09年03月23日

一日が早い

今日は以前、設計をした建築主から、知り合いの建築相談にのって
欲しいと頼まれていて、やっとお互いの時間の調整がついたので、
朝から現地へと行きました。

色々なお話を伺ったのですが、今回の計画は法律的には特殊建築物
になるのですが、東京都には建築基準法に付加して東京都建築安全
条例と言う法律が有り、その条例がネックになって、計画が進むか
否かは微妙な気配・・・。

20090323_01.jpg

相談が済んでから、時計を見れば3時過ぎ。
事務所を出る前に、現在工事進行中の「開感な家」の現場に行く予
定にしていて、行こうとした時にタイミングが良いというか、何と
言うか、現場から電話が来て、納まりを相談したいとの事。

そんな事で現場にて納まりの話をして、現場をチェックして、施工
上の事で気が付いた事を伝えて、事務所に戻ってきました。
今回の現場チェックは工程表には出てこない現場訪問ですが、私の
事務所ではこの様な事は良くある事で、又、必要な事だとも思って
いるのです。

それにしても、最近は一日の終るのが何となく早いような気がする
週明けの一日でした。
09年03月23日 | Category: 雑感
Posted by: shimasekkei
09年03月19日

TVCC火災亡備緑

2月9日の中国中央電視台の北側ビルの火災のニュースは大変な驚
きで、火事の恐ろしさを改めて知らされた訳ですが、
建築に携わっている人間の関心事と言えば、あのレム・コールハー
スのビルが火事になったのかと、

しかし、世の中の関心事は元宵節の爆竹の禁止や、いかにと言う事
のようで建築界とは別な所に興味があるようです。私としては、
この火事から少し時間が経ったい現在、落ち着いたところで火災に
ついての事を防備緑として置こうと言う事です。

建築に携わる者としては、改修工事になるのか、建替え工事になる
のか、今後の再建が気になるのですが、何しろこの建物の構造は
RC造なので、建替え工事になると、解体工事だけでも大変だろう
と想像するのですが、この火災は高層建築の未知の部分を曝け出し
た大きな事故になってしまいました。

北京・官邸趣聞博客(ぺきん・かんていこねたぶろぐ)
http://fukushimak.iza.ne.jp/blog/entry/907510/

中国・北京市で建設中の高層ビル「TVCC」が全焼、設計はOMA
http://kenplatz.nikkeibp.co.jp/article/building/news/20090210/530342/

全焼のTV局ビル、設計者は大女優マギー・チャンのドイツ人恋人―北京市
http://www.recordchina.co.jp/group/g28450.html


OMA(Office for Metropolitan Architecture)とは1975年に
レム・コールハース、エリア&ゾエ・ゼンゲリス、
マデロン・フリーセンドルフらによって設立された建築設計事務所
の事を言います。


CCTV中国中央テレビの火災現場 A
http://www.youtube.com/watch?v=ajKnndOWSlo&eurl=http://uapnews.com/

Beijing Mandarin Oriental Hotel CCTV Building Fire 2009.02.09
http://www.youtube.com/watch?v=mBtIinwSD6Q&feature=related

【お知らせ】CCTV火災から一夜明けて・・・ブログ公開
http://koma.cocolog-nifty.com/emmy/2009/02/cctv-b788.html

CCTV Completed
http://www.flickr.com/photos/chaspope/2727300460/

CCTV Fire
http://www.flickr.com/photos/fuzheado/sets/72157613554656534/

TVCC after the Flames | Beijing
http://movingcities.org/movingmemos/tvcc-after-the-flames-beijing/


09年03月19日 | Category: 雑感
Posted by: shimasekkei
09年02月27日

現場重視

今朝の世田谷は久しぶりに雪が降っていて結構寒い朝と成りました。
昔からの言い伝えで三寒四温とはよく言った物で、寒さ暖かさが交
互に成りながら少しずつ春になって行くのを感じます。

20090227_01.jpg

しかし、工事の日程は天気に左右されますので、そう、呑気な感じ
では居られ無いのが現実という物です。

現実といえば、東大大学院の教授でもある建築家の難波和彦氏のブ
ログ「青本往来記」の2009年2月25日(水)の記事がディベロッパー
の現実の様子が少し伺える物でした。

その記事の内容はそちらのブログで読んでいただくとして、以前
デベロッパーとのお付き合いが有った私としては、そうなんだんよ
なぁ、と、難波氏の気持が良く判る記事でした。

とかく組織で物を進めようとすると現場からの距離が遠くなる様で
何でも図面に書き込まないと気がすまないようで、現場で指示した
方が確実で効率的な事まで図面に書き込む事を要求されますが、
折角描いたそのような図面に限って、肝心な所を見落とされるのを
知っている私としては、やはり、現場重視で行きたいと日々思って
いる訳です。

09年02月27日 | Category: 雑感
Posted by: shimasekkei
09年02月17日

女性の職場

2018年度までに女性社員を全体の1割に、フジタが数値目標を設定
と言う記事を見て思い出した事が有りました。

世田谷の二子玉川に住宅展示場が有る時の1986年に2X4住宅
普及のためデモンストレーションとして木造3階建てのアメリカ規
格の2X4住宅「サミットハウス」と言う建物が建てられたのです
が、その時に聞いた話で、アメリカでは建設現場には必ず女性が
1割居なくてはいけない規則があると言う事でした。

確かにその現場には女性のフレーマー(2X4住宅で壁や床を作る
大工の事をフレーマーと言います。)が何人か居て男性と同じよう
に材料を運びながら(22ミリ4x8の石膏ボードを3枚持ってい
た。)作業をしていたのです。

その当時から女性の仕事を保証していた国と今でも未だ職場の確保
が出来ていない国との考え方の違いを感じます。

09年02月17日 | Category: 雑感
Posted by: shimasekkei
09年01月23日

弥生式

文京区の弥生町の言問通り添いに「弥生式土器発掘ゆかりの地」と
言う石碑が有ります。

20090123_01.jpg

明治17年に、此処の貝塚から土器が発見されその当時の町名が
”向ケ丘弥生町”で有った為この町名を取ってこの土器を弥生式土
器と付けられたそうです。
石碑を見て、あ〜ぁそうなんだ。と思って見ても良いし、何故?
ゆかりの地なんだと思って調べてみるのも悪くない。と言う所です
が、建築をやっている者としては別の思いが頭をよぎる訳です。

弥生と言えば縄文と言われるほどに密接に覚えているのですが、
建築で言えば1950代に近代建築の中の日本の伝統の位置付けの
「伝統論争」と言う事が有り縄文なる白井晟一と弥生なる丹下健三
という事で争われた事が有名です。

根津から弥生坂を上がって行く途中の石碑でそんな事を思い出しま
した。
09年01月23日 | Category: 雑感
Posted by: shimasekkei
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