07年07月28日

混乱は続く

建築基準法が改定されて確認申請が変わった事は以前に書きましたが
法律が改定されてから1ヶ月以上経ちますが民間確認審査機関では混乱
がまだ有ります。
木造3階建ての構造審査基準が示されていないとの理由で事実上審査の
拒否をされている事を行政庁はどのように考えているのか不思議です。
最初に法律ありきで進み後は状況を見ながら運用指針を出せば事足りる
との考えでしょうか?
とにもかくにもその混乱の被害を受けているのは建築主である事には変
わりが無い事は、建築の専門家でない方も知って置く事が大事だと思い
此処に書きました。とかく自分に関係が無い事は見過されがちな事であ
るし、無関心になっている事も事実です。そしていざ自分がその立場に
なった時に大騒ぎするのが世の常ですが、その時にはもう遅いのです。


国土交通省 「平成19年6月20日施行の改正建築基準法等について」

建築行政情報センター
07年07月28日 | Category: General
Posted by: shimasekkei
07年07月27日

神棚

一般では神棚を設えるところは鴨居より上の位置です。高い所ですね。
しかし神道のお宅ではこのようなところにはお祀りをしないようです。
以前設計をしたお宅では皆さんが仏壇を置くのと同じ高さで神棚を設計
しました。このような事はこちらで決められないので良くお話を伺いな
がら進めさて頂いています。

和暦では10月の事を神無月と言われていますが出雲の国では普段全国
に散らばっている神々が会議のために集まるために神在月(かみありつき)
と言われています。全国一律では無い事の表れでも有ります。

07年07月27日 | Category: General
Posted by: shimasekkei
07年07月26日

設計変更は慎重に

昨日は「小淵沢の家」の役所の完了検査の立会いで小淵沢へ行きました。
たいした事も無く、検査は無事終了となり、あとは施主の検査を行って
引渡しと成るわけです。
丁度良い機会でしたので検査官に疑問点を聞く事が出来て、今回の法改
正に伴う色々な事が見えてきた検査でも有りました。

多くの建築主は図面上では判断できないとか模型では細かい所まで理解
できないとの理由で工事が進んできて現場に来た時にここをこうしたい、
ああしたいなどと設計の変更を要求される事は良くあることでした。
従来は工事を進めた後、検査申請時に変更箇所を記述して検査を受けた
時に軽微な変更なのか計画変更申請を行わなければならないのかの判断
をして申請等を行う事が出来たのですが、今後はそのような事は処罰の
対象になるので行う事ができません。

変更の要望が出た時点で、役所に届け出て軽微な変更か計画変更かを判
断してもらった上で、届出や申請を行いそれらの事の済証が発行されて
からでないと工事に掛かる事が出来なくなるのです。
当然工事期間は延びることになりその分金額も上がる事になるので、余
程の事が無い限り変更はしないほうがよいと言えます。ですから、判ら
ない事ははっきりと判らないと設計者に告げて理解できるまで話をする
ようにしないと、後で余計な時間とお金が掛かってきますので気を付け
て下さい。
07年07月26日 | Category: 設計
Posted by: shimasekkei
07年07月24日

トップライト

光を取り入れるのには開口を設ける事になりますが壁を開けるより屋根
を空ける方が多くの光を取り入れる事が出来ます。

壁で取り入れるよりも3倍の量が入ります。
ですからあまり大きく開けなくても充分な明るさが確保できますが、
光が入るということは熱もそれだけ入る事に成るので遮熱対策も取って
置かないと部屋の温度が上がって大変です。

そこでブラインド機能が付いた物を採用しますが予算が許せば電動式に
したかったのですが、少し厳しかったので手動式に落ち着いた所です。
写真の輪を引っ張るとブラインドが動くシステムです。これで光を調整
して自分好みに出来ます。以外にも皆さん気が付いていないのが光が外
に漏れている事です。

外から光が入るということは中から外に光が出ている事でも有ります。
現在では高層の建物も多くなり上から覗かれる事も有りますので注意が
必要です。


07年07月24日 | Category: 設計
Posted by: shimasekkei
コンクリートの仕上がりを決めるのは品質に掛かっています。その品質
を確保するために現場で検査を行います。設計に定めた数値が確保され
ているのか確認をしてGOサインを出します。

この検査でダメな時はコンクリートミキサー車に工場に帰って貰います。
コンクリートに配合されている租骨材の寸法、スランプ、温度、塩化物
量、空気量などを調べます。

これらの事を行うのは後で報告書で示された時に問題点が判って是正処
置を取ろうとしても大変な時間と無駄が起きる事を防ぐ為でも有ります。
何よりもその時に対処する方が安全ですしね。




07年07月21日 | Category: 設計
Posted by: shimasekkei
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