があろうと懸命に生きてさえいれば、必ずあなたの思いは成し遂げられる。希望を!
11年05月11日
可処分所得(かしょぶんしょとく)
労働の対価として得た給与やボーナスなどの個人所得から、社会保険料や税金などの支払い義務のある経費を差し引いた手取りの所得のこと。個人の購買力を測るひとつの目安とされる。ここから消費支出(住居光熱費、食費、レジャー費、教育費など)を差し引いたものが「貯蓄」となる。言い換えれば、消費支出と貯蓄の合計が可処分所得である。このうち消費支出額が占める比率を消費性向、貯蓄額が占める比率を貯蓄性向という。
11年05月04日
詩集『くじけないで』
詩を書きはじめたのは90歳を過ぎてからという柴田トヨさん。100歳間近で出版された処女詩集が『くじけないで』です。読んだ多くの人に感動を与えるのは、「100年の人生」が言葉に宿っているからでしょう。