07年10月29日

床の遮音

床の衝撃音を下の階に伝えづらくする為の方法が幾つか有りますが、そ
の1つのに床材の下に衝撃吸収のゴム上の物を入れる事が有りますが気
を付けなければならないのが、幅木の選択です。住んでから物を置くと
床が少し下がり床と壁の間に隙間ができますので、その隙間が気になら
ないような幅木にしなければなりません。うっかりしてしまうと後で修
理をしなければいけなくなります。


07年10月29日 | Category: 設計
Posted by: shimasekkei
トイレに入った時に音を気にする人は結構います。特に女性に多いよう
です。そこで水を余計に流して音を混合させる技を使ったりする事もあ
るようですが、水のムダ使いになるのと最近の便器は節水型であまり音
がしなくなってきています。メーカーからは擬音がでる機械も出ていま
すが家庭での普及はどうなのでしょうか。音が気になるという建築主の
時には、私は壁を防音仕様にする事を提案します。実際に採用されての
使いごこちは大変良いと、喜ばれています。
07年10月27日 | Category: 設計
Posted by: shimasekkei
日本の多くの地域が湿潤な気候である事は知られていますが、建築では
この湿潤に対応するための1つとして床下の換気が図られています。
家の基礎部分に換気用の開口部が開けられているのを見た人は多いと思
います。

しかし最近新築される住宅はこの換気口をあまり見なくなったと思いま
せんか?

現在では木造軸組工法も従来の伝統的な工法から外断熱と言われる外壁
側を断熱する工法や最新技術が生かされた構造の物まで有り、見ただけ
では判らなくなってきています。換気口が無くても床下の換気が出来る
方法もその1つで、基礎と土台との間に硬質ゴムを挟んでその隙間に風
を通して換気をする方法です。

現在は様々な技術が有り、それらを設計者によって採用されますが、
建築主も設計者やハウスメーカーに全面的に任せないで、理解できるま
で説明を聞いておくと、自分が住まう家の事がより身近になると思いま
すが、如何ですか?



07年10月26日 | Category: 設計
Posted by: shimasekkei
07年10月25日

色を決める時

設計も進み、工事に入る段階になりますと様々な事を決めなくてはなら
なくなります。その中の1つに色を決定すると言う事が有りますが、そ
の時に感ずるのは、殆どの人が、普段街を見ているようで見ていないと
言う事です。

屋根の色を決めようとする時に、現在建っている家を参考にしたいとの
話で暫く時間を取りますが、その後の打ち合わせではあそこのお宅は
何色でこちらのお宅は何色だった。普段見ているようで見ていないと
皆さん一様に話されます。それだけ街が全体としてまとまっているとい
うことの証かも知れません。
それでも一軒一軒の家は個性がありますので、皆さん一度何かテーマを
決めて街を歩いて見ると意外な発見があるかも知れません。

07年10月25日 | Category: 設計
Posted by: shimasekkei
07年10月24日

液状化現象

地盤の液状化現象とは砂質の土が水を多く含んだ時、今まで砂の粒子と
粒子がぶつかり合って安定していた状態がぶつかり合っていた摩擦が水
に妨げられて振動する事によって粒子が移動する状態で、その土の上に
建っている建物が土の中に沈んで行ったりする危険な事です。

地震が起きるたびに最近は地盤の液状化現象が報道されますが、この現
象が初めて経験されたのが1964年に起きた「新潟地震」だったと記
憶しています。それ以前は地盤にひびが入るような事は有っても地盤自
体が液体のようになるとは考えられていなかったのです。ですから建物
を支える地中の杭には横から力が掛かり折れるとは考えられていません
でした。この新潟地震の時に4階建ての県営アパートが倒壊したり陸上
競技場が壊れたりして液状化現象が広く認知され、その後の建築の構造
計画の基本の見直しが図られた訳です。過去の経験が1つ1つ生かされ
て今が有る事に、人間は経験で進歩して行くのだなぁと、感じさせられ
ます。
07年10月24日 | Category: 設計
Posted by: shimasekkei
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