09年02月10日

水平レーザー

開感な家の基礎工事が今日から始まる予定で、昨日までの予報で天
気がどうなるのかと心配していたのですが、朝になれば、そんな心
配が必要なかった快晴の空で良いほうに当てにならない天気予報で
した。

そんな訳で早速現場に赴いて地盤の高さや建物配置のチェックをし
て、問題が無いので作業の続行を承認したのでした。

20090210_01.jpg

最近は水盛りと言って水平線を出す作業もご覧のようなレーザー光
線を出す水平機を使うので、水平線が一人でも出せるようになり
現場の作業効率も格段に上がって来ていて、あれよあれよと言う間
に水糸が張られる程の作業ペースです。

20090210_02.jpg

これで昔より精度が高いのですから、この水平レーザー機は優れ物
です。
09年02月10日 | Category: 工事
Posted by: shimasekkei
09年02月09日

神社の様式

先日、現場の帰り道に神社が有ったので、どんな神社なのかと寄り
道をして写真に収めて、神社建築について調べたのですが、興味深
い事が幾つかありました。

その1つがこの懸魚。以前このブログでも懸魚の事を書きましたが
此処の懸魚は彫り物で出来ているタイプなので結構珍しい様です。

20060209_02.jpg

もう1つがこの神社の建築様式で日吉造り(ひえつくり)この造り
は大津市の日吉大社(ひえたいしゃ)の本殿の造り方から来ている
造り方ですが、この神社の大本の神社は日吉大社ではないとの事。

20060209_01.jpg

同じ神様を拝するのに様式が違っても良いのだろうかと、疑問が出
てきてしまい、止め処が無くなりそうなので、適当な所で調べるの
を止めた所です。

町の小さな神社でも結構面白い発見がある物です。


09年02月09日 | Category: 設計
Posted by: shimasekkei
09年02月07日

光触媒

新築やリフォームをして便器を新しくした住まい手から、今度の便
器は汚れが付かないね。という言葉を良く聞きます。

これは便器に光触媒を使用しているのが原因で起きる作用なので、
便器の選択の時に話をしているのですが、やはり実際に使用しない
と実感できていないのかも知れません。

光触媒の原理については「光触媒工業会の光触媒入門」をご覧にな
ると判ると思いますので、此処では省きますが、光触媒として使わ
れているのは酸化チタンという物質で、これには防曇、防汚、ガス
分解、抗菌、水浄化などの効果があるので、住宅に使われる物とし
て便器やタイルが主だった物ですが、窓ガラスの外側に塗って、汚
れが付き難くするという製品も有ります。

結構注目の光触媒ですが、新たな光触媒で酸化タングステンに銅イ
オンをプラスした物を新エネルギー・産業技術総合開発機構が開発
したとケンプラッツに発表されていました。

この触媒にはシックハウス対策の効果を期待されていて、その実験
が開始されたそうなので近い将来に製品化されるのかも知れません。
このような製品が開発されると、現在行われているシックハウス対
策も変わってくる可能性は有りますね。






09年02月07日 | Category: 設計
Posted by: shimasekkei
09年02月06日

初午

暦を見ると今日は初午と言う事なので、ここ世田谷ではどのような
風習が有ったのかを知りたくて、昼休みを利用して、ちょっと民家
園へ行きました。

20090206_01.jpg

世田谷で行われていたのは「小屋掛け」という物で、屋敷神として
稲荷を祀っている家では、初午が近づくと庭に丸太で骨組みを作り
周りを筵(むしろ)で囲って、中に囲炉裏を作り子供たちが太鼓を
叩いたり、甘酒や汁粉を作って遊んだそうで、昭和の始め頃まで行
われていたそうです。

全国で色々な風習が有りますが、段々と少なくなってきているのが
現状です。暦の上でのこのような行事は五穀豊穣を祈願する事から
始まっている事が多いため、土から離れてしまうと祈願の形も変わ
るので、仕方のない事では有りますね。
09年02月06日 | Category: 設計
Posted by: shimasekkei
09年02月05日

香図組

最近の住宅に和室が少なくなりましたので、それに伴って障子も少
なくなっています。日本の障子は組子と言われている、立て横の桟
の組み合わせが美しくデザインされている物が有りますが、そのよ
うなデザインを求められる事は滅多に有りません。

20090205_01.jpg

そのれなので、目に付いた時に写真に収めておく事にしていますが
その中の1つが今回の障子です。


20090205_02.jpg


この障子の組子の名前は「香図組」です。これは香道で源氏香と言
われる物が有り、その香を聞き分ける時に使う香図という物が有り
ますが、そこからこの名前が付けられたようです。

障子1つにも奥深い物を感じます。
09年02月05日 | Category: 設計
Posted by: shimasekkei
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