住宅の不動産案内などでよく見かける文字にロフト付きという物が有り
ます。このロフトですが法律で認められているのは収納などに使う事を
目的とした物に限られています。ですから天井高も1400?以下と言
う制限が有ります。(成人が真っ直ぐに立っていられない高さ。)しか
し一般的には此処を普通の部屋として利用できるような考えが有るよう
に思われます。耐震偽装事件で昨日、姉歯元建築士の判決が出ましたが
この事件を通して建物の安全性に付いて広く社会に知れ渡っている現在
でも、この小屋裏(ロフト)が有る事により強度の検討する事に付いて
認識されているとは言えないのではないでしょうか?そこに住む人が空
間の有効利用だけの考えでいると、自分の命を自分が軽んじる結果とな
るので良く考えて利用する事が大事であると思います。

07年08月26日 | Category: 設計
Posted by: shimasekkei
07年08月25日

空調は屋内配管

建築費全体を考える時、建築本体、空調設備、給排水外部接続、照明器
具、外構工事その他諸々の費用が掛かります。頭の中では判っているよ
うでもいざ計算をすると結構建築本体以外の金額が掛かるのが判ります
その時に予算から外される事が多いのが空調工事ですが、実際には付け
るのですが家電量販店などで買い求めて予算を圧縮する積もりになった
りします。しかしその場合外壁に穴を開けてそこに管を通して室外機と
接続する方法を取り、外壁にその管が露出するためそれをカバーしてい
るのを見かける事が有りますがあまり格好が良いとは言えません。
やはり、空調計画をちゃんとして屋内に配管をしたほうが良いと考えて
お話しますが、予算が有っての事なので全体のバランスを取りながら丁
寧に話を進めて行くと理解していただく事が多いです。予算の事は設計
する人と良く話を進める事が肝心です。


07年08月25日 | Category: 設計
Posted by: shimasekkei
07年08月24日

金物工法

木造軸組工法と言っても最近は様々な工法が出てきています。画像もそ
の1つの金物を使う工法です。以前紹介したホールダウン金物と言う物
が有りましたが、ホールダウン金物は従来の軸組工法を補強して耐力を
増す考え方ですが、画像の金物は柱を基礎に緊結する方法として考え出
された物で基礎に直接金物をボルトで止めて柱に溝が付けてあり、その
金物を挟むようにして地震などの揺れが起きた時に抜けない為に金属ピ
ンを打ち込んで止めるようにしてある物です。このような止め方も様々
な物が有ります。


07年08月24日 | Category: 設計
Posted by: shimasekkei
07年08月23日

家の中の車椅子

家の設計に対する希望の中でバリアフリー化は要望が多い物の1つです
が、バリアフリーに対して将来、車椅子が使用できるようにして欲しい
ということで廊下の幅を広くする事が求められる事が有ります。その時
にイメージされているのが外で使用しているような車椅子のようです。
外で使用する車椅子は自力走行するための物ですので広く作られている
ので家の中で使用するのは不向きです。最も車椅子での生活を自力で行
わないといけない人には車椅子を中心に考えた設計にしなければなりま
せんが、将来の予備としての考えであれば現在の家の廊下でも使える幅
の車椅子を選択肢に入れるのも1つの方法です。
07年08月23日 | Category: General
Posted by: shimasekkei
07年08月21日

建築条件付の土地

ここの所、土地に関する相談が多いのですが、その中で建築条件付の土
地に関しての質問で建築条件についてあまり理解されていない様なので
此処に書いておこうと思います。

まず建築条件付の土地と言うのは、その土地に不動産業者が定めた業者
によって建物を作る事を条件とした土地と言う事です。

その条件で多いのは建築工事を不動産業者と交わすという方法です。
この場合はあらかじめプランが出来ていて、このプランだと建築費を含
めての金額が提示されている事が殆どです。もう1つは参考プランとい
う形でプランが示され大体の金額を口頭で示される事になります。
この場合は指定の業者ということも有ります。仕様も決められている事
も多く、仕様を変えると金額が変わってくることになります。

プランに付いては全体が変わらない場合はある程度変える事ができる業
者もいるようですがそれでも部屋割りを変える程度だと考えておいた方
が良いです。業者以外は全て自由設計にしている事も有るようですがそ
の場合は建築費によって全体予算に変化が出てきます。

業者を指定されている場合は建築費の何パーセントかを不動産業者の利
益として計上されている事になります。何れの場合も建築条件付の土地
と言うのはあくまでも不動産売買が目的の物ですから建築は二の次とい
う考えが支配的であると認識しておいたほうが良いと言えます。
07年08月21日 | Category: General
Posted by: shimasekkei
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