東京で飲食業のお客様を応援する税理士ブログ

11月17日西麻布でお店のレセプションが開かれます。
店舗コンセプトは、「西麻布で・・・」だそうです。
ご案内のハガキですと、・・・時代遅れのコンセプトです。大きく、ハズレテイル感じです。
オープン前から、やらなくても「分かる」気がしました。飲食業は、誰でも出来るような簡単な職業ではない。と思いました。

先週の水、木、金の３日間お客様が税務調査を受けました。私も調査に３日間立会いました。
初日の１時間位は、社長から会社概要、組織図提出、収益の源泉は何？の質問から始まりました。
午後から、翌期首における売上請求書確認で、前期末の売掛金計上の確認。
２日目は、仕入れ確認、在庫確認、関係会社取引額確認、契約書ファイル全部確認。
３日目は、年末調整確認、中途退職者の反面資料作成、３年分総勘定元帳経費確認で終了。
税務調査の資料は、ほとんど会計事務所の月次段階で、資料コピーや、経費処理確認を済ませています。
税務署が、要求する資料は、事務所のファイリングに入ってますが、それを提示せず会社の原本を提示、コピーします。我々会計事務所が、あれも、これも、提示では、会社の「税務調査教育」にも良くありません。
３日間緊張しながら、退屈な時間を過ごしてしまいました。皆さんも、調査の時「退屈」なんでしょうか？
特に、何も指摘が有りませんでした。
きちんと何時も仕事していますから、安心、安心。

下北沢のお店で、１１月１１日２０周年記念の会が開かれました。私の飲食店お客様第１号のお店です。
　今年７月に社長が病気で倒れ、お店が休業状態でした。今月で、２０周年を迎えます。昨年私の早とちりでお祝いのお酒をお持ちしました。その時は、１９年１ヶ月でした。後々気がつき「１年早かったですね、」で大笑いしたのを覚えてます。しかし今年・・・
　先日お葉書きで、治療の長期化が予測される為２０周年記念＆お別れ会の案内状を頂きました。
私の事務所は今年で１９年です。
出来ないかな？と思っていた「２０周年記念」です。
当日は、多くのお客様がお見えになりました。
社長も、自宅から車椅子に乗りやって来ました。
店内に入ると、一堂拍手でお出迎え致しました。
幻の２０周年記念会が、開かれました。
社長の目には、涙が・・・。楽の社長もお見えになりました。
盛大な、２０周年＆お別れの会でした。
時間を掛け良くなったら、又お店を開いて３０周年をめざしましょう！と言い残してお別れしてきました。

今日は、午前中アパレルの会社で決算をマトメていました。仕事が終わり、社長と雑談をしていた時、顧客がある有名な会社に買収された、とお聞きしました。
　買収された会社は、○○億円で買われたそうです。
税金は、半分くらい支払わされるのか？聞かれ未上場会社の株式譲渡税は、２０％とお伝え致しました。
ずいぶんお金が残るんだねー！と感心していました。
この話から、会社双六を考えてみました。
?会社を上場して、オーナーとして巨額のお金を得る。
?自分の年齢を考慮して、Ｍ＆Ａで会社を他人に買って　もらう。
上記は、一応会社双六では、「上り」だと思います。
?上記以外では、会社を「終生飯の道具」として使う。
　この人は、会社双六では、「上がれません」
上がらなくても、サイコロを振り続けます。
どこを終着点とするかで、目標は十人十色です。

では、「人生双六」はどうでしょうか？
「上がり」は、昇天になりそうです・・・

昨年１２月長野県から中央高速バスに乗り、開業相談に来た人と新宿でお会い致しました。
その当時は、上場企業のサラリーマンでした。
　平成１８年２月に会社を退職し、飲食業のオーナーを目指しました。当事務所のマーケティングレポートをお読み頂き、自分も料理教室や、居酒屋さんでアルバイトをして短期間に腕を上げました。
　今月１４日、店舗開業のご案内状を頂きました。
お店の名前は、「わしょく亭、宮（ぐう）」です。
場所は、長野県の地方都市です。５２歳から、第二の人生が始まりました。心より成功を願います。
　私たちの仕事は、人の人生に重要な影響を及ぼす職域だとも痛感致してます。
　税理士って軽んじられていますが、実際やっている方は、重たい感じです。